NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs マジック、マブス4、ナゲッツ4

2013年03月20日 | Thunder 2012-13シーズン
諸事情でここのところ試合を観れていませんでしたので、今日までの3試合を一気に振り返ります。



まず、マジック戦。
今オフ選手からフロントまで大幅に変更のあったマジックですが、この対戦の時点では再建もあり18勝47敗と大きく成績が落ち込んでいました。
一方のサンダーはホーム戦。
サビートが背中の痛みを訴え欠場となっているものの、戦力的には全く問題なし。
勝って当然の試合だったと思います。

案の定試合はサンダーペースからスタート。
なぜかスタートメンバーよりもベンチメンバーの方が調子が良いという珍しい現象もあったのですが、第1クォーターを39-26とします。
すると第2クォーター、ベンチメンバーが今シーズン最大とも言えるスパークでスコアは一時57-30にまで開き、結局前半を39-26で終了。
誰もがこのままサンダーの圧勝で試合が終了する、そう思えるほどのリードだったのです。
しかし、第3クォーター終了時に95-84まで点差を詰められると、第4クォーターでは103-99と4点差まで追いつかれてしまいました。
尚も追い上げを図るマジックでしたが、そんな中サンダーで流れを変えるプレーを引き出したのがチーム1のイケメンセフォローシャだったのです。
イバカのブロックからノールックでロングパスを通すと、これを皮切りにサンダーは復活。
デュラントのバスケットカウント、ウェストブルックの3P等で再度点差を離すと、そのまま試合は終了となったのでした。

○サンダー117-104マジック●
ハイライト

上述の部分でもちょこっと書きましたが、サンダーはこの試合ベンチメンバーがとにかく好調でした。
マーティン、コリソン、フィッシャー、ジャクソン、PJ3がベンチから38点もの得点を奪ったのです。
その中でも僕が注目したいのが、PJ3
サビートに代わり出場したPJ3(そのサビート自身ここ最近出場の機会がめっきり減ったのですが)は、この試合でFG4-5で8得点5リバウンドという11分の出場時間を考えれば素晴らしい成績を残してみせたのです。
ワンハンドスラムあり、ポストからの華麗なフックもあり、中々のプレー内容でした。
試合後には初のインタビューも受けていましたし、今後に期待持てそうです。
一方でサビートは本格的にチーム内での立場が危うくなってきたような・・・

ちなみにこの試合サンダーにとってはシーズン66試合目。
昨シーズンはこれでレギュラーシーズンが終了したんですよね。
あれからもう1年、早いような遅いような・・・
ちなみにサンダーは昨シーズンこの時点で47勝19敗だったわけですから、現在49勝17敗、昨シーズンよりも良いペースであることが窺えます。





そしてマジック戦から2日後、サンダーは今度マブスと対戦。
マブスは現在プレーオフ当落線上のチームということもあり、1試合も落とせない状態が続いています。
一方サンダーは変わらず勝つのみということで、アウェーながら頑張ってもらいましょう。

試合の方はと言いますと、やはりアウェーのサンダーがホームのマブスの気迫に押し負けてしまい、第1クォーターを24-26とリードされてしまいます。
そんな中、やはりフィッシャーの話題を無視しては通れないでしょう。
以前にも書いた通り、今シーズンフィッシャーは自分の意思でマブスから退団していました。
「理由は家族との時間を大切にする為」
つまり、暗にもうNBAでプレーをしないという意思を周囲に伝えていたわけです。
ところが、先日何もなかったかのようにサンダーと契約。
ま、ここら辺は契約直後詳しく書いたので省かせていただきますが、今回そんなフィッシャーがサンダーの一員として初めてマブスと対戦したわけです。
そしてここがマブスホームということもあり、第1クォーターコートに立った彼にはそれなりのブーイングが飛んでいました。
ま、僕が想像していたよりは少なかったですが。

試合内容に戻ります。
この試合、第1クォーターに続き、第2、3クォーターも50-49、73-72と点差の拮抗した展開が続いていました。
そして第4クォーター、残り1分20秒を残して尚も101-101の同点となっていたのです。
ここで奮起したのがこの試合最終的に35得点をあげたウェストブルックでした。
1on1から得意のジャンパーを沈め、サンダーに貴重な2点を追加したのです。
これで流れを掴んだサンダーは返しのマブスのオフェンスを24秒バイオレーションにし、そしてなんとセフォローシャがとどめのターンアラウンドジャンパーを沈め、辛くも勝利したのでした。

○サンダー107-101マブス●
ハイライト

終始マブスの気迫に押されていた感のあるサンダーは案の定2枚看板のデュラントとウェストブルックが合わせて11回ものターンオーバーを犯してしまっています。
しかし、逆に2人合わせて66得点取れたことが勝利に繋がったおそのでしょう。
ちなみにフィッシャーはフリースローでのみの2得点に終わっています。
そしてサンダーはこれで50勝を達成しています。





マブスとの試合から2日後、サンダーはナゲッツと対戦しました。
現在ヒートが23連勝と歴代2位の記録を継続中ですが、実は裏で12連勝としているのが今回のナゲッツ。
グリズリーズ、クリッパーズと並んで混戦ウェストの中、ここでメキメキ成績を伸ばしてきています。

こうして迎えた試合、そんなナゲッツにサンダーは上位、そしてホームのプライドもあり第1クォーターを34-26とリードします。
しかし第2ウォーター、ナゲッツの尋常ではない勢いに押され始めたサンダーは前半終了時で66-65と点差を詰められ、第3クォーター初っ端からガリナリに3Pをくらい逆転されてしまうとそこからどんどん点差が離れます。
最後ジャクソンがサンダーに勢いを取り戻すダンクを沈めるもスコアは82-89となっていました。
そして最終クォーター、ジャクソンのダンクも空しくサンダーはナゲッツの前に更なる点差が開いていき、終いにはチームメイト同士で接触しイバカが怪我で退場になる踏んだり蹴ったり。
最終的にはガベージタイムにもなってしまい、ナゲッツの勢いの前に完敗を喫してしまいました。

●サンダー104-114ナゲッツ○
ハイライト

まあ、上述の通り勢いの差ですよね。
今回はサンダーが悪かったというよりナゲッツが良すぎたという表現が適切かもしれません。
サンダーだってデュラントが34得点、ウェストブルックが25得点、ベンチからマーティンが14得点をあげていますし、ターンオーバーだって15回しかしていません。
これを調子が悪いなんて言ったらおかしいですよね。
それよりナゲッツです。
得意の全員バスケット通り、6人が2桁得点と安定したオフェンスを終始続けていました。
ベンチから47得点ですから、恐ろしいほどのチームバランスです。
是非とも現在のナゲッツ対ヒートを観てみたい、そう思ってしまうほど。
とりあえずナゲッツはフランチャイズ史上最高の13連勝を達成しました。
一方のサンダーは連勝がストップ。
半ば仕方ないと感じられる試合結果ではありましたが、プレーオフを考えた時には想定しないといけない相手になったことでしょう。

さて、次はこれまた強豪グリズリーズと対戦です。
連戦なのが気がかりですが、連敗は避けてもらいましょう。


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