古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

茨城県水戸 「35年来の大風」の検証

2013-03-15 15:59:00 | 天気
35年来の大風の項目について検証 


「正徳四年八月八日 暴風屋を倒し、樹を抜く。水戸領中、損耗数多、35年来の大風」
                「水戸紀年」・「探旧考証」・「享保日記」

上記の記事の中の「35年来の大風」について検証。

「年の特定」

1714年-34年=1680年

1680年前後のデータを調査する。

古天気学データベース(KTDB)で検証

延宝七年(1679年8月28日)七月二十二日 水戸藩 水戸領内大風雨。田58100余石損害。民家・堤防・橋梁頽破し、大木350本倒る。(厳有院59)

延宝七年(1679年9月29日)八月二十五日 水戸封内大風雨 厳有院殿御実紀

延宝八年(1680年)秋 水戸藩 暴風 不作
延宝八年(1680年9月27日~28日)閏八月五日~六日 江戸暴風雨大被害
延宝八年(1680年10月5日~6日)閏八月十三日~十四日 江戸で又暴風雨  

延宝七年と延宝八年の暴風雨と思われますが、今日は仕事が立て込んでいるため、

次回にもう少し詰めたい。



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