歴代奇跡的なチーム

現在プレーオフのカンファレンスファイナルも佳境となっていますが、それにしてもまあ東西まったく同じように進んでいますよね。
スパーズ、ヒートといった順位的に上位のチームがホームで2連勝し「これはファイナルカード、スパーズvsヒートだな」と思った翌日、サンダー、セルティックスという下位順位のチームもホームに戻り2連勝。これで周囲は「これはひょっとするぞ」となります。
そして昨日のサンダー、本日のセルティックスが第5戦を敵地ながら勝利しファイナルへ王手をかけてしまったのです。もう最初スパーズvsヒートのファイナルカードを予想した人は面目丸潰れですね。赤っ恥状態じゃないですか？

ということで今回取り上げるのはまたまたDimeの記事、「プレーオフで0勝2敗から勝ち上がったチーム」についてです。


実はNBAプレーオフの長い歴史において0勝2敗から勝ち上がったチームはたった14チームしかないのです。

1969: ロサンゼルス・レイカーズがサンフランシスコ・ウォリアーズをカンファレンスセミファイナルで
1969: ボストン・セルティックスがロサンゼルス・レイカーズをファイナルで
1971: バルティモア・ブレッツがニューヨーク・ニックスをカンファレンスファイナルで
1977: ポートランド・トレイルブレイザーズがフィラデルフィア・76ersをファイナルで
1993: シカゴ・ブルズがニューヨークニックスをカンファレンスファイナルで
1994: ヒューストン・ロケッツがフェニックス・サンズをカンファレンスセミファイナルで
1995: ヒューストン・ロケッツがフェニックス・サンズをカンファレンスセミファイナルで
2004: ロサンゼルス・レイカーズがサンアントニオ・スパーズをカンファレンスセミファイナルで
2005: ダラス・マーべリックスがヒューストン・ロケッツを1stラウンドで
2005: ワシントン・ウィザーズがシカゴ・ブルズを1stラウンドで
2006: マイアミ・ヒートがダラス・マーべリックスをファイナルで
2007: ユタ・ジャズがヒューストン・ロケッツを1stラウンドで
2007: クリーブランド・キャバリアーズがデトロイト・ピストンズを1stラウンドで
2008: サンアントニオ・スパーズがニューオーリンズ・ホーネッツをカンファレンスセミファイナルで

という14チームですね。記憶に新しいところですと2006年のマブスvsヒートでしょうか。NBAファイナルとだけあって注目していたのですが、見事ヒートがマブスを逆転して優勝したんですよね。確かシャックがヒート加入2年目でしたが、本格的にウェイドがやばかったのを覚えています。
その他にも色々な名シーンが存在しますが、それは元記事の方に飛んでもらえれば詳しく分かりますよ。

兎にも角にも、現在のサンダーとセルティックスはこの名誉ある14チームに名を連ねようとしているわけです。運良く両チームとも次の試合はホームとあってファンにもたまらないシチュエーションですね。ファンの方々応援のほどよろしくお願いします(主にサンダーを・・・)。