
平成23年10月6日~7日
著者 佐伯泰英
新潮文庫
【内容】今坂一族の卜師梅香林は、鳶沢一族に張り巡らされた闇祈祷を看破した六義園を拠点とした闇四神の結界は富沢町、さらに駿府鳶沢村をも包囲していた。幾重にも仕掛けられた柳沢吉保の百年の呪いに十代目総兵衛勝臣は敢然と立ち向かう。一方、闇祈祷の術者の一人李黒は、鳶沢一族と一心同体であるはずの影・本郷康秀の元に去ったという…。壮大な物語が動き始めた。渾身の第二巻。
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新しく十代目を迎えた鳶沢一族。六代目の風貌を持つといわれる十代目の初陣が待っていた。新しく今坂一族を加えた鳶沢一族には、やらねばならぬ使命があった。そして、その鳶沢一族に百年前からの呪いがかけられていたと言う。九代目もその呪いで殺されたことがわかってくる。百年の呪いは解けるのか。
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