感じるままに、大野智語り

『魔王』で成瀬領に心を奪われ、嵐の大野くんに堕ちました。大野くんについて、あれこれと綴っていきます。

「はーっ…」ってなる(追記あり)

2010-01-06 19:05:38 | 大野くんのことば
『オリスタ』2010年1月4、11日号

去年、最後に発売されたオリスタです。いまさらですが…
今日、オリスタのブログにこの取材のときの大野くん裏話が出てましたね。
35頁のソファーに座って二宮くんとアルバム見てる写真撮影時の話。
嵐のことを全く何も知らずに裏話を読む人がいたとしたら、
恋人同士のこと書いてるんだねと思うに違いない…(笑)。
なんというか…、とってもなごむし萌えるショットですな



さて、大野くんのソロインタビューですが……

年末年始のいろんな大野くんをきゃあきゃあ言いつつ楽しみましたけど、
ずっと心の片隅には、この言葉がひっかかってました。

「芝居は…ちょっと苦手っていうか、あんまり、その……(しどろもどろ)。
何て言うか、お芝居の仕事が入ると、「はーっ…」ってなる……(苦笑)。」

これを読んだとき、2つの気持ちがぶわーーって出てきた。
ひとつはね、私がものすごく熱望してる芝居の仕事、大野くんはそういう気持ちなんだなあって
悲しい気持ち。
もうひとつは、そういう気持ちでありながら、あれだけのクオリティの演技をしてくる大野くんの、
才能、センス、努力のすごさに驚く気持ち。

なんていう人なんだろう。
人にものすごく熱望させるほどの演技をしながら、そのモチベーションのなさ。
これが「あまりにも無自覚」ってことなのかしら。

隣の頁で相葉くんは「今後も舞台もドラマも機会があればやっていきたいですね」なんて言ってるから、
いいなあ、相葉くんのファンは…なんて思ったり、
新春の新聞なんかでも、
年男年女のタレントさんたちが仕事に対してとても前向きな向上心のあるコメントしてるじゃないですか、
それを読むたびに、ちょっと悲しくなったり……

でも結局は、不思議でたまらなくて、ますます惹かれてしまうという私ですけども。

分かってるんです、芝居の仕事がきたら、ちゃんとそれに向き合って、
必ず、またすばらしい演技を見せてくれることは。

同じインタビューで、ソロ活動について、
Mステにひとりで出たことを「あれほど寂しかったことはないね」と言ってるでしょ?
歌でのソロ活動も私が熱望してることで…
私が熱望してることは、大野くんにとっては、あまり嬉しいことじゃないんだなあ…って。

そこでまたちょっと落ち込んだり…。

あ~、なんかぐだぐだになってしまいました。

他にもね、「シンプルに生きたから09年は20点」とかね、
大野くんにとってシンプルに生きるって、どういう意味なのかな~って思ったり、
「ダンスは結局自己満足の世界だから」とかね、
アートについて「ずっと挑戦」って言ってるとことかね、
心にとまった言葉はあったんですけども、

「はーっ…」が心に刺さってしまいました

なんというか、仕事に対してこんなに後ろ向きな発言をする芸能人って他にいるのかな?
後ろ向き発言をしながらも、その仕事のクオリティの高さで人を惹き付けてやまない芸能人って他にいるのかな?

ほんとに不思議な人。


追記:

と、ここまで書いてアップしてお風呂に入ってぼーっと考えてたら、

そうか、クオリティの高い芝居をするからこその「はーっ…」なのかなって。
人物になりきって、その人の悲しみや苦しみも本当に体験しちゃうのが
しんどいのかなって。

ああ、でも大野くんがしんどいことを熱望する自分が悲しくなるのは変わらないけど。
でも、好きなのやめられないんだよなあ…。