アメリカ代表は予選ラウンドのだい、チュニジア代表と対戦しました。
正直なところチュニジアはFIBAランク32位とグループAでは最下位。また唯一今大会でNBA選手が所属していない国でもありますね。
このランク故に手を抜いたりすると足元を掬われ兼ねませんが、いつも通りのプレーを展開できればまず負けはない相手ではあります。
そして、いつも通りのスターティング5で臨んだアメリカ代表は、コービーの技ありシュートから始まったのですが、その後まさかまさか4-8、12-15とリードを奪われる展開になってしまったんですね。
この原因の1つは3Pの差で次々に沈めるチュニジア代表とは裏腹にアメリカ代表は放つ回数は多いものの1本も沈めることができなかったのです。
しかし、この流れを変えたのが2分39秒に全員交代したデロン、ウェストブルック、イグドラ、メロ、ラブだったのです。
それまで攻めあぐねていたオフェンスに活気を与え、ディフェンスも当然ながらタイトに当っていきました。
その結果、交代からクォーター終了まで6-0のランをかけて逆転に成功すると、第1クォーターを21-15としたのでした。
第2クォーターは頭からそのままのメンバーがプレーし、第1クォーターの勢いまま早速メロが3Pを沈めます。
すると戻ってきたデュラントとレブロンがスティールからの華麗な速攻で豪快なワンハンドダンクを披露し、点差を少しずつ離し出したのです。
コービーが早くも3ファールを吹かれてしまうも、ここと登場したハーデンがその穴を見事に埋め、前半を46-33で終了。
後半の始めも第2クォーターと同じスターティング5だったのですが、今度は早々にウェストブルックがバスケットカウント。
それを皮きりに10-0のランであっという間に20点差がつくと、後はショータイムバスケットとなっていましたね。
速攻からウェストブルックのワンハンドダンク、外れたシュートを片手で叩きこんだイグドラ、そして早くも出場時間を得たデイビスに至ってはこのクォーターだけで3本ものアリウープダンクをきめたんですね。
当然ながら場内は大盛り上がりでUSAコールがこだますほど。
結局39点と大量得点を記録し、85-47と第3クォーター終了時ながらほぼ勝利を手中に収めたのでした。
ちなみに第4クォーターも変わらずショータイムバスケットでした。
全くきまっていなかった3Pも次々にきまってしまう絶好調。
50点差には惜しくも届かなかったものの、前評判通りの圧勝だったと思います。
○アメリカ110-63チュニジア●
まあ特にこれといって言いたいことはありませんね。
全員得点かつ一番長くプレーしたのがCP3の24分とコーチKの采配も光った試合だったと思います。
個人成績
ラブ
16得点6リバウンドと17分の出場とは思えない貢献っぷり。
特に3Pが3/5とコンテスト王者に相応しい活躍だったと思いますね。
途中膝を押さえてベンチに下がるアクシデントもありましたが、その後試合に復帰したのであまり気にすることはないでしょう。
メロ
FG100%の16得点と完璧な内容でした。
この試合はダンクで沸かすというよりミドル、もしくはロングシュートで会場を盛り上げていたと思います。
デュラント
23分の出場ながら13得点10リバウンド5アシストというまさかのオールラウンドな大活躍。
確かに得点をがつがつ取りに行くというよりは、パスを積極的に捌いていた印象ですね。
ま、その中でも3Pにダンクにと自らもしっかりアピールしているのはさすが。
デイビス
FG5/5、12得点と始めて彼の凄さを目にしたと感じましたね。
実はこのシュート全てがアリウープダンクによるものであり、それもかなり無茶なパスも中にはあったのです。
それをあの長い腕で無理矢理ダンクに持って行くのですから、さすがドラ1と言えるでしょう。
後半のショータイムバスケには必須の存在でしたね。
ウェストブルック
11得点3アシスト2スティールを記録。
早いドライブからのバスケットカウント、ダンク、ストップ&ジャンプシュートと自らの持ち味を前面に押し出していたと思います。
やはりボールの大きさに苦戦したのかフリースローが3/5とやや低確率ですが、それでも貢献度は◎ですね。
ハーデン
コービーが早々にファールトラブルとなったので、かなり早い段階での出場機会回ってきました。
その中で左のレイアップ、ユーロステップ、3Pと10得点を記録し、持ち前のベンチからの得点力として大いに活躍してくれたと思います。
国際試合で初の3Pパフォーマンスもいただきました。
デロン
9得点4アシストとPGとしてはやや地味ながら、時々小技を挟みつつチームをまとめてくれたと思います。
試合中にバッシュが脱げてしまうハプニングもありましたが、良い思い出になったのではないでしょうか。
イグドラ
6得点5リバウンド5アシストとフランス戦の不調を取り返す見事な活躍でしたね。
特に外れたシュートをどこからともなく跳んできて、片手でダンクに持ち込んだプレーにはアメリカベンチに限らず会場が盛り上がりましたよ。
いまだミドルが不振となっていますが、この調子で上げていって欲しいと思います。
チャンドラー
FG100%の6得点に6リバウンド1ブロックとビッグマンとしてしっかり貢献。
ディフェンスよりのプレーが良いオフェンスに繋がっていたと感じましたね。
ただ途中、指もしくは手首辺りを負傷してしまい、やや今後の試合に不安が残るところです。
レブロン
18分ほど出場しているのですが、内容は5得点4アシストと控え目なもの。
フランス戦に続きパスでチームを動かしていましたが、それ以上に得点への積極性が無かったですね。
うったのがたったの4本ですから、最初からあまり本気でプレーする気が無かったのでしょう。
ま、それでもディフェンスやパスが素晴らしいのは、本当に彼の凄いところだと思います。
コービー
8分の出場4得点と完全にお休みモード。
第2クォーターの3ファール以降コートに立っていませんからね。
ま、毎試合ながら技ありシュートはしっかりときめていますよ。
CP3
最長出場時間にして得点は最小という珍しいスタッツとなっていますが、正直得点を取るという面では不調に思えましたね。
唯一のFGがフローターシュートだったのですが、後のシュートは外れたりブロックされたりしていました。
しかし一方で、7アシストと周りを活かすことに特化していたとも言えますし、ディフェンスも相変わらず良かったですからね。
一概に不調だったとは言えません。
ということで順調に2連勝となりました。
次は、チュニジアと同じアフリカ勢であるナイジェリア代表と対戦します。
その他の試合結果
グループA
○リトアニア72-53ナイジェリア●
○フランス71-64アルゼンチン●
グループB
●中国54-73ロシア○
●オーストラリア70-82スペイン○
●イギリス62-67ブラジル○
正直なところチュニジアはFIBAランク32位とグループAでは最下位。また唯一今大会でNBA選手が所属していない国でもありますね。
このランク故に手を抜いたりすると足元を掬われ兼ねませんが、いつも通りのプレーを展開できればまず負けはない相手ではあります。
そして、いつも通りのスターティング5で臨んだアメリカ代表は、コービーの技ありシュートから始まったのですが、その後まさかまさか4-8、12-15とリードを奪われる展開になってしまったんですね。
この原因の1つは3Pの差で次々に沈めるチュニジア代表とは裏腹にアメリカ代表は放つ回数は多いものの1本も沈めることができなかったのです。
しかし、この流れを変えたのが2分39秒に全員交代したデロン、ウェストブルック、イグドラ、メロ、ラブだったのです。
それまで攻めあぐねていたオフェンスに活気を与え、ディフェンスも当然ながらタイトに当っていきました。
その結果、交代からクォーター終了まで6-0のランをかけて逆転に成功すると、第1クォーターを21-15としたのでした。
第2クォーターは頭からそのままのメンバーがプレーし、第1クォーターの勢いまま早速メロが3Pを沈めます。
すると戻ってきたデュラントとレブロンがスティールからの華麗な速攻で豪快なワンハンドダンクを披露し、点差を少しずつ離し出したのです。
コービーが早くも3ファールを吹かれてしまうも、ここと登場したハーデンがその穴を見事に埋め、前半を46-33で終了。
後半の始めも第2クォーターと同じスターティング5だったのですが、今度は早々にウェストブルックがバスケットカウント。
それを皮きりに10-0のランであっという間に20点差がつくと、後はショータイムバスケットとなっていましたね。
速攻からウェストブルックのワンハンドダンク、外れたシュートを片手で叩きこんだイグドラ、そして早くも出場時間を得たデイビスに至ってはこのクォーターだけで3本ものアリウープダンクをきめたんですね。
当然ながら場内は大盛り上がりでUSAコールがこだますほど。
結局39点と大量得点を記録し、85-47と第3クォーター終了時ながらほぼ勝利を手中に収めたのでした。
ちなみに第4クォーターも変わらずショータイムバスケットでした。
全くきまっていなかった3Pも次々にきまってしまう絶好調。
50点差には惜しくも届かなかったものの、前評判通りの圧勝だったと思います。
○アメリカ110-63チュニジア●
まあ特にこれといって言いたいことはありませんね。
全員得点かつ一番長くプレーしたのがCP3の24分とコーチKの采配も光った試合だったと思います。
個人成績
ラブ
16得点6リバウンドと17分の出場とは思えない貢献っぷり。
特に3Pが3/5とコンテスト王者に相応しい活躍だったと思いますね。
途中膝を押さえてベンチに下がるアクシデントもありましたが、その後試合に復帰したのであまり気にすることはないでしょう。
メロ
FG100%の16得点と完璧な内容でした。
この試合はダンクで沸かすというよりミドル、もしくはロングシュートで会場を盛り上げていたと思います。
デュラント
23分の出場ながら13得点10リバウンド5アシストというまさかのオールラウンドな大活躍。
確かに得点をがつがつ取りに行くというよりは、パスを積極的に捌いていた印象ですね。
ま、その中でも3Pにダンクにと自らもしっかりアピールしているのはさすが。
デイビス
FG5/5、12得点と始めて彼の凄さを目にしたと感じましたね。
実はこのシュート全てがアリウープダンクによるものであり、それもかなり無茶なパスも中にはあったのです。
それをあの長い腕で無理矢理ダンクに持って行くのですから、さすがドラ1と言えるでしょう。
後半のショータイムバスケには必須の存在でしたね。
ウェストブルック
11得点3アシスト2スティールを記録。
早いドライブからのバスケットカウント、ダンク、ストップ&ジャンプシュートと自らの持ち味を前面に押し出していたと思います。
やはりボールの大きさに苦戦したのかフリースローが3/5とやや低確率ですが、それでも貢献度は◎ですね。
ハーデン
コービーが早々にファールトラブルとなったので、かなり早い段階での出場機会回ってきました。
その中で左のレイアップ、ユーロステップ、3Pと10得点を記録し、持ち前のベンチからの得点力として大いに活躍してくれたと思います。
国際試合で初の3Pパフォーマンスもいただきました。
デロン
9得点4アシストとPGとしてはやや地味ながら、時々小技を挟みつつチームをまとめてくれたと思います。
試合中にバッシュが脱げてしまうハプニングもありましたが、良い思い出になったのではないでしょうか。
イグドラ
6得点5リバウンド5アシストとフランス戦の不調を取り返す見事な活躍でしたね。
特に外れたシュートをどこからともなく跳んできて、片手でダンクに持ち込んだプレーにはアメリカベンチに限らず会場が盛り上がりましたよ。
いまだミドルが不振となっていますが、この調子で上げていって欲しいと思います。
チャンドラー
FG100%の6得点に6リバウンド1ブロックとビッグマンとしてしっかり貢献。
ディフェンスよりのプレーが良いオフェンスに繋がっていたと感じましたね。
ただ途中、指もしくは手首辺りを負傷してしまい、やや今後の試合に不安が残るところです。
レブロン
18分ほど出場しているのですが、内容は5得点4アシストと控え目なもの。
フランス戦に続きパスでチームを動かしていましたが、それ以上に得点への積極性が無かったですね。
うったのがたったの4本ですから、最初からあまり本気でプレーする気が無かったのでしょう。
ま、それでもディフェンスやパスが素晴らしいのは、本当に彼の凄いところだと思います。
コービー
8分の出場4得点と完全にお休みモード。
第2クォーターの3ファール以降コートに立っていませんからね。
ま、毎試合ながら技ありシュートはしっかりときめていますよ。
CP3
最長出場時間にして得点は最小という珍しいスタッツとなっていますが、正直得点を取るという面では不調に思えましたね。
唯一のFGがフローターシュートだったのですが、後のシュートは外れたりブロックされたりしていました。
しかし一方で、7アシストと周りを活かすことに特化していたとも言えますし、ディフェンスも相変わらず良かったですからね。
一概に不調だったとは言えません。
ということで順調に2連勝となりました。
次は、チュニジアと同じアフリカ勢であるナイジェリア代表と対戦します。
その他の試合結果
グループA
○リトアニア72-53ナイジェリア●
○フランス71-64アルゼンチン●
グループB
●中国54-73ロシア○
●オーストラリア70-82スペイン○
●イギリス62-67ブラジル○
デロン、ウェストブルック、イグダーラ、メロ、ラブのユニットはかなりしっくりきていた感じがしました。
それにしてもデイビスすごかったですね・・・
先輩方のムチャぶりにしっかり応えていました。
普段バスケを見ない友達が試合を見て、「あの髭の人何人!!??やばいねっ」というおとぼけメールをくれましたw
TEAM USAなんだからアメリカ人以外いるわけないのにw
ハーデンww
その子はラッセルが気に入ったようでした。
バスケを普段見ない人にも、是非見てもらいたいですね!!
そして第4クォーターに出番の回ってきたデイビスは「さすがドラ1」というパフォーマンスでしたね。
決してタイミングのあったパスではないものまでダンクに持ち込んでいましたから、パスを出した先輩達は満足なんでしょうね(笑)
ハーデンについての感想ですが、まあNBAを観ていない人は当然の反応でしょうね。
むしろ見慣れてこれが「普通」になってしまっている僕らファンが異常とも思える程ですよ、あの髭は。
にしても「何人?」はツボりました(笑)
友人の方もウェストブルックを気に入るとは変わっていますね、サンダーファンの僕が言うのもなんですけど。
しかし、サンダーの選手に限らず普段バスケットボールを観ない人にも観てもらえるのは嬉しいものですよね。
チームUSAには、その期待に応えて金メダルを獲得して欲しいと思います。