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「かすみ果穂を贈る会」~KASUMI Final~@恵比寿EAST GALLERY 2016/4/29(金)

2016-05-08 01:31:37 | 果穂っち
「おねマス」でかすみ果穂という女性を知って、そのえもいわれぬ魅力に惹かれ約6年と少し。ついに最後の日がやってきてしまった。会場は恵比寿駅からほど近い結婚式場。従業員の教育も行き届いており、入り口からこちらが恐縮してしまうような感じであった。本来はヲタがぞろぞろと行くような所ではないのだがwそこはファイナルなのでご勘弁いただいて。自分はパーカーの下に昔、ライブに行く為に一番最初に自作したTシャツを着ていたのだが場違いも甚だしく感じ思わず汗顔。まあ最終的にはパーカー脱いで普通にそのTシャツで会を過ごしたわけだが。

6階の受付にはデビュー時からのブログとインスタを書籍化したものの販売が行われていた。インスタの方の値段は確か2000~3000円くらいのまあまあ良心的なものだったがブログの方は全6冊となっておりセット価格100kという面白さ。最初はギャグかと思ったのだがやはり自費出版に近いものとなるとこれだけかかるのねえ、といった印象。欲しいのはやまやまだがさすがに自重。

席に着く前に全10問の「かすみ果穂テスト」用紙が配られ、皆で開演前にそれを解くのだが(写真撮っておけばよかった)「4月の自慰回数」「口説かれた芸能人」などなど難解なものばかり。結局面白回答として取り上げられれば、と考えボケたおしたのだが結局皆の回答には最後まで触れられなかったという残念な結果にw

そんなこんなで会はスタート。情熱大陸風のVTRを見させられた後のオープニングはドレスを身にまとった果穂さんが山口百恵の「さよならの向う側」を歌いながらの登場。「いい演出だ」と思ったのもつかの間、手元にはマイクと共に電マが握られているw このままディナーショーよろしく各テーブルを回っていた。そして最後には電マを舞台へそっと置くスタイル。どこかでこの構想を聞いたことがあったけどこれずっとやりたかったんだろうな。

司会には芸人さんが起用されており、その人は細かくて伝わらないモノマネの「安藤優子相手に噛んでしまう永島キャスター」でおなじみのキャンキャン長浜。細かくて伝わらない~は大好きなのでちょっと嬉しかったり。乾杯の発声も「永島キャスターが噛んだら」それが合図という面白乾杯w。そして芸人の営業にはおなじみのセリフ「遠くから来た、って方はいらっしゃいますか?」の質問にお知り合いから「行け行け」と促され「秋田から」と手を上げると「僕、これ終わったら秋田に営業なんですよ」となんたる偶然、の展開に。いじれる、と踏まれたのか「立ってください」と言われ色々質問を受ける羽目にw 「かすみかほ」と書かれたキャンキャンのオリジナルシールをもらいました。あんまいらないかなw でもありがとうございました。

そこから団体撮影へ行き、流れでチェキで2ショ。「懐かしいねそのTシャツ」といっていただいたのである。場違いだけど着てきて良かった(感涙)続いてお色直しからのクイズ答え合わせに行くかと思いきや司会の長浜氏から「実は、ここでマッコイさんからの最後の演出に入らせていただきます」と発表があり果穂さんも「なに?聞いてない」との反応。この子は最後までこういう扱いをされてしまうのであろうかと思ったが、やはりというか何というか「シコをやれ」「ズンドコをやれ」との無茶ぶりが行われた。最後の最後にあそこ駆けつけた人間はそういうのを求めてる人間は全くいないと思うのだが、やれとなったらやるのが彼女。自分は前の方にいたので目のやり場に困ったのだがw そこはきっちりやり遂げていた。これが彼女の凄いところであるのだ。が個人的には邪魔な演出だったかな。

そんな無茶振りのあとに「オリコン8位が見てみたい」とのお題が。一瞬「??」となった会場であったがバナマンが流れ、あっきー、リナちゃんが登場。少し遅れ気味にのーりーも登場。久しぶりにバナマンの振りができて満足w 先週のアイポケラストイベでも仲間が来てたけどやっぱり「恵比寿マスカッツ」はとてつもなく大きな存在だったなあと。そしてのーりーは2週連続かよwと。果穂さんに「ベストフレンドだよね?」と迫られるも「う、うん・・」と若干引き気味に答えるあっきーも印象的だったw いくつになってもメンバー同士仲良くしていて欲しいものである。

そして皆へ向けた果穂さんの最後の言葉。とにかくファンをはじめとする多方面への感謝、AV女優になって良かった、と言い切っていました。自分の選んだ道に対して「良かった」と力強く言える彼女がとても大きく見えましたね。最後は果穂さん自身の希望だったという一人ひとりへのお見送りタイム。この期に及んで何を話していいかわからず、待ってる時間が気が気でなくてどうしようもなかったのですが最後は自作のTシャツの話、来週もイベントを普通にやってそうで実感が全然無い、という話、最後の最後には果穂さんの方から”大声で果穂ちゃんへ愛を叫ぼう”オフの時に「なんて変な人なんだろう、この人と友達になりたいって思ったよ」と言われ「数年前のことを覚えていてくれた・・」と様々な意味で感激してしまったのであった。まだまだ話したいことは沢山あるし、もっともっと仲良くなりたかったのだがそれはもう叶わない。この瞬間で最後かもしれない。しかし最後は「また会いましょう」と声をかけた。

泣きはしなかった。が建物を出てオリジナルミニ写真集に書かれてた自分宛のメッセージを見た時に涙が溢れそうになってしまった。ここまで明るくて人当たりが良くて優しくて人の気持ちを読めてヲタを受け入れてくれる大きな人はそういない。あの小さな体で。この6年で果穂さんからはいろんなものをもらった。物質的なものではなくて精神的な安寧を与えてくれるものを実に様々。それは自分のこれからの人生にかけがえの無いものであるだろう。こちらからはその与えてくれた何分の一かでもお返しができていただろうか。ずっとそう思ってきたがメッセージを見た時に「ああ、ほんの少しだけお返しができていたのかな」という気持ちになることができた。果穂さん、いままで本当にありがとう。貴方の前途が輝かしいものになることを心から願っています。お元気で。


アイデアポケットかすみ果穂 引退イベント@ラムタラMEDIA WORLD AKIBA 2016/4/24(日)

2016-04-26 01:34:59 | 果穂っち
いよいよラストイベント。この日は朝一の新幹線で押っ取り刀で駆けつけた次第であります。店にはちょっとだけ早く到着してしまい、期せずして入り待ちとなってしまいました。やっぱいい女です。いい女は眠そうでもいい女です。この日の定員は100名。かすみ果穂専ヲタならずとも「マスカッツが好きだった」歴戦のマスカッツヲタの方々もいてさながら先々週のラストレディオを髣髴とさせる雰囲気ではありました。

登場は懐かしいマスカッツのブルーの衣装にて。歓声が上がります。この衣装はホントにいいですよねえ。そしてサインスタート。ラストだけあって列が進まない進まない。みんなそれぞれ思いの丈を、それこそ思い思いに語っているのでしょう。そんな中でも一人ひとりに笑顔アリ、真面目な表情アリで疲れなど微塵も見せず対応してゆく果穂さん。いや、この日は対応というよりは友達としゃべってる感じに近いような気もしましたw

自分の番ではちょっと前にファンの間で流行った似顔絵を大き目の画用紙に描いていただくことに。もちろん色鉛筆も持参です(普段は競馬の血統の系統色分けに使ってるのだがw)これがまた素晴らしい。非常に特徴をつかんでるし、何より書いてもらいながらしたライトなエロトークの内容もコメントとして入れてくれるその瞬発力。いやいやいや恐縮しますよねえ。ちなみに絵のアップはありませんw 恥ずかしいから。あと普段はできない「会話が途切れそうになったら考えてきたメモを見てまた話す」が今回は時間あったためできたのです。初めて果穂さんのイベントに参加すべく新潟に行った時(その時はまだマスカッツ絶賛放映中だった)に写真のポージングで「小奥みたいに・・」と言ったら「小奥って単語は出さないで!」と強い口調で言われた事を話せました。「うっそ、そんな事言ったっけ」とケラケラ笑ってました。「でも昔はイヤだったろうけどつい先日のやつは何か楽しんでやってたように見えたよ」と言うと「そーなの、最後だし。後輩もいるし。吹っ切れて楽しめたのかも」と答えてくれたりもありながら。ラストイベントにして初めて距離を縮められたのかなあと。

団体撮影、個人撮影、とあっという間に時間は過ぎ楽しい時間は・・の言葉通り最後の挨拶となりました。この時にラストのV作品を撮った監督が出てきたり、駆けつけた桜木凜ファンからプレゼントがあったり、我らがかすみ果穂ファン一同からお花と寄せ書きのプレゼントがあったり。そして続けざまにきっしーとのーりーの乱入。ここで涙腺が崩壊した果穂さん。ウエウエ泣いていましたw 「だってラインとかでもさ、全然触れられなかったし。ああ、今日一人なんだって・・」との弁。ちなみにこの時もウエウエとw

凜ちゃんファンが贈呈してる時に、きっしーとのーりーがフライングして入ってきたのは果穂さん見えてなかったんでしょうかw いやあこのときは心底驚いた。ヲタに「隠れて」って言われて隠れてたもんね。
「正直、”今日イベントめんどくせえなあ”と思った日もありました。でもそういう時でもファンの人たちから元気をもらったし。マスカッツの中できしちゃんとかのーりーのファンから私のとこに来てくれたり、ファン同士がつながったり、そういう人と人との輪がどんどん大きくなって・・私は支えられました。本当にみんな最高のファンです」というようなニュアンスの締めの言葉がまた実に良かったです。実に12時のイベント開始から9時間半。かすみ果穂、ショップにおけるファイナルイベント、これにて終了です。疲れも見せず良く頑張った!感動した!(古い)

あとは事務所主催の贈る会、で本当のファイナル。かすみ果穂がいなくなってしまうなんて。いまだに実感が湧かないのが本音なのであります。




アイデアポケットかすみ果穂イベ@壱見屋書店 柳橋本店2016/4/17(日)

2016-04-25 18:56:11 | 果穂っち
この日の前日には大阪トレンド書店でのイベントもあったのですが、お財布と相談し名古屋へ。こちら壱見屋書店は前出のトレンド書店とならび、大阪名古屋でのイベントの両巨頭、といった感じのお店であります。「行った事がないところには行く」というモットーのもとヲタ活をしておりますので未踏の壱見屋書店に決めたのは必然であったのかもしれません。

イベントスペースは上階にあり、皆20畳ほど?の部屋の地べたに座りまったりとして順番を待っている模様でした。こういう風にゆったりとした雰囲気が出てるお店っていいですよね。自分は先週のラストレディオの集合写真を持ってそれにサインをいただきながらのお話。かすみ果穂は愛されすぎである、と滔々と語ってきました。次週のラストイベント@秋葉原のチケをヲタ仲間から譲ってもらってとてもありがたかった、という話には「ああ、それは元々あの人の分だったんだよ」というような裏話もありつつ。ヲタ仲間とは本当にありがたいものです。

イベントもあとわずかというのに湿っぽい雰囲気はみじんもなく、実にかすみ果穂らしい時間が流れておりました。妙に心に余韻が残って楽しかったなあ。新幹線の時間があったので最後の挨拶&ヲタとの一問一答、みたいな時間の途中に抜けなきゃならなかったのが唯一心残りでしたが。しかしその帰りの東海道新幹線で小泉純一郎を間近で見るという僥倖に恵まれるというw だって一人でお付きもいなくて普通に座ってるんだぜ、そりゃビビるっての。しかも東京駅で「こまち」が盛岡~秋田間が強風で運休になってるのを知って急遽「はやぶさ」に乗り盛岡までとりあえず行って駅員の案内でタクシーで秋田まで帰ってきたのはいいものの家に着いたのが深夜3時だったというオチ。いろんな事ありすぎだろう、と自分で自分を突っ込んだ名古屋遠征でしたとさ。


かすみレディオ公開収録~ラストレディオ~@秋葉原UDXシアター2016/4/10(日)

2016-04-21 19:08:57 | 果穂っち
前回のドグマイベから3/26、27のイベ及び4月頭に大阪、名古屋での撮影会、みっひーランドラスト、などもあったのですが、先立つものと仕事のシフトなどを考えここへの参戦。このかすみレディオはかれこれ5~6回ほど観覧した事はあったのですが、やはり果穂さんが1番楽しんでいる番組であるし唯一したい放題w ができる番組であるので「ラストは絶対に見届けねば」と思っておった次第であります。

いつもこの番組は歌舞伎町か渋谷での収録が主だったのですが今回は定員も170名と増えアキバの豪奢なホールでの運びでありました。ゲストは桜木凛・初音みのり・瑠川リナ・小島みなみ・白石茉莉奈・阿部乃みく・湊莉久・範田紗々・麻美ゆまといった、果穂さんの昔からの友や初代マスカッツの面々、2代目マスカッツの方々や事務所の大切な後輩など多彩な面々。

当初はかすみレディオの思い出的なことを話していくのですが段々クレームめいた話が多くなり「なんなの?クレーム処理の番組なの?」みたいな果穂さんの嘆きもありつつ、かすみレディオ名物、皆からの手紙のコーナーへ入ってゆくわけですが特に印象に残ったのがこじみなこと小島みなみ。いわゆるブリブリキャラクターなのですが、「どうせビジネスブリッ子なんでしょ?」という突込みにも「ビジネス・・・?みなみわかんなーい」などの返しが素なのか作りなのかわからせない感じが絶妙でした。「元祖ブリッ子」凜ちゃんが彼女の声真似をしながらの対話もまあ面白くて。笑いましたねえ。

そして時間は過ぎいよいよお手紙のコーナー。一人ひとりが果穂さんへの思いの丈を詰めた手紙をもうボロボロ涙を流しながら読むわけです。読み終わると手紙を果穂さんへ各自渡すのですが、こじみなの便箋がサンリオのマイメロディのやつだったらしく、「まだこれ好きなの?マイメロはあれだけやめなって言ったでしょ?」という突っ込みには涙、涙の中にも笑わせてもらいました。しかし凜ちゃんの「私が番組から抜けたとき、真っ先に電話をくれたのは果穂ちゃんだった」という話や「番組初期の頃、なじめなくて一人だった私に声をかけてくれたのは果穂っちだった」というのーりーの話には涙溢れました。そして”涙の歌姫”ゆまちんが気丈にふるまってるように見えたのは少し意外でした。それぞれ皆がとても強い想いで果穂さんがいなくなってしまう事の大きさを語っていました。出演者だけでなく会場の客の顔でも「ああ、こいつマスカッツのライブに良くいたわ」と気付かされる一瞬もあり、これだけ多方面から愛される人って現実のこの世界にどれだけいるんだろう、かすみ果穂はすごすぎるだろう、と改めて、本当に改めて思わされたのでした。

そして最後の果穂さんの挨拶「入ってはやめ、の女の子が多いので”ああ、やめんだ”みたいに思われるのかと思ってたけどこんなに慕ってくれてるんだなって。ありがとう、という言葉しかない。」は名言だなと。本当に心の底から出た「ありがとう」だったのではなかったのでしょうか。

周りから究極的に愛された女優の看板番組、ここに幕引きでございます。寂しいねえ。



ドグマPresents『Mドラッグかすみ果穂』発売記念サイン会@秋葉原 3月21日(月祝)

2016-04-14 18:39:35 | 果穂っち
3/6にはPLUS ONEの撮影会、その翌週3/12、13には大阪での凜果穂イベ、3/20には春原未来さんとの合同イベなど怒涛のラッシュだったため色々悩んだ挙句ここに参戦。サイン、団体撮影を一旦やって少し間をあけて3枚購入特典に進むという珍しいスタイルでした。その3枚購入特典は個人撮影&出演作を一緒に見る、という何ともいろんな意味でお恥ずかしい内容。個人撮影では番号を呼ばれて中に入ると心の準備もできず即時に撮影、というスターどっきり○秘報告さながらのびっくりした出来事もありながら。「ほら、早くしないとみんな見てるよ」みたいな感じで果穂さんに煽られたような気がw Mの作品なのに彼女はSっぽい責め方も全然上手いんですねえ(うるさいよ

DVD一緒に見ましょう、のコーナーでは内容がエグいもんだからどうしていいかわかんなくて、ただただモニターを黙って見つめてるだけだったですね。果穂さんはどんな表情してるのかな、とチラッと見たりもしましたが何だかこういう異質な空間が信じられなくてですね、「なんじゃこの時間は」みたいな。時空が歪んでんじゃないのという感じの。

これを撮った監督さんも傍らにいて一緒にトークするんですが「果穂ちゃんをああいう風にしたい人?」って質問に手ぇあげてる奴が半分くらいいまして。「ウッソだろお前ら、女をこういう風にしたい性癖の人間はそうそういねえぞ」と心の中では突っ込んでおりました。

でも監督さんの「俺らはエロ屋だ。女を本気でイカせるとこ撮らねえでどうすんだ。昨今のAVは甘すぎんだよな」というご意見にはうなずかされました。モノを作る人間の矜持がひしひしと感じられましたね。ことあるごとに果穂さんへの感謝も口にしてましたしね。ホントAV嬢としての最後のキャリアでこのレーベルの作品に出てしまう果穂さんのそのフロンティアスピリッツには度肝を抜かされます。「いろんなこと経験してからやめるんだ!」というその探究心ですね。事務所には最高潮に反対されたそうですが。

それだけ熱の入った監督さんの、体が痛くなるほど頑張った果穂さんの作品を僕は直視できないのであります。だってさあ、あれを直視できるファンっているのかね。いねえと思うもの。見て興奮できるのはずっとこのレーベルが好きな奴だけだよね。なんだか申し訳ないような、恐れ縮こまってしまうような、そんな気持ちが去来したこのイベなのでした。