おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

彼を見直した

2018-11-02 11:22:08 | 版画
昨日図書館で借りてきて一気読みしました。
15歳の時に当時は共産主義政権下であった東欧圏を夏休みを利用して一人旅している。
当時としてはアメリカ欧州圏、東南アジア圏への旅行は考えられても15歳の高校1年生が夏休みを利用して、情報の少ない閉ざされた国を一人旅していたなんて想像できない話。
彼もえらいが、両親も立派だと思う。
その後、外交官になって当時の鈴木宗男衆議院議員と週刊誌紙を賑わしてた。
そのため私もあまり好印象を持っていなかったが、これを読むとすっかり印象が変わってしまった。
これからの日本の担う多くの現役高校生にも読んでほしい一冊だと考える。
この本は上下巻に分かれている。今回は上巻だけが届いたので先に読んだ。続きである下巻を早く読みたいが多くの人が予約しているようで、年内に読めるといいのだが。



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