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羽田空港情報や日常のあれこれを綴ります

黄色いカレーは おいらの青春の味

2024-04-01 07:23:26 | B級グルメ

新潟でイヴェント出店していた友達を手伝いに行ってた娘がお土産で買って来てくれた 新潟駅バスセンターのカレー

今流行りの手間暇かけて複雑な旨味を出したカレーとは別物で
昭和40年 高度経済成長期にどこの町にでもあったカレースタンドの味なんだ

昔の川崎駅ビルにもカレースタンド「オオモリ」と言う名のカレー店があった
川崎京浜工業地帯で働く労働者のソウルフードで いまだに あの味を探していらっしゃる方が多いことに驚く
このブログの前の「34Leftで」で何度か取り上げたたら 60代を過ぎた皆さんからの反響に
驚いた記憶がある

今回もあの味に近づけるため
こんな魔法の食材を隠し味に入れてみやした

当時の想い出がよみがえる
食券を買い求めアクリルドアを開けると
簡素なテーブルにチェク模様のビニールのカバー
妙齢なウエイトレスさんが紙ナプキンに巻かれたスプーンをセットしてくれる
オープンキッチンの職人さんが銀食器の皿に
ご飯と千切りキャベツを盛り
ズンドウからレードルで黄色いカレーをかけ回す
毎朝 小麦粉をラードで炒め ニンニクに日本酒 隠し味に醤油そしてSBのカレー粉を混ぜていく
豚コマは軽く炒めて合わせる

お好みで軽薄な赤い福神漬けを散らす

一口 頬張れば淡いニンニクの香りに
トロッとした芳ばしい舌触りのカレーが広がる

するとオリーブ(女房殿)が
アタシはこっちのほうが好き!と

某大手キャリアのラウンジで出しているビーフカレーを頬張る
そりゃぁ そっちのほうがうまいっしょ

でも俺たちは忘れない
1960年代を駆け抜けていった やろうどもの味を

男達よ元気かい!
&ご馳走さんです😋






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4 コメント

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こんな記事を書かれたら (JET)
2024-04-05 23:41:34
登場するしかない私です。

60年代生まれなので、その時代は駆け抜けられていない青二才ですが、
オオモリカレーは、スルー出来ません。

なんなんでしょうね。
金に困ることがなくなって、
いろんな旨いものを食えるようになっても、
あの味を超える、まるで表彰されたかのような満足感に、
出会えることがなくなって、久しいです。

『34LEFT』でも、ずいぶん勉強させていただきました。

生意気に育った私が尊敬する、
数少ない先達の一人、シェフさん。

ダイエット中の家飲みに、このブログがあれば、
ツマミはいらないや、本当に。

お体に、お気をつけて、
これからも私を含めた風来坊たちの、
道しるべでい続けてください。
返信する
Unknown (2023_16right)
2024-04-06 06:45:57
JETさん
おはようさんです

どこの町にもあった
その土地だけにあった
その人だけの想い出の味

当時は ただ胃袋を満たしてくれる当たり前の味だったけんど
あの味が 俺たちに生きる意味を残してくれたのかも

そんなコト女房殿の前で言ったら
鼻で笑われてしまう。

ブログで勉強された?それこそ鼻で🤗

コメントありがとうございます

本日も御安全に🍀

しぇふ
返信する
なにをなにを (JET)
2024-04-07 03:37:31
しぇふさん、
あなたこそが、私の人生の目標です。

一途な想いと、それを突破してしまう力。
そして、その大切なものを、どんな困難がありながらも、守り切ってしまう。
それも長い間、自分の命さえも削りながら。

どれもすべて、私にはできないことでした。

幸せは、ただそこにあるものではない。
暴力的な向かい風を、乗り越えてこそあるもの。
ただ好き勝手に生きた軽薄な人生の、
その先にあるものでは、断じてない。
軽薄な人生を送ってきた私が、それを証明できます。

何より、その年齢で(失礼!)、
肉々しいハンバーガーと、
血糖値に最も敵対的なモンブランを、
あれだけ食せる奇跡。

今日も、安全な一日を、猫とともに送りました。
ありがとうございます。
返信する
Unknown (2023_16right)
2024-04-07 06:47:04
JETさん

人生の目標
一途な想い
命さえも?

穴があったら入りたい

当時は そんなこと考える余裕がなかった
分岐点に立つと 楽なほうを選び
また立つと楽なほうへ
邪な性格に もう一人の自分がため息を吐く
そんな生き方でしたよ

苦労は御足を払っても・・・
出し惜しみしちまったなぁ

本日も御安全に🍀
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