残暑がまだ続いていますが、秋の七草、ヒガンバナ、秋のバラ等が咲き、
秋の気配を感じます。
台風14号が接近中です。備えをおこたりなく、気をつけて過ごしましょう。
さて、16日に「ボラ連資質向上講座」の3回目を終了しましたので、
簡単に3回の講座の報告をします。
・1回目:不登校・・・講師:〈ぼちぼちの会〉小松 雅世氏
〈松平こどもサークル・かのこ〉
安藤さち子氏
「Sokkaの会」は、学校にいきづらい子の親が集って話す会。
月に1回(金) 10時~13時(いつ来ていつ帰ってもOK)
安心のできる場。感情を出していい。マイナスな気持ちや考えもOK。
みんなで話す。話したくなかったら話さなくてもいい。
学校や先生の批判の場にしない。
→続けていてわかったこと
専門家ではない同じ経験をした人同士で話すことで、回数を重ねて
お母さんが元気になっていく(専門家にならなくていい)
→親が「うちの子は大丈夫」と腹をくくったこどもは安心
→そのままを受けいれるあたたかい眼差しを持った大人が増えたら・・。
「松平こどもサークル・かのこ」で大事にしていることは、「お互いに
聴き合うということ。この自分で大丈夫と思えること。NO!という表現も
安心して言えること」です。事例を紹介しながら・・・。
「不登校=学校離れ 」と捉え、行かなくてもイキイキと自分らしく
学べることを提案。「学校に戻る」を目的にしないで、対等で安心できる
関係性を育む。・・等でした。
おふたりにたくさんの質問が寄せられました。
気になられる方はボラ連または会の方に直接、ご連絡下さい。
第1回の様子です
・第2回ヤングケアラー 講師:福祉総合相談課 石川美嘉氏
「ヤングケアラー」とは、法令上の定義はありませんが、一般に、本来
大人が担うと想定される家事の世話などを日常的に行っている子どもと
されています。
最近、時々耳にするヤングケアラー、愛知県がアンケートを取り、今年
3月に結果公表したものから実態について話されました。
背景には「晩産化・核家族 離婚」その他で、ケアする人の増加、ケアを
担う人の減少があります。ヤングケラーの6割以上が誰にも相談したことが
ないとのこと。これから、どんな仕組みを作っていくか、豊田市も検討中の由。
これからの課題です。
第2回の様子です
・第3回障がい者が「はたらく」ということ
講師:〈無門福祉会〉阪田延彦氏
〈(株)COPAIN〉大谷ひろ子氏
無門はS63年にスタート。理念は「すべての人が自由で対等に生き、平等に
権利が守られる社会の実現」です。これからの福祉ということで、農福連携を
実践。その動画を見ました。自然栽培に携わる障がい者の方々の生き生きした
姿が印象的でした。「農業の良さは、何かしら仕事がある事」と阪田氏。
〈COPAIN〉は会社設立10年目。コパンの目指す福祉は「福祉窓口の一元化
~乳児から高齢期~」です。就労系福祉サービスとしてA型事業所の実施、
児童の放課後等デイサービスなどを実施しています。早い時期からのサポート
の必要性を感じている由。
おふたりの話しから、「はたらく」ことが幸せにつながることを感じました。
連続講座の講師の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
第3回の様子です
🍏今後のボラ連事業のお知らせ🍏
●ボラ連 第2回交流サロン~我が家で安心!豊田の在宅療養
・日時:10月22日(土)10時~正午
・場所:福祉センター3階交流コーナー
・参加費:100円
・講師:豊田地域医療センター 在宅部門スタッフ
●ボラ連 第3回交流サロン~笑顔は自分でつくる~ココロの姿勢・カラダの姿勢~
・日時:10月22日(土)10時~正午
・場所:福祉センター 3階交流コーナー
・参加費:100円
・講師:鈴木佳代氏(笑いヨガティーチャー)
●賛同者全員集合~豊田市の未来像~
・日時:R5年2月4日(土)10時~正午
・場所:福祉センター 3階交流コーナー
・参加費:100円
・講師:辻 郁恵氏(豊田市役所 企画制作部 部長)
以上を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしています。
また、来年度(R5)の事業を企画中です。
何かご提案がある方はお早めにご連絡下さい。よろしくお願いします。
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