感じるままに、大野智語り

『魔王』で成瀬領に心を奪われ、嵐の大野くんに堕ちました。大野くんについて、あれこれと綴っていきます。

栗原一止

2010-03-28 11:30:45 | 大野くんに演じてほしい
マリオCM、50UPその2が捕れないです
新たに加わった、その3は二つとも録れたのにな…。


さて、久しぶりに「大野くんに演じてほしい」です。


『神様のカルテ』夏川草介

主人公の栗原一止は地方都市の民間総合病院に勤務する内科医。20代後半かな?
医学部卒業後、医局に入らず、病院に身を投じた変わり者。
話しかたは非常に古風。何故なら夏目漱石の『草枕』が学童期からの愛読書であるから。
例えば、「私は妻のある身だ。手などつけんでよろしい」とかね(笑)。
そう、妻はいるの。小柄で笑顔がとびきりキュートな、世界をまたにかける山岳カメラマン。

変わり者で身なりもかまわず、
看護士からは変人ドクターだと面白がられる医者だけど、
患者には真摯に向き合う人。

住んでる場所がこれまた変わっていて、元旅館。
元旅館だから、各部屋の扉はすべて襖。トイレ、風呂、キッチンは共用。
そんなとこで新婚生活(笑)。
ここの住人がまた変わり者揃いでおもしろいの。

絶対、映像化されると思うな~。もしかしてもう決まってる??

患者さんや、同僚や、元旅館の住人たちとのあれこれが描かれてるんだけど、
なんかね、この栗原先生が、すごく素敵なの。
変わってるんだけど、生きる上で大切なことは決しておろそかにしないの。
だからって確固とした生き方を貫いてるわけではなく、本人は悩みながら…なの。
淡々と描かれてるんだけど、ぽろぽろ泣けてくる。
登場人物がみんな素敵で、彼らとのやりとりもいいんだよね。

ここを大野くんならどんなふうに演じるだろうって思ったシーンはいくつかあって、
でも、書いちゃうと読む楽しみがなくなっちゃうから…。

一番、大野くんならって思ったのは、
最後のほうで、ある患者さんが亡くなって、栗原先生が慟哭するシーン。

ああ、大野くんで観てみたいな
連ドラというより、映画かな…。

そういえば、以前に書いた、あさのあつこさん『No.6』のネズミ役。
10代後半の設定だから無理かも…なんて書いてたけど、
怪物くんがあんなに異和感ないんだから、ありかも