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横綱審議委員会

2014-11-25 10:15:54 | Weblog
前も一度書いたことがあったはずだがこの馬鹿どもがまた横綱に文句つけてる。だいたいひとつの競技でトップに上り詰めた人間を「審議」するってのはなんなんだ一体。テニスの4大大会で上位にいけるプレイヤーを、NPBのホームラン王を、Jリーグの得点王を誰が審議できるんだって。くだらないにもほどがある。「態度が悪い」だって。そのお前らのいう態度の悪い外国人で持ってるような現在の相撲界をどう思ってるんだ。お相撲さんは気はやさしくて力持ち、でいるべきだという頭がお花畑の考えはてめえの中で抱いてるだけならいいけども、かつてユーラシア大陸の大半を版図に入れた民族の末裔にそれを言うかね。

外国人だけ活躍して気に入らない、あいつらは追い出して日本人だけでやろう。とはっきり言えばいい。だけどそれはできないわけだろう。横綱が全員外国人。彼らで持ってるのだから。だったらグズグズいわないで黙って見てればいい。つい先日見た幕内の外国人同士の取り組みは良かったよ。前みつ取り合って力でグググっとひきつけ合って土俵間際から中央まで行ったり来たり数分間、まさにあれが大相撲だよ。ああいうのが今の日本人に足りないんだって。もう相撲は外国人なしには成り立たない。だから横綱審議委員会は即刻解散。俺が今ここで決定。なんの存在意義もない昭和の亡霊は早くなくなれ。

秋夜の月

2014-10-06 09:36:13 | Weblog
陳瞬臣氏の「中国傑物伝」を読んでいると暫く心を揺り動かされた詩に出会った。中国史、日本史において時代を動かした英雄は詩文の才がある者が多いがこの詩は視点が頗るやさしく、頗る哀しい。詠み人は劉基。明を興した朱元璋の軍師として付き従った傑物である。タイトルは表題通り。


秋夜月 黄金波
照人哭 照人歌
人歌人哭月長好
月缼月圓人自老


秋夜の月 黄金の波
人の哭(こく)するを照らし 人の歌うを照らす
人歌い 人哭し 月 長(とこしえ)に好し
月缼(か)け 月圓(まど)かに 人 自ずから 老ゆ


秋の夜長にこの詩をかみ締め月を見上げ酒を飲み物思いに耽るのも良いかもしれない。

目にはさやかに

2014-08-27 04:27:27 | Weblog
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」という歌が古今和歌集にあります。東京に住んでいる頃、8月も終わろうとしている時期にパチンコでボロクソにやられ、店から出た瞬間に拍子抜けするほどに風が涼しくこの句がパッと頭に思い浮かんだ事があります。まあ賭け事の直後に風流を感じるなど実にクズだなあ、と我ながら思うわけですがw

先日も夜勤へ向かう道中、この風を感じました。「ああ、今年の夏は雨ばかりであった」と切なくなったものですが、ついさっき勤務終わりで目を覚ましたら寒いのです。窓を開けて寝たせいもあるでしょうが8月の下旬に寒さを感じるってどういうことでしょう。「責任者出てこい」と人生幸朗師匠にボヤかれますよ本当に。故人生幸朗師匠といえばたけしが昔、北野ファンクラブで話してた「新幹線うんこ事件」には笑わせてもらいましたね。

そんなこんなで秋です。



思う

2014-07-31 00:51:45 | Weblog
「気に入らぬ風もあろうに柳かな」という川柳があります。あなたの好きなアイドル、芸能人もこうして生きているのですよ、という事ですね。そして己もね、こうして生きざるを得ないわけです。そうした毎日の中で柳に気持ちを馳せ、この川柳を詠んだ人はまさに「思いやり」のある人という事になります。他者に対する思いやり、想像力が欠けてやしないでしょうか。昨今の暗いニュース群には決定的にその要素が欠けています。どうか一度でいいので全日本国民にこの川柳の秀逸さに触れて欲しいものと思います。人として生まれてきた以上、人を悲しませてはいかんのですよ。