山からの採集物でアート

里山から拾ってきたドングリといぶし銀のような光沢を放つヘクソカズラで作ったのはアチさんです。ドングリの顔の目鼻が不揃いなのはご愛嬌ということで見てやって下さいね。

熊本のルナ天文台に落ちていたクヌギで作ったもう一つの家族を出窓に置いていたら、翌々日白い毛をまとった虫がのそのそ這っているのに気づきました。「ぎゃあ！」と声をあげてあわてて外へ放り出したのですが、撮影すれば良かったと後悔したのは後の始末。ドングリの中に卵を産みつけるというハイイロチョッキリの幼虫だったかもしれないのに・・・。
良く見ると左から２つ目のクヌギに鼻を描いたような黒い穴、３つ目は目の横にほくろの様な黒い穴、右側端っこのクヌギには涙のような黒い穴が出来ていました。ここから這い出したのは間違いありません。本当に惜しいことをしてしまった・・・。

私は不器用なのでタンキリマメを上手に絡めてアートに飾り付けただけ。

日本ではタンキリマメと無粋な名前がついていますが、英名ではロザリー・ビーン（rossary bean）といわれて、この仲間のつやのあるきれいな黒、青、赤色などの種子はロザリオやネックレス，ブレスレットなどに用いられているそうです。