🎥 アトミック・ブロンド
2017年製作
Atomic Blonde
上映日:2017年10月20日
製作国:アメリカ
上映時間:115分
ジャンル:サスペンス アクション
配給:KADOKAWA
≪解説 あらすじ≫
2017年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画である。、「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーや「デッドプール」続編の監督も務めるデビッド・リーチがメガホンをとった。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」など近年はアクション映画でも活躍の幅を広げているシャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じた主演作。本作はアンソニー・ジョンストン(英語版)とサム・ハートが2012年に発表したグラフィックノベル『The Coldest City』を原作としている。共演に「X-MEN」「ウォンテッド」のジェームズ・マカボイ、「キングスマン」「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のソフィア・ブテラ。
舞台は1989年、東西分裂が統合間近のドイツ。イギリス諜報部・MI6のエージェント・ロレーン(シャーリーズ・セロン)は指令を受けベルリンへと潜入していた。MI6に入り込んだ正体不明の二重スパイ・サッチェルが原因となり、MI6の同僚・ガスコイン(サム・ハーグレイブ)がKGBの暗殺者・バクティン(ヨハネス・ヨハンソン)に殺害され、西ドイツのスパイ機密情報リストが隠された腕時計を奪われたからだった。リストが世間に公表されれば国家間の政治的バランス関係に多大な影響を与えてしまうため、サッチェルの正体を追うと同時に何者かの手に渡ったリストを奪還する事がロレーンの任務だ。元々現地で活動していたMI6の同僚・デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)と合流し、協力して捜査にあたるよう支持を受けていたロレーンは、潜入早々にKGBの奇襲に合いながらも命からがらパーシヴァルと落ち合う。こうして東ドイツ・ベルリンに潜入したロレーンだったが、行く先々でKGBや地元警察に追われ、逃げ隠れる生活がしばらくの間続く事に。そんな中、腕時計を奪ったバクティンがKGBを裏切り、東ベルリンの闇市でリストを売りさばいて一儲けしようと企んでいる情報を仲間つてに掴むロレーン。残された時間が無い任務の中、ずっと自分の跡をつけていたフランス人の女性・デルフィーヌ(ソフィア・ブテラ)と出会う。デルフィーヌがどこかの国のスパイだとすぐに分かっていたロレーンは、相手の策に乗るフリをして近づき、格闘術で締め上げて目的を吐かせる。好奇心で始めた母国フランス所属のスパイ活動であったが、イギリスのスパイが次々と殺されている現実に不安になっていると告白するデルフィーヌ。ロレーンは怯え切っているデルフィーヌとキスをすると、肉体関係を持つのであった。ロレーンがデルフィーヌと一時の安らぎを堪能しているその頃、パーシヴァルは腕時計を奪ったKGBのスパイ・バクティンを殺害し、リストの入った腕時計を取り返していた。その時、リストの中身を確認したパーシヴァルは、そこに記されていたサッチェルの正体に驚愕する。その後、酒場で落ち合ったロレーンとパーシヴァル。ロレーンは仲間から知らされたバクティンの死を伝えるも、パーシヴァルはしらばくれて東ドイツ国家保安省職員、スパイグラス(エディ・マーサン)を西ドイツへと亡命させるという任務を持ちかけて来る。スパイグラスは盗まれたリストの内容を全て暗記しているため、西ドイツ国内で保護する必要があったのだった。スパイグラスが狙われれば情報漏洩の危険があると判断したロレーンは請け負う事に。民主化デモでごったがえすベルリンで作戦が決行された。民衆に紛れて東ドイツに脱出する計画だったが、計画はなぜかKGBにバレており、襲撃を受けたスパイグラスは負傷してしまう。手負いのスパイグラスを庇いながら追手と激しい戦闘を繰り広げるロレーンだが、辛くも逃げ切ったと思ったその時、乗っていた車ごと海へ突き落とされる。何とか脱出しようともがく2人だったが、傷を負っていたスパイグラスが車内で溺死してしまい、作戦は失敗に終わったのだった。襲撃のタイミングがあまりに良すぎるため、裏切っているのはパーシヴァルであると確信を持ったロレーン。デルフィーヌもパーシヴァルの裏の顔を察知し、ベルリンから逃げるようにロレーンに忠告してくる。パーシヴァルと繋がりのあったデルフィーヌの身を案じたロレーンは自宅へ向かうも、ベルを鳴らしても返事が無い。パーシヴァルが用済みになったデルフィーヌを殺害しようと襲いかかり、格闘中だった。ロレーンがパーシヴァルと入れ違いで室内へ入ると、そこには息絶えたデルフィーヌの姿があった。愛する人を殺され、怒りに打ち震えるロレーンはパーシヴァルを追いかける。ベルリンの壁崩壊という国家の大イベントに沸き立つ街をよそに、路地裏でパーシヴァルを銃殺し復讐を果たすと同時にリストを取り戻したのであった。ロレーンに撃ち殺される直前、KGBへ情報を流していた事、スパイグラスと共にロレーンを抹殺しようとしていた事を認めたパーシヴァル。そんな非道なパーシヴァルをMI6の裏切者の二重スパイ・サッチェルとして仕立て上げてMI6上層部に報告したロレーンなのだった。任務を終え、イギリスに帰国したロレーンはMI6本部で取り調べを受けていた。その場にはなぜかCIA幹部であるカーツフェルド(ジョン・グッドマン)も同席していて、ロレーンは怪訝な目つきで「クソ野郎」とつぶやく。尋問を受けているロレーンは、パーシヴァルが二重スパイ・サッチェルであり、今回の一連の事件の裏で糸を引いていた人物であり、リストの行方は不明という報告を行う。証拠も見せられたMI6の上役達は納得せざるを得なくなっていた。後日、ロレーンはフランス・パリでKGB幹部のブレモヴィッチ(ローランド・ムーラー)と接触していた。奪い返した腕時計を渡すフリをして近づき、事件に深くかかわったKGB関係者を抹殺するためだ。ブレモヴィッチ側もおそらく自分を殺そうとすると予測していたロレーンは、酒を冷やすための器に仕込んでいた拳銃を使って部下共々ブレモヴィッチを殺害してしまう。全てを片付けたロレーンは飛行場へと向かい、CIAの専用機に乗り込む。機内にはカーツフェルトの姿が。ロレーンが「帰りましょう」と告げると、MI6本部で自分へ言った「クソ野郎」は「本音だったのか?」とカーツフェルトが聞く。「本音に聞こえたでしょ」とロレーンは微笑むのであった。サッチェルの正体はロレーン自身であり、全てはロレーンの策略であり、彼女はCIAの人間だったのだ。

★★★☆☆
●女スパイものが続きます。スパイものですから、だましだまされ、それが見るものも引き込んで、何が何やら。
まあ最後に二重スパイは、私でした。みたいな。最後に笑うのは女性なんですね。まあ死んでしまうよりはいい
のですが。
2017年製作
Atomic Blonde
上映日:2017年10月20日
製作国:アメリカ
上映時間:115分
ジャンル:サスペンス アクション
配給:KADOKAWA
≪解説 あらすじ≫
2017年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画である。、「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーや「デッドプール」続編の監督も務めるデビッド・リーチがメガホンをとった。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」など近年はアクション映画でも活躍の幅を広げているシャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じた主演作。本作はアンソニー・ジョンストン(英語版)とサム・ハートが2012年に発表したグラフィックノベル『The Coldest City』を原作としている。共演に「X-MEN」「ウォンテッド」のジェームズ・マカボイ、「キングスマン」「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のソフィア・ブテラ。
舞台は1989年、東西分裂が統合間近のドイツ。イギリス諜報部・MI6のエージェント・ロレーン(シャーリーズ・セロン)は指令を受けベルリンへと潜入していた。MI6に入り込んだ正体不明の二重スパイ・サッチェルが原因となり、MI6の同僚・ガスコイン(サム・ハーグレイブ)がKGBの暗殺者・バクティン(ヨハネス・ヨハンソン)に殺害され、西ドイツのスパイ機密情報リストが隠された腕時計を奪われたからだった。リストが世間に公表されれば国家間の政治的バランス関係に多大な影響を与えてしまうため、サッチェルの正体を追うと同時に何者かの手に渡ったリストを奪還する事がロレーンの任務だ。元々現地で活動していたMI6の同僚・デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)と合流し、協力して捜査にあたるよう支持を受けていたロレーンは、潜入早々にKGBの奇襲に合いながらも命からがらパーシヴァルと落ち合う。こうして東ドイツ・ベルリンに潜入したロレーンだったが、行く先々でKGBや地元警察に追われ、逃げ隠れる生活がしばらくの間続く事に。そんな中、腕時計を奪ったバクティンがKGBを裏切り、東ベルリンの闇市でリストを売りさばいて一儲けしようと企んでいる情報を仲間つてに掴むロレーン。残された時間が無い任務の中、ずっと自分の跡をつけていたフランス人の女性・デルフィーヌ(ソフィア・ブテラ)と出会う。デルフィーヌがどこかの国のスパイだとすぐに分かっていたロレーンは、相手の策に乗るフリをして近づき、格闘術で締め上げて目的を吐かせる。好奇心で始めた母国フランス所属のスパイ活動であったが、イギリスのスパイが次々と殺されている現実に不安になっていると告白するデルフィーヌ。ロレーンは怯え切っているデルフィーヌとキスをすると、肉体関係を持つのであった。ロレーンがデルフィーヌと一時の安らぎを堪能しているその頃、パーシヴァルは腕時計を奪ったKGBのスパイ・バクティンを殺害し、リストの入った腕時計を取り返していた。その時、リストの中身を確認したパーシヴァルは、そこに記されていたサッチェルの正体に驚愕する。その後、酒場で落ち合ったロレーンとパーシヴァル。ロレーンは仲間から知らされたバクティンの死を伝えるも、パーシヴァルはしらばくれて東ドイツ国家保安省職員、スパイグラス(エディ・マーサン)を西ドイツへと亡命させるという任務を持ちかけて来る。スパイグラスは盗まれたリストの内容を全て暗記しているため、西ドイツ国内で保護する必要があったのだった。スパイグラスが狙われれば情報漏洩の危険があると判断したロレーンは請け負う事に。民主化デモでごったがえすベルリンで作戦が決行された。民衆に紛れて東ドイツに脱出する計画だったが、計画はなぜかKGBにバレており、襲撃を受けたスパイグラスは負傷してしまう。手負いのスパイグラスを庇いながら追手と激しい戦闘を繰り広げるロレーンだが、辛くも逃げ切ったと思ったその時、乗っていた車ごと海へ突き落とされる。何とか脱出しようともがく2人だったが、傷を負っていたスパイグラスが車内で溺死してしまい、作戦は失敗に終わったのだった。襲撃のタイミングがあまりに良すぎるため、裏切っているのはパーシヴァルであると確信を持ったロレーン。デルフィーヌもパーシヴァルの裏の顔を察知し、ベルリンから逃げるようにロレーンに忠告してくる。パーシヴァルと繋がりのあったデルフィーヌの身を案じたロレーンは自宅へ向かうも、ベルを鳴らしても返事が無い。パーシヴァルが用済みになったデルフィーヌを殺害しようと襲いかかり、格闘中だった。ロレーンがパーシヴァルと入れ違いで室内へ入ると、そこには息絶えたデルフィーヌの姿があった。愛する人を殺され、怒りに打ち震えるロレーンはパーシヴァルを追いかける。ベルリンの壁崩壊という国家の大イベントに沸き立つ街をよそに、路地裏でパーシヴァルを銃殺し復讐を果たすと同時にリストを取り戻したのであった。ロレーンに撃ち殺される直前、KGBへ情報を流していた事、スパイグラスと共にロレーンを抹殺しようとしていた事を認めたパーシヴァル。そんな非道なパーシヴァルをMI6の裏切者の二重スパイ・サッチェルとして仕立て上げてMI6上層部に報告したロレーンなのだった。任務を終え、イギリスに帰国したロレーンはMI6本部で取り調べを受けていた。その場にはなぜかCIA幹部であるカーツフェルド(ジョン・グッドマン)も同席していて、ロレーンは怪訝な目つきで「クソ野郎」とつぶやく。尋問を受けているロレーンは、パーシヴァルが二重スパイ・サッチェルであり、今回の一連の事件の裏で糸を引いていた人物であり、リストの行方は不明という報告を行う。証拠も見せられたMI6の上役達は納得せざるを得なくなっていた。後日、ロレーンはフランス・パリでKGB幹部のブレモヴィッチ(ローランド・ムーラー)と接触していた。奪い返した腕時計を渡すフリをして近づき、事件に深くかかわったKGB関係者を抹殺するためだ。ブレモヴィッチ側もおそらく自分を殺そうとすると予測していたロレーンは、酒を冷やすための器に仕込んでいた拳銃を使って部下共々ブレモヴィッチを殺害してしまう。全てを片付けたロレーンは飛行場へと向かい、CIAの専用機に乗り込む。機内にはカーツフェルトの姿が。ロレーンが「帰りましょう」と告げると、MI6本部で自分へ言った「クソ野郎」は「本音だったのか?」とカーツフェルトが聞く。「本音に聞こえたでしょ」とロレーンは微笑むのであった。サッチェルの正体はロレーン自身であり、全てはロレーンの策略であり、彼女はCIAの人間だったのだ。

★★★☆☆
●女スパイものが続きます。スパイものですから、だましだまされ、それが見るものも引き込んで、何が何やら。
まあ最後に二重スパイは、私でした。みたいな。最後に笑うのは女性なんですね。まあ死んでしまうよりはいい
のですが。