NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs レイカーズ3

2013年01月28日 | Thunder 2012-13シーズン
サンダーのアウェー6連戦もこれでやっと最後。
相手は前回インサイドに欠場者が出まくっていて余裕勝ちしたレイカーズです。
コービー対デュラントという新旧スター対決も見もの。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

この試合、先制点を奪ったのはレイカーズでした。
世界平和にいきなり3Pが飛び出したのです。
ま、サンダーにスタートダッシュがないのはもう重々分かっているのでそれはそれでいいのですが、どうもこの試合はいつまで経っても調子があがって来ないのです。
決してターンオーバーも多くない、ディフェンスも悪くない、なんならオフェンスリバウンドで優位に立っていたくらいでした。
ただ、全くと言っていいほどシュートがきまらなかったのです。
その中心にいたのが、ウェストブルック。
シュート以外は第1クォーターだけで5リバウンド6アシストという素晴らしい成績を残していたのですが、いかんせんシュートがFG0-4と完全沈黙状態。
もはや名物となりつつある暴走モードに近いものがありました。
ただレイカーズもハワードを筆頭にフリースローを外しに外し、こういった面に助けられたサンダーは第1クォーターを23-27で終了。

第2クォーター、いまだシュートに改善の観られないサンダーでしたが、デュラントが1人奮起。
このクォーターだけで11得点をあげチームを引っ張ります。
ただやはり1人では限界があり、大半がシーソーゲーム。
最後ウェストブルックの超タフショットがきまり、何とかサンダーが前半をリードして終えるもの依然としてウェストブルックのFGは1-9でした。
スコア 53-52

サンダーは第3クォーター、頭から積極的に攻めていきます。
いきなりパーキンス砲が飛び出すと、パスだけはやけに好調なウェストブルックに早くも2桁目のアシストが記録され、続けてデュラントに3Pもヒット。
ただ、この時の5点リードがこの試合サンダー最大のリードとなったのです。
そこからは一進一退の攻防。
お互いにかなりフラストレーションが溜まっているようにも観え、とても「綺麗な」とは言えない肉弾戦があった場面もありました。
結局このクォーターを75-75の同点で終了。

そして第4クォーター先に主導権を握ったのはレイカーズだったのです。
サンダーは現在リーグ1位の確率を誇るマーティンがあっさりフリースローを外すと、一方でレイカーズはミークスが3P、ジャンパーと経て続けてにヒット。
更に世界平和も3Pを沈め、ガソルのフックまできまってしまいました。
サンダーはウェストブルックのスティールからダンク、デュラントの3Pで反撃を試み、何とか1点リードまで行ったのですが、結局これが限界。
ここからシュートは入らないわ、テクニカルはするわで、この間レイカーズに0-7のランをかけられてしまい、最後はコービーがビシッときめ、一方のデュラントはターンオーバーを犯し試合終了。

●サンダー96-105レイカーズ○
ハイライト

サンダーは終始ぱっとしない試合内容でした。
実際FGは44%ながらレイカーズは55%、この10%の差を最後まで埋めきれず終いだったと思います。
その証拠にフロースローが77%ですよ。
レイカーズにはあのハワードがいるんです、差をつけるにはここしかありません。
まあ後考えられるシュートに関しては個人成績のところで。

ケビン・デュラント

42分の出場で35得点4アシストを記録。
スタッツだけをみれば30点オーバーですし、ターンオーバーもこれだけ出場してたった2回。
実際にも不調なチームメイトの分を取り戻そうと1人奮起していた場面が多く見受けられました。
ただ、問題なのはラスト6分半でFGを1本も沈められなかったこと。
もちろん、得点は充分取っているのですが、やはり終盤の勝負所で得点こそのエース。
この試合コービーがそうだっただけに尚更です。
それが、実際FG0は酷かもしれませんが、エースとして非難されるべきだと思うんですよね。
本当に残念です。
ドライビングダンクタフバスケットカウント



ラッセル・ウェストブルック

39分の出場で17得点9リバウンド13アシスト2スティールを記録。
この試合色んな意味で注目を浴びたのが彼。
まず前半だけで7リバウンド9アシストと完全なトリプルダブルフラグだったのに、終わってみれば1リバウンド足りず。
そしてシュートに目をやればFG6-22と確率が物凄いことになっています。
いや途中までは1割台だった時もあったほどでした。
確かにディフェンスを苦手としているナッシュを相手に積極的になることは良いですし、実際レイカーズを負かす突破口はそこにあるとも思います。
ただ、だからと言ってやたら突っ込んでいくのは違うと思うんですよね。
それを象徴するようにエアーボールが3回もありましたし。
逆にナッシュに好き放題やられたのでは元も子もありません。

あと終盤のシュートセレクションです。
確かにシュートをきめられなかったデュラントにも上述の通り非はあると思うのですが、一方でそもそもシュートチャンスがなければ得点なんてできるはずがありません。
実はウェストブルックラスト6分半で明らかにいらないシュートを放っています。
この試合アシストは記録通り調子が良かったので、まさにここでこそその能力を発揮して欲しかったのですが、みたくれはデュラントのシュートチャンスを潰すということになってしまいました。

僕も長年ウェストブルックを観ていますから彼がたまにこうなることはもう観慣れています。
このようなプレー内容がある一方で裏にはそれ以上にチームを勝利に導いているプレー内容もあります。
確かにこの試合はとても良かったとは言えない内容ですし、結局トリプルダブルも達成できず、踏んだり蹴ったりでした。
ただこれで彼を全否定することは、絶対にありません。
結構批判を受ける選手だと思いますが、批判している人はもう一度彼を見つめ直してみてはどうでしょうか。





サージ・イバカ

35分の出場で10得点6リバウンド4ブロックを記録。
第1クォーターの終盤ヒヤッする倒れ方をしましたが、その後もしっかりプレーできていたので心配はないようです。
久しぶりにブロックが好調のようで序盤からとばしていましたが、いかんせんディフェンスはそこまで良いと言える内容ではありませんでした。
実際ガソルに上手くスペースを使われFG7-10という高確率で得点されてしまっています。
まあでも、彼自身2桁の得点にFG5-10、ターンオーバーも無いことですし、及第点と言ったところでしょうか。
試合で負けてしまっている為、それ以上の評価はできませんが。
バックドアからのダンク





ケンドリック・パーキンス

28分の出場で10得点6リバウンド3アシストを記録。
2年前まさにハワード対策としてサンダーへやってきた彼、まさにこの試合は真価の発揮どころだったのです。
そして実際、FG3-7に3回のターンオーバー、完全にハワードを押さえてみせました。
しかもこの試合は得点面での貢献もあり彼自身FG5-6という高確率もマーク。
これは嬉しい誤算でしたが、結構頼りになる存在でした。

その他
マーティン・・・得点が停滞した時の打開する力は相変わらず0でした。
セフォローシャ・・・コービーにぴったりマークしていたのですが。彼だってあれ以上はできませんよ。
コリソン・・・通常営業。
サビート・・・ハワードへのファールが最高に素晴らしかったです。
ジャクソン・・・この試合においてはターンオーバーをしなかっただけ褒めるべきかな。
リギンス・・・地味にディフェンスでの貢献が光ります。

ということで、アウェー6連戦を3勝3敗で終えました。
まあ実際ここまでスケジュールに恵まれていたという点が大きかった為、想定内と言えば想定内ですが、一応今回の敗退でウェスト首位をスパーズに明け渡してしまいました。
それでも成績は34勝11敗と、まだまだ誇れるものです。
何はともあれようやく1月の地獄スケジュールを抜けました(まあまた3月に同じようなスケジュールが待っているのですが)。
これでようやくホームに戻れます。
しかも次の試合まで3日空き、休養も充分。
心身共にまた1からスタートするつもりでリフレッシュしてから試合に臨んで欲しいと思います。

相手はグリスリーズです(えっ)


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