また、父の体調があやしくなってきた。
元々重度の糖尿病で、今年の春に結核と誤診され、とんでもない目にあった。
誤診だったからいいもんだよ。
また胸が痛いとか言いだしたから、本人は渋ったけど他家族で騒いでなんとか病院まで行かせた。
結果は週末に出る。
肺炎か結核らしいけど、結核ならまた隔離入院もあり得る。
そうなると、お金が大変なことになる。
まじで医療費破産とか有りうるし、姉も仕事を稼げるアルバイトとかにしたりとか……まあいろいろ。
春先の誤診からの強制入院で、本人も入院生活がえらく苦痛であると学んでいるはず。
なのに、退院から暫くは改めたものの、食生活は以前に戻っている。
毎日ラーメン。野菜?食うわけねえだろwwww状態。
始めは私達も口うるさく言っていたが、父がキレ気味になるし……で、もう最近は何も言えなかった。
そこでずっと怒ってばっかりだと、父は外食ですませてもっと酷いことになる。
そこでもバランスのかじ取りで、私達も諦めてしまっていた。
それでまた、結核疑惑が出ててんやわんやしている。
ものすごく難しいことを言っているわけじゃない。
ラーメンを食べるなと言っているわけじゃない。
脂っこいものを食べるなら、それなりに野菜を摂取するようにまず言っている。
これだけだよ。だけど、これもできないの。
本人も危惧しているようで、青汁を買ってきた。
味見で一口飲んでみたが、抹茶のような風味でなかなか美味しい。
しかし本人は「まっずい!!」と毛嫌いしている。それ以来飲んでいる姿は見ない。
食生活を省みよう。
野菜を食べない、脂っこいものを大量に短時間で摂取する、運動を全くしない、
ヘビースモーカー、調理して出されたもんに醤油だ塩だのかけて食べる。
こんなのは、身体じゃなくて心の病だ。
食べることを我慢できない、口に合わないものは一切食べない。だから身体が病む。
糖尿病と違って心の病は治せるけど、本人にその意思がないなら死ぬ病だ。
私も考えていたら病んできた……食事が喉通んねーーーーーー
太らないとと思って食べようとするんだけど、まず歯が悪くてなかなか食べられない(治療中)。
それに加えて、物を食べると父のように太って、不健康になってしまうんじゃないかと想像してしまう……。
一番いけないのは、太りたいと思って実際に体重が1キロ増えると、不安になって気持ちが重くなること。
まあ現代の女性に共通する病だけどネ。
ここで人間というか、ゆたかの本性です。
春先父が入院した時、少なからず死ねと思いました。
理由はお金です。
母が就活中の姉Bに月10万でいいから入れてくれとか言ったり、とにかく酷い空気でした。
皆少なからず気が病んでいる中でも、私は特に顕著だった。
誤診だと判り退院した父を見て、今度は安堵の心と以前にも増した父への愛情が湧いた。
家族でも喧嘩したら内心死ねだとか簡単に思う。
人間ってなんだろうね。
とりあえず、私も頑張るよ。
青汁も美味しく飲める方法さぐるし、私だけでも父に食生活を注意してみるし、散歩にも誘ってみよう。
頑張りすぎないように、とりあえず頑張るよ。