NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs ジャズ3

2013年03月14日 | Thunder 2012-13シーズン
前回スパーズに敗れたサンダーはホームに戻り目下プレーオフ進出ラインギリギリで争っているジャズと対戦。
しかし、ジャズには前回の試合で敗戦しており、インサイドの弱いサンダーにとっては苦手としている相手でもあったのです。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

そんな中、サンダーはいきなりウェストブルックがブロックをかまし逆速攻で先制点をあげる中々の立ち上がりとなりました。
しかし、案の定熾烈なプレーオフ争い真っ最中でもう1回も負けられないジャズに気迫に押し負けすぐさま0-10のランをかけられてしまったのです。
それでも2連敗するわけにはいかないサンダー。
ホームのファンの大声援を背中に受け、すぐさまスコアを同点に戻すとそこから17-7のランで第1クォーターを終了。
最後の最後にブザービーター3Pをきめられてしまいましたが、ジャズを19点に抑える好守もみせたのです。
スコア 29-19

すると第2クォーター、当然セカンドユニットで臨んだわけですが、この内容が凄いことに。
サンダーは引き続き着実に得点をあげていったのですが、一方でジャズの得点を完全にシャットアウトしていたのです。
残り7分49秒に得点を許して以降、クォーター終了まで1点も許さず、このクォータージャズを9得点に抑えたのでした。
サンダーもかなりミスが多く21得点しかあげられなかったのですが、前半を終了してスコアは50-28、早くも20点のリードをサンダーは握りました。

第3クォーター、前半不調だったデュラントが積極的に攻め最初の7得点を全て彼だけで奪います。
更にそれに続きウェストブルックもバスケットカウントで応戦すると、残り6:12デュラントがジャンパーを沈めとうとう点差は30点以上開きました。
その後フレグラントファールやテクニカルが飛び交う小競り合いの勃発もあった為、多少点差を縮められてしまったものの結局このクォーターを終了して79-56と十分なリードを保ったのです。

そして第4クォーター、既にデュラントとウェストブルックをベンチに下げたサンダーは当然のセカンドユニット。
一時17点までスコアを縮められたものの、コリソン、フィッシャーと言ったベテランの活躍もあり、5分を切ったところで完全なガベージタイムとなりました。

○サンダー110-87ジャズ●
ハイライト

この試合サンダーは結構な圧勝を収めていますが、裏ではチームとしてシーズンワーストとなる25回ものターンオーバーを犯してしまっています。
それでも勝てたのはやけに機能していたディフェンスとジャズも一緒にミスをしてくれていたからにすぎません。
勝ちは勝ちでもそこまで胸を張って誇れる勝ちではないわけですね。
それがまた主力にミスが多く出ており、非常に不安な内容ともなっています。
では個人成績。

ケビン・デュラント

28分の出場で28得点10リバウンド2ブロックを記録。
最終的に得点こそ平均値まで伸ばしていますが、試合の出だしは最悪でした。
自ら得点を取りに行くシーンはあったのですが、シュートは入らないわファールはもらえないわで凄い勢いでフラストレーションが溜まっていったのです。
第1クォーターの最後、意地でバスケットカウントを奪ってみせましたが、あれがなかったら今頃今シーズン14回目のテクニカルがコールされていたかもしれません。
後半は徐々にプレースタイルが戻っていきましたが、結局ターンオーバーはシーズンワーストの8回で、チームのターンオーバー数を増やしてしまっています。
28分の出場にとどまっていますが、いつも通り出場していたら2桁のターンオーバーを記録していたかもしれません。



ラッセル・ウェストブルック

28分の出場で19得点7リバウンド9アシストを記録。
彼もまた5ターンオーバーと出場時間に見合っていないミスの数々を犯しています。
加えてこの試合ではテクニカルまでコールされてしまっているのです。
しかし、その内容というものが結局デュラントへのフレグラントファールをコールされたキャロルに対して強く詰め寄った為でして、チームメイトを思ったからこその行動だったわけです。
結果、デュラントはここから調子を取り戻していき、ウェストブルックに感謝していましたしね。
内容はともかくとして彼らしい純粋さが観られた試合でした。



ケビン・マーティン

22分の出場で15得点を記録。
3Pは1-4とやや不調気味でしたが、FGは5-10で沈め最終的には中々のでき。
ただ、活躍してもらったなんですがこういったリードが確定している時に活躍するのは割と簡単なのです。
言ってしまえば、マーティンでなくてもできますからね。
彼に期待したいのはリードを奪われている時で、なおかつデュラントやウェストブルックが押さえられた場面でのスコアリング。
もちろんこの試合の活躍は評価していますが、一方で総合的な評価は上記の部分と合わせてするのが妥当だと思います。
華麗なリバースレイアップ

その他
ジャクソン・・・ベンチから2桁得点。ミスも少なく良い試合運びもできていました。
イバカ・・・ブロックが記録上1回になっていますが、もっとしていませんでしたか?
フィッシャー・・・セカンドユニットの一員としてベテランらしく引っ張ってしました。
セフォローシャ・・・ディフェンスで貢献するも3Pをエアーボールにしてしまう場面も。
コリソン・・・ハッスルプレーとインサイド陣らしからぬ5アシストが光ります。
PJ3・・・ジャズ相手に結構ゴリゴリとポストアップしていたのが好印象です。
ブリュワー・・・短い出場時間でチップインに成功。
パーキンス・・・ジェファーソンをFG3-14に押さえる堅守を披露。
サビート・・・久しぶりに出場したと思ったら、テクニカルにフレグラントにテンディングにと変な部分で熱くなってしまい、肝心のプレー内容も散々。何をしたかったのかさっぱり分かりませんでした。


ということで、連敗阻止。
次はマジックと対戦しますが、個人的な事情によりその次のマブス戦までその日の内に観戦することができませんので、更新はその日以降となるでしょう。
ご了承ください。


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