NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

10-11 vs グリズリーズ

2011年01月05日 | Thunder 2010-11シーズン
まず最初にNo NBA No Lifeさんと相互リンクを結びました。

元ネタ無しで書かれている記事も多く、クオリティも高いのでただただ素晴らしいの一言に尽きます、是非ご覧になってください。




では本題、今回はグリズリーズとアウェーで対戦しました。

昨年からどうも相性が悪い相手ですが、次の試合がマブスだけに勝っておきたい試合です。

スタート

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF グリーン
C クリスティッチ


出だしからグリズリーズにペースを掴まれてしまいます。

開始早々から0-7のランをかけられてしまい、サンダーはいまだに立ち上がりの悪さが目立ちますね。

その後はサンダーも徐々に得点を重ねていきますが、グリズリーズのシュートが全く落ちません、特にゲイ。

サンダーがディフェンスできてないというのもありますが、それでもグリズリーズのシュートは入り続けていたんですね。

気づけば第1クォーターだけで31点を許してしまい、サンダーも27得点しましたが、悪いスタートになってしまいました。


第2クォーターからセカンドユニットの投入で、前半の反省を活かしゲイを徹底的にマークするようにしました。

案の定ゲイの得点を抑えることには成功したのですが、今度はインサイド攻め込まれてしまいます。

今度はガソル弟、ランドルフの重厚感あるツインタワーにサンダーは苦戦を強いられてしまったんですね。

ことごとくオフェンスリバウンドを取られて、セカンドチャンスを与えてしまいました。

サンダーはデュラントが個人技で得点するなどなんとか食らいつき、前半を55-55で終了します。


第3クォーター、サンダーはデュラントのシュートが良くきまり、ウェストブルックもバスケットカウントなどで得点し、ややリードを奪ったのですが、だんだんとペースが乱れ始め気づけば67-62のリードが69-75にビハインドに変わっていました。

最後なんとかフリースローで得点差を詰めるものの、流れは完全にグリズリーズにありましたね。


そして最終クォーター、悪いサンダーが出てしまいます。

グリズリーズが良いパス回しからインサイドでフィニッシュするのに対しサンダーはドリブルから即ジャンプシュート。

パス回しはない、インサイドでの得点はないと、当然のごとくリードされてしまいました。

それでもウェストブルックの3Pやデュラントの個人技でなんとか点差を詰めたサンダーは残り1分で3点差にまで追いつきました。

しかし、ここで疑問の采配があったんですね。

この時コートに立っていた5人はウェストブルック、グリーン、デュラント、イバカ、クリスティッチ。

グリーンがSGをやってますね、まあ別にこれはよくあるメンバーなので文句はありませんが、今回の状況に限っては違うだろと言いたいです。

まず、時間のない3点差の場面でこの試合3Pを3/3(内1本はバスケットカウント)できめているハーデンを使わずに、なぜこの試合エアーボールを2回もしているグリーンを起用していたのか。

確かにインサイドを攻めさせないようになのかもしれませんが、この状況はまずディフェンスよりオフェンス、しかもその対策には普段第4クォーター終盤にはコートに立っていないクリスティッチがいるじゃないですか。

ポジションで考えてもSFのグリーンよりハーデンの方が良かったと思います。

結局ハーデンが出てきたのは残り25秒で、イバカがファールアウトしたからでした。

これが謎の采配です。

そしてもう1つ疑問思ったのが最後のデュラントの判断です。

残り15秒でまたしても3点差の場面、サンダーがハーフからのスローインでした。

セオリー通りなら外してもある程度時間が残るよう計算して、少し早めにうつものですが、グリズリーズもデュラント、ハーデンの3Pは警戒しています。

なのでスクリーンをうまく使い数回パスした後にシュートをうつことが考えられたのですが、なんとここでデュラントはとんでもないことをしたんですね。

スローインのパスをうけたデュラントは、そのまま3Pをうってしまったんです!

もちろん相手も警戒しているわけですから、当然チェックは厳しいですし、ハーデンもノーマークになろうと走りまわっていたわけです。

そして何より酷いのがうった場所。

せめて3Pラインでうったならまだ分かりますが、そのうった場所が3Pラインからかなり離れた位置からだったんですね。

およそ3~4メートルは離れていたんじゃないでしょうか。

案の定そのシュートはリングに当たることなく、相手にリバウンドを抑えられてしまいました。

まとめると残り15秒でスローイン直後にかなり離れた位置からシュートをうったということです。

その後のデュラントの表情から「やっちまった」というのは伝わってきましたが、あの行動は謎でした。

ということで負けるべくして負けたサンダー、今シーズン2回目の連敗です、あーあ

最終スコア 105-110


リバウンドで31-42で負けていてセカンドチャンスも8-18で負けていますが、サンダーは3Pを5/13(グリズ2/7)できめたり、フリースローも22/25(グリズ22/30)ときめたりで決してスランプだったわけではありません。

僕から言わせれば最後のあの2つのミスが勝敗を左右したのではないかと思っています。








では個人成績です。

ケビン・デュラント


39分の出場で28得点9リバウンド2スティールを記録。

まあ最後のミスは良くない判断でしたが、その他はシュートタッチも良かったですし、ディフェンスもできていましたし、パスもさばこうとしていましたし、良かったと思います。

ターンオーバーを6回記録していますが、これは普段ならファールでフリースローをもらえてるところが、全てターンオーバーになってしまったのと、積極的にパスをさばいた結果ですから仕方ありません。

たまに個人技に走る場面があるので(それでもきめてきてしまうんですが)、そこでもう少し味方を使えればもっと良くなると思います。

ちなみに12月の月間MVPに選ばれています。









ラッセル・ウェストブルック


38分の出場で28得点7アシストを記録。

前半のオフェンスの流れが止まってしまった時に唯一コンスタントに得点できていたのが彼でした。

そのクイックネスとジャンプ力には相手もついてこれませんでしたね。

たまにそれが仇とありオフェンスファールになってしまいましたが、全体的に良かったと思います。

あとフリースローを最初から落とさないで欲しいですw











ジェームズ・ハーデン


22分の出場で17得点3ブロックを記録。

僕も知らないうちに3ブロックを記録していて驚きました(笑)、そんなにしてたかなぁ?

もはやサンダーの第3オプションはグリーンでなく彼です。

この試合も3Pをいろいろ状況で3本きめましたし、内1本は4点プレーと完全に外角シュートを身につけましたね。

加えてドライブからのバリエーションも豊富でパス、ジャンプシュート、レイアップとたくさん見せてくれました。

FGが6/7とほぼ完璧なパフォーマンスでした。






ジェフ・グリーン


41分の出場で8得点2スティールを記録。

この試合もチーム最多の出場時間でした。

まあチームの事情でオールラウンドにプレーしているのでしょうがないですが、外角シュートのスランプはなかなか抜け出せませんね。

この試合は特に酷くエアーボールが2本もありました、逆にインサイドはポストプレーがうまくガソル弟やランドルフ相手にフックなどきめていました。

また、相手が相手なだけにこの試合は仕方ないですが、ディフェンスで押し込まれすぎだと感じましたね。

PFとしてオフェンスは上達しているので、あとはディフェンスだけでしょう。








セルゲ・イバカ

25分の出場で8得点4リバウンドを記録。

この試合はかわいそうなファールが多かったです。

ルーズボールファールやイリーガルスクリーンは頑張った結果取られてしまったので、悔しいでしょう。

決して悪いプレーをしていたわけではないので、グリーンに代わってもう少し多くプレーしても良かったとも思います。







タボ・セフォローシャ


16分の出場で4得点を記録。

ゲイのシュートが入りすぎたというのもありますが、それでもやられすぎです。

ディフェンスの選手なのに間合いをとってマークしていたのはよろしくないですし、何回も同じことをさせたのも良くないです。

後半に入り、いつものディフェンスを取り戻しましたが、最初からして欲しかったですね。

あと一応ですが、外角のシュートが入らなすぎですねw








ネイナド・クリスティッチ

23分の出場で4得点を記録。

結果的にリバウンドは記録されていませんが、味方にリバウンドを弾いたり、スクリーンアウトで相手を外に押し出したりと頑張っていました。

また、彼がコートに戻ってから相手のインサイドの得点が減ったように、見事なディフェンスを披露してくれました。

最近はミドルシュートをうたずパス回しを優先しているようで、インサイドの起点になりつつあります。







ニック・コリソン


22分の出場で4得点5リバウンドを記録。

インサイドのディフェンスと言ったらやはり彼を忘れてはいけないでしょう。

この試合はバスケスからテイクチャージをとっています、ルーキーにNBAはそんなに甘くないぞと言わんばかりに(笑)

基本的にパスへの合わせのシュートとディフェンスをいつものように頑張っていたのですが、この試合は相手のツインタワーに当たり負けしている場面が見られました。

もともとパッションでプレーしている選手なので、持っている才能は平凡なものです。

こればかりは仕方なかったですが、少し気になりましたね。






エリック・メイナー

9分の出場で4得点2リバウンドを記録。

少ない出場時間で効率良く活躍してくれるのが彼の持ち味ですが、この試合は凡ミスも見られらしくありませんでした。

それでもきめて欲しいシュートやボール運びなどは安定していて、まあ可もなく不可もなくと言ったところでしょう。

ウェストブルックが好調だったためと、マブス戦で足を捻挫していたらしいのでこれだけの出場になったのかもしれません。

この試合のプレーを見ている限り問題なさそうでしたが、なるべく安静にして欲しいですね。














ということで、悔いの残る敗戦です。

次はアウェーでマブスと対戦ですが、幸い主力のノビツキーとバトラーがケガでいません。

是非勝利して3連敗は避けてもらいたいですね。


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