杉並区立図書館雇い止め解雇裁判

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特定秘密保護法の成立- 続報

2013年12月12日 | 日記
6日に成立した「特定秘密保護法」に対して、
専門領域を超えた学者有志でつくる「特定秘密保護法案に反対する学者の会」は7日、
同法の可決・成立に抗議する声明を発表しましたが、、ノーべル賞受賞者の益川敏英名古屋大特別教授も
声明に賛同する3182人の学者の一人として名を連ねていることは既に紹介しました。

 昨日の朝日新聞によると、
ノーべル賞受賞作家の大江健三郎さんは、10日、大阪市内で講演し、
「信教、思想・良心、宗教、表現、集会・結社の自由が危うくなっている」と、
特定秘密保護法によって、憲法上の権利が脅かされる危機感を訴えたとのことです。

 大江さんは、秘密法を「憲法を改正せずに日本の国家を変えようとしている」と位置づけ、
安部晋三首相が「一般の方が巻き込まれることはない」と説明した点を疑問視。

 「検挙することは実際にはないと言っているが、あと1年、2年たつうちに明らかに出てくると思う」
と指摘。

 その影響について、次のように述べました。

 「いじけてしまって何もしなくなる。真実や必要なことを言わなくなる人が日本の節目節目にでき、
日本全体が揺らぐことが起こる、と非常に暗い気持だ」

 そのうえで、
「あの法律(秘密法)ができたために人間が追い詰められていることを文学で表現する必要がある」
とも語りました。