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「特定秘密保護法案に反対する」映画人の呼びかけ-続報

2013年12月05日 | 日記
 11月29日の記事で
「特定秘密保護法案に反対する」映画人の呼びかけを紹介しました。

 その続報ですが、
昨日の朝日新聞によりますと、
高畑勲監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら5氏の呼びかけに、
大林宣彦監督、宮崎駿監督、是枝裕和監督、井筒和幸監督、俳優の吉永小百合さん、大竹しのぶさん、脚本家の山田太一さん、ジェームス三木さんら246人が賛同しました。

 12月3日に発足した「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」は、声明を発表し、
「心ならずも戦争に対する翼賛を押しつけられた映画界の先達の反省に立ち、日本映画界は戦後の歩みを開始しました」とした上で、
「『知る権利』を奪い、『表現の自由』を脅かすことになりかねないこの法案に、とても容認することはできません」と反対を表明しました。

 本日の朝日新聞によりますと、
呼びかけ人の一人である山田洋次監督は朝日新聞のインタビューに応じ、
「自分の意見を自由に言えない国は元気がなくなる」
「この国をいったいどんな国にしたいのですか、と安倍さんに本気でうかがいたい。
重苦しい、暗い国、政府の言うことをよく聞いて、文句もいわずに一所懸命働くおとなしい国民。まさかそんな国をイメージしているのではないでしょうね」
「沖縄まで占領されていながら、まだ日本は勝てる信じていた。戦争に負けている、ということは国家機密だった。ぼくの父親は技術者でアメリカに勝てるわけがないと思っていたが、敗戦まで家庭内では、一切そういう発言はしなかった。治安維持法は、庶民の家庭の中も支配していたのだろう」と、「特定秘密保護法案」に対する懸念を語りました