映画「教育と愛国」予告編
きのう有楽町で「教育と愛国」をみた。三日前は満席で昨日のチケットを買って帰った。昨日も最前列数席を除いて満席。
戦車や砲弾の侵略。私達自身と私たちの子供、孫たちも日々「教育」により侵略されている。安倍・菅の露骨さよ。安倍の手先の極右学者や議員が平井美津子先生や牟田和恵先生や、まともな学校や人々を襲撃する言葉の軽さのそれは、今思い出しても吐き気をもよおすほどの下劣さだ。幼稚園児に教育勅語を叫ばせ安倍夫妻を賛美させ、今は安倍に裏切られた籠池の軽さもどうだ。
この映画パンフレットに寄せた白井聡さんは「(ならず者どもの)ペラッペラの愛国心」「(安倍は)ならず者を活気づけ、のさばらした」「安っぽい愛国心」「キョロキョロとお互いに目配りをし誰か不『道徳』な者がいないか監視しあい」「クズの、クズによる、クズのための社会」「(『マトモな日本人とは?』と問われて「サヨクではない、反日でない日本人』と答える(伊藤隆東大名誉教授)、このような人物が日本史学の泰斗だとされる国に誇りを持てと言われても、無理な話である」等々安倍ら権力共の「教育と愛国」に本気で怒り罵倒する。私はこの白井さんに心から同感する。また白井さんもいっている「(ならずものたちが)ますます『愛国主義』を喧伝する」ことがどれほど危険なことか、目の前のウクライナ戦争、その次は中国との戦争の転化が現実味を帯び、核武装、軍事力2兆円、労働運動の世界でも、ならず者たちの跋扈はまるで戦前かのような関ナマ支部への攻撃、心あるユニオン・労働組合(員)への攻撃・いじめ、不当解雇として勃発している・・・・つくづく危機を痛感する。映画を見終わったこの暗澹たる気分を自らを奮い立たせる気力へと転化させたいと切に思った。
あのペラッペラのならず者たちをこれ以上のさばらすな。
必見です。ぜひ!
