その昔、一大ブームを起こしたカルトドラマ「ツインピークス」。このドラマの冒頭で死んでしまう少女ローラ・パーマーの死体のモデルはこれから紹介するミイラからインスピレーション得たのでは??と言われてるのです。
NHK BS1の「BS世界のドキュメンタリー」という枠で放送された「パレルモのロザリア」(再放送が2月20日18時からあり。見逃した人は是非!番組は2009年ドイツの放送局の制作です)。ココに出てくるミイラがそれです。
イタリアのシチリア島パレルモのカプチン修道院で眠るミイラが「ロザリオ・ロンバルト」陸軍将軍のマリオ・ロンバルトを父として1918年に誕生。1920年12月肺炎のため死去した女の子なのです。このミイラ、本当に寝てるだけみたいなのです。
地下墳墓と訳されるカタコンベ。修道会と縁ある死者が葬られる際、特別なミイラ部屋に安置。無事ミイラ化に成功すれば、カタコンベで祀られ生者を守るとされていたらしい。
当時ミイラ化に最適な湿度だったカタコンベも今や湿度が80%。そりゃ素人にでもミイラにとってよくないのは分かる。ロザリアも顔に変色が出ていてピンチな状況に。
ロザリアは有名な剥製師であり、死体の防腐処理を手掛け、処理薬なども販売していたアルフレッド・サラフィアの手で見事なミイラになったのだ。
ロザリアのミイラ保存のため、サラフィアの子孫を探し当てる研究者。ほとんどの業者がヒ素などの劇薬を使用するなかでサラフィアはホルマリンなどを使用。いわゆるエンバーミング技術を駆使、しかも湿気から守るため密封度の高いガラスケースで死体を覆う徹底ぶり。おかげでロザリアは眠るようにそこにあるのだ。黒髪が金髪に見えるぐらいの変化しかないのだ。
これ以上の劣化を食い止めるべく、今ロザリアは特別なケースに入れられ窒素と65%の湿度に保たれた情況で眠り続けている。彼女を覆うガラスケースは遮光フィルム付きのものに変った。
ロザリアは棺ごとCTにかけられたのだが、棺は鉛張り。鉛があってもCTがかかるのにビックリした。死因も肺炎と確認された。こんな技術の進歩はいいですね。
怪奇愛好家は見て欲しい番組です。
NHK BS1の「BS世界のドキュメンタリー」という枠で放送された「パレルモのロザリア」(再放送が2月20日18時からあり。見逃した人は是非!番組は2009年ドイツの放送局の制作です)。ココに出てくるミイラがそれです。
イタリアのシチリア島パレルモのカプチン修道院で眠るミイラが「ロザリオ・ロンバルト」陸軍将軍のマリオ・ロンバルトを父として1918年に誕生。1920年12月肺炎のため死去した女の子なのです。このミイラ、本当に寝てるだけみたいなのです。
地下墳墓と訳されるカタコンベ。修道会と縁ある死者が葬られる際、特別なミイラ部屋に安置。無事ミイラ化に成功すれば、カタコンベで祀られ生者を守るとされていたらしい。
当時ミイラ化に最適な湿度だったカタコンベも今や湿度が80%。そりゃ素人にでもミイラにとってよくないのは分かる。ロザリアも顔に変色が出ていてピンチな状況に。
ロザリアは有名な剥製師であり、死体の防腐処理を手掛け、処理薬なども販売していたアルフレッド・サラフィアの手で見事なミイラになったのだ。
ロザリアのミイラ保存のため、サラフィアの子孫を探し当てる研究者。ほとんどの業者がヒ素などの劇薬を使用するなかでサラフィアはホルマリンなどを使用。いわゆるエンバーミング技術を駆使、しかも湿気から守るため密封度の高いガラスケースで死体を覆う徹底ぶり。おかげでロザリアは眠るようにそこにあるのだ。黒髪が金髪に見えるぐらいの変化しかないのだ。
これ以上の劣化を食い止めるべく、今ロザリアは特別なケースに入れられ窒素と65%の湿度に保たれた情況で眠り続けている。彼女を覆うガラスケースは遮光フィルム付きのものに変った。
ロザリアは棺ごとCTにかけられたのだが、棺は鉛張り。鉛があってもCTがかかるのにビックリした。死因も肺炎と確認された。こんな技術の進歩はいいですね。
怪奇愛好家は見て欲しい番組です。