論理的思考が苦手な私なので、どこか間違えている気もしますが。
「攻方最短」ルールは不要である
…ってよく言うんですが。そんなことないですよね。
21玉に29香と打って、「玉方最長だ」と飛飛角角合。それを有効合にする見事な捨て駒乱舞。
あるいは、全駒状態で相手をいたぶるようにじわじわ攻める。
などなど。
「攻方の手順は唯一だから」という意見もありますが、攻方手順の絶対性は作意にしか保証されません(だから変別がある)。
論理的にも作意を一意にするためには攻方の手に制約が必要です。
私のイメージとしては次の順に成立していったと思うんです。
1.詰将棋の目的
作者が見せたい手順(作意)を解答者に伝える
2.作意についての約束=解答者が守るルール
攻方は王手を続け、玉方は王手から逃げる
玉方は最長手順で逃げる(同手数なら持ち駒が余らないように)
攻方は最短手数で詰める
上記により定まる手順を作意とする。
※例外:無駄合
3.作意を伝えるための約束=作者が守るルール
変化手順は全て作意手数以下で詰むようにする(反する=不詰または変長)
作意手順において、攻方は他の手順で詰ませられないようにする(反する=余詰)
※例外:以遠打
ここまでが原則。しかし詰将棋という表現上やむをえない状況があり、時に解答者・作者への救済措置を検討する。
4.作者に関する救済
軽微なものは許容…最終手余詰、打場所非限定、迂回手順、嫌がらせ不成など
作品の価値を損なわなければ許容されることがある…変長など
出題形式によっては許容されることもある…手余りなど
5.解答者に関する救済
許容される…余詰解答のみ、不詰に気付かない(作品の瑕疵は解答者に責任を負わせない)
程度により許容されることがある…作意を絞るのが難しい変別解、誤って迂回手順を答える
いかがでしょうか。綿貫規約(http://onkotisin.org/tume/tumetop.htm さまより)は自分のイメージと同じなので、今更蛇足かもしれませんが。
「攻方最短」ルールは不要である
…ってよく言うんですが。そんなことないですよね。
21玉に29香と打って、「玉方最長だ」と飛飛角角合。それを有効合にする見事な捨て駒乱舞。
あるいは、全駒状態で相手をいたぶるようにじわじわ攻める。
などなど。
「攻方の手順は唯一だから」という意見もありますが、攻方手順の絶対性は作意にしか保証されません(だから変別がある)。
論理的にも作意を一意にするためには攻方の手に制約が必要です。
私のイメージとしては次の順に成立していったと思うんです。
1.詰将棋の目的
作者が見せたい手順(作意)を解答者に伝える
2.作意についての約束=解答者が守るルール
攻方は王手を続け、玉方は王手から逃げる
玉方は最長手順で逃げる(同手数なら持ち駒が余らないように)
攻方は最短手数で詰める
上記により定まる手順を作意とする。
※例外:無駄合
3.作意を伝えるための約束=作者が守るルール
変化手順は全て作意手数以下で詰むようにする(反する=不詰または変長)
作意手順において、攻方は他の手順で詰ませられないようにする(反する=余詰)
※例外:以遠打
ここまでが原則。しかし詰将棋という表現上やむをえない状況があり、時に解答者・作者への救済措置を検討する。
4.作者に関する救済
軽微なものは許容…最終手余詰、打場所非限定、迂回手順、嫌がらせ不成など
作品の価値を損なわなければ許容されることがある…変長など
出題形式によっては許容されることもある…手余りなど
5.解答者に関する救済
許容される…余詰解答のみ、不詰に気付かない(作品の瑕疵は解答者に責任を負わせない)
程度により許容されることがある…作意を絞るのが難しい変別解、誤って迂回手順を答える
いかがでしょうか。綿貫規約(http://onkotisin.org/tume/tumetop.htm さまより)は自分のイメージと同じなので、今更蛇足かもしれませんが。