さて、「ブレイキング・ニュース 大事件」について、いよいよ書き出したいなと思います。ブレイキング・ニュースとはニュース速報のことだそうです。
ジョニー・トーが語ってるようにこの作品はメディアと視聴者の関係がいかに危険に変わってきているのかを、トー独自の視点で描きだした作品ってところでしょうか。しかし、これがトー作品という事は、それだけじゃすまないわけでして、男の友情も厚く語られるわけです。そして、ラストの皮肉さもトー作品の特徴ですね。
ストーリーは中国本土からやってきた強盗団が強盗を決行しようとしてるところから。そして彼らが動き出すのを待ち構える特捜班(重案組)のチョン警部補率いるチーム。ここで部下ホイとしてホイ・シューハが登場。今回は本能のまま行動するチョンに振り回される定年間近の刑事です。「腹が減った!」と叫び、露天の焼き芋を食いだすチョン。あわててお金を払うホイは大変です。でもそのあとオナラ攻撃でチョンに咎められるのですが・・。
そして強盗団が動き始め、車をアパート前につけた瞬間、職務熱心な警官に見咎められます。そしてそれを「追い払え」といわれ、けんかを始める部下。本気でやってるぞとつっこみもはいる熱演振り。もう少しで成功するところが、警官が荷物を見つけてしまい、いきなり銃撃戦に。そりゃ当然特捜も撃ちます。
警官は可哀想に撃たれて死んでしまいます。普通に仕事しただけだよ。そして強盗団が銃を乱射しながら逃げ始めます。追う特捜。ホイさんも今回は走ってますよ。ところが偶然現場近くで別の事件が発生していて、その取材にカメラが入っていたのです。そこに強盗団が行ってしまい、特捜も追いかけます。ついでにTVクルーも。そして、またもや警邏中の警察官と強盗団が出くわし、無線連絡中に相棒を撃ち殺されたことにビビッた警官がお手上げをしてしまった姿をマスコミに流されてしまったのです。強盗団はどさくさにまぎれ、一人が負傷するものの逃走に成功。特捜は犯人を取り逃がします。
と、ここまでがワンカット。これがやはりすごいですね。しかもこれをワンテイクで撮ったあたりが、トー組の底力でしょうね。
のっけから人が死ぬわ、銃撃戦では弾が大量に飛交うわ、迫力があります。これが、リッチー・レン演じる強盗団のリーダーのユアンとチョン警部補の因縁の戦いの始まりです。
チョンは犯人逮捕にすべてをかけ、部下を巻き込み暴走し始めます。
ジョニー・トーが語ってるようにこの作品はメディアと視聴者の関係がいかに危険に変わってきているのかを、トー独自の視点で描きだした作品ってところでしょうか。しかし、これがトー作品という事は、それだけじゃすまないわけでして、男の友情も厚く語られるわけです。そして、ラストの皮肉さもトー作品の特徴ですね。
ストーリーは中国本土からやってきた強盗団が強盗を決行しようとしてるところから。そして彼らが動き出すのを待ち構える特捜班(重案組)のチョン警部補率いるチーム。ここで部下ホイとしてホイ・シューハが登場。今回は本能のまま行動するチョンに振り回される定年間近の刑事です。「腹が減った!」と叫び、露天の焼き芋を食いだすチョン。あわててお金を払うホイは大変です。でもそのあとオナラ攻撃でチョンに咎められるのですが・・。
そして強盗団が動き始め、車をアパート前につけた瞬間、職務熱心な警官に見咎められます。そしてそれを「追い払え」といわれ、けんかを始める部下。本気でやってるぞとつっこみもはいる熱演振り。もう少しで成功するところが、警官が荷物を見つけてしまい、いきなり銃撃戦に。そりゃ当然特捜も撃ちます。
警官は可哀想に撃たれて死んでしまいます。普通に仕事しただけだよ。そして強盗団が銃を乱射しながら逃げ始めます。追う特捜。ホイさんも今回は走ってますよ。ところが偶然現場近くで別の事件が発生していて、その取材にカメラが入っていたのです。そこに強盗団が行ってしまい、特捜も追いかけます。ついでにTVクルーも。そして、またもや警邏中の警察官と強盗団が出くわし、無線連絡中に相棒を撃ち殺されたことにビビッた警官がお手上げをしてしまった姿をマスコミに流されてしまったのです。強盗団はどさくさにまぎれ、一人が負傷するものの逃走に成功。特捜は犯人を取り逃がします。
と、ここまでがワンカット。これがやはりすごいですね。しかもこれをワンテイクで撮ったあたりが、トー組の底力でしょうね。
のっけから人が死ぬわ、銃撃戦では弾が大量に飛交うわ、迫力があります。これが、リッチー・レン演じる強盗団のリーダーのユアンとチョン警部補の因縁の戦いの始まりです。
チョンは犯人逮捕にすべてをかけ、部下を巻き込み暴走し始めます。