おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

永富住宅を支える大梁を版画にしました

2021-02-01 18:45:00 | 創作
たつの市にあります大庄屋の永富住宅。今から190年前の文政5年の建屋です。龍野藩主脇坂氏も領内巡視の際によく立ち寄られたとかで藩主用玄関と中玄関の二つあります。屋根もいわゆる茅葺ではなく瓦葺です。その玄関横にあります大戸口から入った土間の天井にありました4本の大梁のうねり曲がった姿が大変力強く感じましたので版画にしてみました。昨年の5月に下絵作りから始めて今日やっと完成しました。

尚、鹿島建設の中興の祖である守之助はこの家で育ちました。守之助の母の像も庭にあります。JR山陽本線で竜野駅下車徒歩なら30分以上かかります。5台ほどの駐車場あります。