235Y哲学日記

235Yが私的に語る、日々想うこと。

感じのいいバスの運転手さん&乗客の人

2006年07月05日 00時24分16秒 | 自己流哲学
先日、バスに乗っていたとき、ひとりの女性が運転手さんにこう聞いた。
「あのう、○○小学校に行きたいんですが、どのバス停で降りればいいですか?」と。

普通、バスの運転手さんは、タクシーの運転手さんのように、直接、目的地につけるわけではないので、個別の目的地を聞いても知らないことは十分ありえる。

ご多分にもれず、その運転手さんの回答も、こうだった。
「お客さん、すみません!次のバス停は、○○3丁目なんですが、そこに○○小学校があるかどうかは存知あげないんです。。もしかしたら、次の次のバス停の○○二丁目が近いかもしれません。」と。

そのお客さんも、「あー、そうですかー。じゃあ、いいです!!次で降りてみます。」とこれで会話が終わってもおかしくはなかった。

でも、その運転手さんは、ひと味違った。
信号待ちのときに、座席の方を向き、「どなたか○○小学校は、どちらのバス停が近いか、ご存知の方、いませんか?」と聞いてきた!!

私は、心の中で、「えらいっ!!」と思った。
親切に感動したのだ。
私は知らなかったから、手を横に振って、頭を下げて回答した。

そしたら、乗客のひとりの男性が、「○○小学校なら、次のバス停が近いです」と申し出られた!!

世の中、捨てたもんじゃない!!

最近、目を覆うような犯罪が新聞を埋め尽くす中、「困っている他人に親切にできる、バスの運転手さん&乗客の人もいるんだ」と、心が洗われた。

いい光景だったので、皆さんにご紹介。

ではまた。