NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs ブレイザーズ3

2013年03月25日 | Thunder 2012-13シーズン
知らぬ間にプレーオフ進出が決定していたサンダーは今回、ブレイザーズと対戦します。
ブレイザーズと言えば、直近で言うとトレードデッドラインでお世話(?)になったチーム。
そうです、この試合はメイナーの凱旋試合となっています。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

この試合先制点を奪ったのはホームのサンダーでした。
デュラントのノビツキーリスペクト変態フェイダウェイがきまったのです。
その後、ブレイザーズも負けじと得点をきめていったのですが、途中13-0のランもあり、第1クォーターを24-19とサンダーがリード。
ちなみに3:34、ベンチスタートのメイナーがコートに立った際には会場全体から大きな拍手が送られています。
サンダーファンの良い部分ですよね。

第2クォーター、サンダーのメンバーはフィッシャー、マーティン、デュラント、コリソン、サビートという、珍しくウェストブルックでもジャクソンでもなくフィッシャーがPGを務める構成となっていました。
一概にその為とは言えませんが、到底良い流れと言える試合展開ではなく、最初は第1クォーターの貯金で何とかリードを保っていたものの、4:35あろうことかメイナーに3Pを沈められると35-35の同点とされてしまい、最後にはヒクソンにブザービータージャンパーを沈められ45-47と逆転されて前半を終了してしまったのです。

そして第3クォーター、流れは継続しいきなりブレイザーズのマシューズに3Pをきめられてしまいます。
サンダーもデュラントの3P等で対抗するも、同点まではいくのですが逆転には至らず、クォーターの半分の時間が経ってしまいました。
しかし、タイムアウトで一旦流れを断ち切ったサンダーは5:43、ウェストブルックのジャンパーでとうとう逆転に成功したのです。
すると流れは一気にサンダーへ傾き、ウェストブルックのスティールからダンク、イバカのミドルジャンパー、マーティンの3P、そしてウェストブルックのバスケットカウントと畳み掛け、第3クォーターを75-68として終了したのでした。

こうして迎えた第4クォーター、ブレイザーズも一時5点差にまで詰め寄ったのですが粘りもここまで、終盤にはガベージタイムにも突入する程ワンサイドゲームになり、かくしてサンダーが20点の差をつけ快勝したのでした。

○サンダー103-83ブレイザーズ●
ハイライト

メイナー凱旋ということもありサンダーファンにとってはちょっとした思い入れのある試合だったのですが、その試合をこれだけの圧勝を収めることができ素晴らしいと思います。
勝因としては、良い意味でサンダーらしくない11回のターンオーバー(ブレイザーズ17回)だと考えられます。
悪い流れの時でもミスを少なくし辛抱強く好機を待っていましたので。
そして最終的にはFG%で約12%も離して快勝、最高の試合でした。
では個人成績。

ケビン・デュラント

37分の出場で24得点10リバウンド2スティールを記録。
やはりパスを意識するあまりか明らかに悪いパスをしミスに繋がっている場面も見受けられましたが、一方で自らの役割である得点面ではしっかりと活躍してくれています。
決してゴール付近だったり簡単なシュートばかりではなかったものの、FG10-17で沈めチームハイを記録。
リバウンドとともにダブルダブルとなっています。
またサービス精神を忘れず、第4クォータータイムアウト中ハーフコートショットを成功させた青年に向かってベンチから飛び出し本来ランブルの仕事なのですが自らハグをしに行っていたのです。
普通、選手はこういったイベントにあまり干渉しないものなのですが、今回デュラントはプレー以外にも最高のパフォーマンスをみせてくれました。
こんな感じ



ラッセル・ウェストブルック

33分の出場で21得点9アシストを記録。
案の定、相手がルーキーだろうと関係なく負けず嫌いを発揮。
まあ彼の場合それがプラスに作用するかマイナスに作用するかは紙一重なのですが、どうやらこの試合bはプラスに作用したようです。
オフェンスでもディフェンスでも自由に動きまくり、決して全てシュートというわけではなくパスを織り交ぜながらゲームメイクをしていました。
その結果出場時間が短いのもあると思いますが、彼にしては珍しく2回しかターンオーバーをしていません。
前までバックアップだったメイナーの手前ということもあるのでしょうが、良い活躍でした。
これ明らかにウェストブルックのブロックなのに成績上では0本になってる




サージ・イバカ

26分の出場で16得点5ブロック記録。
この試合は、オフェンスではミドルジャンパーを確実に沈め、ディフェンスではとにかくブロックをしていた、というプレー内容。
その為、ミドルジャンパーが多かったにも関わらずFG7-9と高確率で、ブロックに至ってはサンダーでブロック数=彼のブロック数なんて事態にもなってしまっているのです。
時にはブロックを狙いすぎるあまり怪我に繋がりかねないシーンもあった為、全てを肯定できませんが、攻守に渡る大活躍でした。
リバウンドが3本と少ないのが寂しいですかね。
ブロック1ブロック2



ニック・コリソン

26分の出場で10得点6リバウンドを記録。
ベンチからこの成績ですからホント素晴らしいの一言に尽きます。
その他にもFG5-6だったり、6本中3本がオフェンスリバウンドだったり、リラードからテイクチャージを取っていたり、誉めていたらきりがありません。
試合後のインタビューでも彼が呼ばれていましたし、非の打ちどころのないプレー内容でした。



レジー・ジャクソン

15分の出場で6得点4リバウンド6アシスト2スティールを記録。
この試合彼は他の選手よりも相当意識したと思われます。
というのも、トレードという事実の上でメイナーを追い出しチーム内第2PGになり、それが今回メイナー凱旋という形で、どうしてもこのトレードが正解だったか判断されてしまう状況だったからなのです。
実際この試合メイナーは10得点4アシストとベンチから素晴らしい活躍を披露しています。
しかし、試合が終わってみればあっけないものでした。
成績の通りジャクソンはメイナーに勝ってはいても負けてはいないであろうオールラウンドな結果を残し、チームの判断が正しかったことをプレーで証明してみせたのです。
今回比較対象がいたからかもしれませんが、彼は少し成長できたのではないでしょうか。
本日のtop10に入るであろう針の穴を通すかのようなバウンドパス

その他
マーティン・・・ベンチから3P2本を含む11得点で勝利に貢献。
サビート・・・オフェンスもディフェンスも頑張っていました。こんなダンクも。
パーキンス・・・相変わらずヒクソンは苦手のようです。
セフォローシャ・・・オフェンスよりもディフェンスでの活躍が目立ちました。
フィッシャー・・・メイナーと一番マッチアップしていたのが彼。個人対決では敗戦です。
リギンス・・・ガベージタイム、オフェンスリバウンドから得点しています。
ブリュワー・・・ガベージタイムで1リバウンド1スティールを記録。
PJ3・・・髪型がモヒカンになっていましたが、プレー面では目立った部分なし。

(この試合、知らぬ間にブルックスHCがテクニカル取られてたんですね~)
ということで、勝利。
次は2日間オフを挟みまして、ジャズと対戦します。


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2 コメント

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Unknown (A)
2013-03-26 14:38:12
サンダー勝利おめでとうございます。
デュラントがプレーだけでなく人間的にも素晴らしいと言われる所以はこのファンに対するサービス精神からもわかりますよね。
少年にとっては一生思い出になる素晴らしい日になったことでしょうね。
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Aさん (kdu)
2013-03-27 16:48:27
今回のデュラントのようなファンサービスをしている選手は少ないですよね。
仰る通りあの青年には一生忘れられない思い出になったことでしょう。
同時にデュラントの素晴らしい部分だと思います。
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