晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

祖母と孫ほどにも年が離れた友情 「万寿子さんの庭」

2009年11月19日 | 
京子20歳、杉田万寿子78歳、祖母と孫ほどにも年が離れた友情の物語。 右目の斜視にコンプレックスを持つ京子は引越ししてお隣に住む変わり者のおばあさん杉田万寿子に出あった。初対面で「おはようございます」と挨拶した彼女にいきなり「寄り目」と云った万寿子。京子が出勤する時、だいたい彼女は庭に居て花の手入れをしていた。 そんな本の帯に惹かれて知らない作家の本を手にしました。表紙はイマイチだけどタイトルに . . . 本文を読む