食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2016年02月02日
市販のハンバーグ弁当は鶏肉・豚肉に大豆カスを多く混ぜ込んだ挽き肉
https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/a2b09b1d4d071349e89ebde3bd6e0857
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デミグラスソースも家庭にはない様々な添加物・食品添加物の集まり
■コストが高い牛の挽き肉は使わず大量の大豆カスで誤魔化す
市販・コンビニ・弁当チェーンなどのハンバーグ弁当は、食品会社の差はあっても概ね食べないほうがよいですよ。
今号はハンバーグ肉・デミグラスソースそのものの不安、次号は添え物のスパゲティ・漬け物(福神漬)・キャベツの千切り、そして白いご飯の問題点など2回に渡りお伝え致します。
ハンバーグ弁当としましたが、安価な「市販の弁当全般」の説明と言ったほうがよいでしょう。
価格を抑えることから食材は悪く、それを補うため過剰な食品添加物が使われます。
考えてみれば、食品のカラクリシリーズで数々取り上げた問題食品の集大成が、市販の弁当と言っても過言ではありません。
自社で食材から全て揃えて調理する会社もありますが、普通はそれぞれの食品を別の食品会社から仕入れて、弁当箱に詰めるだけです。
そのため食材・調理の仕方が管理できず、結果的に質の悪い食材ばかりになってしまうのです。
メインの食肉はコストが高い牛肉は使わず、何と鶏と豚肉です。
牛肉の味や香りがするのは、牛の脂肪を混ぜるからです。
さらにコストを下げるため食肉を減らし、安い粒状大豆たんぱくで増量します。
簡単に言えば、脱脂大豆・大豆カスです。
大豆から抽出したたんぱく質を粒状にし、着色して食肉に混ぜるのです。
挽き肉は何割しか入ってなく、あるいは半分以上が大豆カスを食べさせられているのです。
安い餃子やそぼろ丼などの挽き肉も、同様なものです。
まともな食材は鶏・豚肉(どちらも中国産や外国産)・玉ねぎ・パン粉ぐらいなもので、残りは、本来、不要な、牛脂肪・粒状大豆たんぱく・大豆たんぱく・乳たんぱく、ビーフエキス・たんぱく加水分解物などで構成されます。
たんぱく加水分解物とは、植物や動物のたんぱく質を塩酸で分解した調味料です。
調味料もアミノ酸、pH調整剤、加工でん粉、リン酸塩、着色料などの添加物・食品添加物が大量に加えられます。
家庭で作れば、このようなものは入っていません。
しかし市販やコンビニのハンバーグを食べれば、極めて質の悪い食材、身体に悪い添加物を大量に摂ってしまうのです。
■デミグラスソースも家庭の台所にない添加物・食品添加物の集まり
次に「デミグラスソース」は、本当なら玉ねぎを炒めてブラウンソースを作り、トマトや赤ワインで煮込んで作るので手間が掛かります。
食品会社は面倒なので、手っ取り早くスープ会社から製品状態で仕入れます。
その成分が、ブドウ糖果糖液糖・砂糖・トマトペースト、食塩・小麦粉、アミノ酸液・野菜エキス・チキンエキス・たんぱく加水分解物・香辛料。
添加物は増粘多糖類(加工でんぷん・キサンタンガム)・調味料(アミノ酸等)・酸味料・カラメル色素です。
添加物・食品添加物の集まりです。
これもほとんどが、家庭の台所にないものです。
成分を列記すると、到底、デミグラスソースとは言えない代物です。
家でハンバーグを作る方なら分かりますが、ソースをハンバーグに掛けると、時間の経過とともに肉がソースを吸ったり皿に滴れてしまいます。
しかしコンビニ店の棚に置かれているハンバーグ弁当は、流れ出ていません。
店でチンしても、ソースが凝固したままなのはなぜでしょうか?
実はデミグラスソースの中に、ゲル(ゼリー状)を混ぜているからです。
若い方は、こんなものばかり食べていては身体に悪いですよ。
それが市販・コンビニなどのハンバーグ弁当(市販の弁当全般)なのです。
どうでしたか?
何だか、食べたくなくなるでしょう。
この程度で、驚いていてはいけません。
弁当の中には、まだまだ怪しい?ものが入っています。
次号では市販のハンバーグ弁当に付いている、スパゲティ・ポテトサラダ・福神漬、なぜか?いつまでもシャキシャキしているキャベツの千切り、白いご飯にも沢山添加物が入っている等の説明を致します。
ハンバーグ弁当の酷さをお伝えしたく、必ず今号と次号をセットでお読み頂きたいと存じます。
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