新型インフルエンザ:四街道の43歳男性、県内初の死者 /千葉
1月3日14時0分配信 毎日新聞
県は2日、新型インフルエンザで四街道市の自営業の男性(43)が死亡したと発表した。男性に持病はなく、ワクチンは接種していなかった。新型インフルエンザによる死亡例は県内初で、全国137例目。
詳細は
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100103-00000024-mailo-l1
亡くなられた43歳の男性は、持病もないのに急速に病状が悪化して死亡しています。新型インフルエンザの国内での流行がピークを過ぎたとの報道があってから
急速に関心が薄れてきているようです。実際にはまだまだ感染は続いているのですが・・・。ワクチン接種をした人、感染で免疫ができた人・・・これらが増えてきましたので大きな感染拡大は無いでしょうが、今までのところ中高年層で感染した人は少ないようですから今後も継続して要注意ですね。
43歳でお正月そうそうにインフルエンザで死亡とは・・・運の悪い方です。お悔やみ申し上げます。
福井県でも40歳の方が亡くなっています。
私のオジも義母も昨年来、入院したままですが、今のところなんとか峠を乗り越えて来ています。今までのところインフルエンザにも罹らずに来ています。私どもが病院に出入りするときは常にマスクを着用し、常に手指を消毒していることがよかったのかもしれません。それに「運」もよかったのだろうと思います。
新しい年になりました。新型インフルエンザの感染拡大も峠を越えたようです。
気分を変えてサスペンスでも載せてみます。
兄、敏宏が死んだのは3ヶ月程前の6月12日の夜だった。
あの夜は妹麗香の20歳の誕生日で、彼女の友達が14~15人集まった。私の兄と私、それに私達の母も一緒だった。母は麗香の母であるが、私と兄にとっては継母で、妹は腹違いの妹だ。母美香は未だ45歳で若くもあるのだが、見たところ30歳台にも見える美人だ。麗香は母に似ているが、彼女のような冷たさのない和やかさを感じさせる娘だ。
父は家に居たが出席しなかった。彼、結城政宏は60歳だが、昨年落馬して背椎を強くこわし、下半身麻痺になってしまった。今は車椅子の生活で、お手伝いの民さんのお世話で生きている。沢山の会社に持っていた役職を殆ど辞退し、自分が創った神戸化学の会長だけを残し、社長は死んだ兄結城敏宏に譲っていた。今は私が後を継いで名ばかりの社長を勤めている。
兄はあの麗香のバースデイの夜、妹の部屋・・・それは2階の南側の部屋の一つ・・・のベランダから落ちて死んだ。
その時、妹はトイレに行っていて、兄が入って来たことは知っていたが、兄が落ちた時は帰って居らず、落ちたことも知らなかったと証言した。唯、兄は大分酔っていて、入って来た時、自分を抱こうとしたなどと言った。
警察は結局、飲酒による事故死と判定し、事件を落着させた。
あれから後、父は益々気力を弱らせ、母の美香を遠ざけるようになっていた。私はある夜、父に呼ばれた。彼は私にこう言った。
「俺は今までの自分の生活を反省している。これからの余生は人生というものを考えてみることに集中するつもりだ。神様が俺を廃人にしてそう仕向けたのだと思っている。
会社がどうなろうと、今の俺には重大なことには思われなくなってしまった。しかし、お前は若いんだから、人生勉強のため、勇気を持って思うようにやってみろ!」
「お父さんは未だ若いんだから、世捨人みたいなことを言わんでください。私は社長としてとても通用しません。手伝ってくださいよ。」
私は思ったままを言った。
「良宏、もうお前がこの一家の主だ。俺は敏宏に望みを託していたが、あんなことになってしまって・・・」
父はそこまで言って涙を拭いた。
「何だか俺に責任があるような気がしてならないんだ。お前達のお母さんが自殺したのも俺のせいだったんだ。それ以来この家ではろくなことが起こらない。俺は遺産を生きている間に上手に分けようと思っている。
しかし、麗香は可愛い奴だ。あの子には何の罪もない。大事にしてやってくれ!」
涙もろくなっていり父は涙ぐみながらしゃべった。今の母のことは言わなかったが、言わないことに意味があるんだろうかと、私は思った。母の美香は、父の秘書をしていて、父の愛人になったと聞いている。私と兄のほんとうの母加代はそういうことを苦にして、瀬戸の海で投身自殺したということだ。その時、兄は6歳、私は4歳だったので、母の顔をよく覚えていない。覚えているようにも想うのだが、それは写真でみた母のイメージから来るものらしい。(つづく)
・・・・・・・・・
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・・・◎日本医師会が備蓄しているマスク
・・・◎㈱マイファーム
このブログは参考になります・・・◎真庭市(a citizen)
1月3日14時0分配信 毎日新聞
県は2日、新型インフルエンザで四街道市の自営業の男性(43)が死亡したと発表した。男性に持病はなく、ワクチンは接種していなかった。新型インフルエンザによる死亡例は県内初で、全国137例目。
詳細は
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100103-00000024-mailo-l1
亡くなられた43歳の男性は、持病もないのに急速に病状が悪化して死亡しています。新型インフルエンザの国内での流行がピークを過ぎたとの報道があってから
急速に関心が薄れてきているようです。実際にはまだまだ感染は続いているのですが・・・。ワクチン接種をした人、感染で免疫ができた人・・・これらが増えてきましたので大きな感染拡大は無いでしょうが、今までのところ中高年層で感染した人は少ないようですから今後も継続して要注意ですね。
43歳でお正月そうそうにインフルエンザで死亡とは・・・運の悪い方です。お悔やみ申し上げます。
福井県でも40歳の方が亡くなっています。
私のオジも義母も昨年来、入院したままですが、今のところなんとか峠を乗り越えて来ています。今までのところインフルエンザにも罹らずに来ています。私どもが病院に出入りするときは常にマスクを着用し、常に手指を消毒していることがよかったのかもしれません。それに「運」もよかったのだろうと思います。
新しい年になりました。新型インフルエンザの感染拡大も峠を越えたようです。
気分を変えてサスペンスでも載せてみます。
兄、敏宏が死んだのは3ヶ月程前の6月12日の夜だった。
あの夜は妹麗香の20歳の誕生日で、彼女の友達が14~15人集まった。私の兄と私、それに私達の母も一緒だった。母は麗香の母であるが、私と兄にとっては継母で、妹は腹違いの妹だ。母美香は未だ45歳で若くもあるのだが、見たところ30歳台にも見える美人だ。麗香は母に似ているが、彼女のような冷たさのない和やかさを感じさせる娘だ。
父は家に居たが出席しなかった。彼、結城政宏は60歳だが、昨年落馬して背椎を強くこわし、下半身麻痺になってしまった。今は車椅子の生活で、お手伝いの民さんのお世話で生きている。沢山の会社に持っていた役職を殆ど辞退し、自分が創った神戸化学の会長だけを残し、社長は死んだ兄結城敏宏に譲っていた。今は私が後を継いで名ばかりの社長を勤めている。
兄はあの麗香のバースデイの夜、妹の部屋・・・それは2階の南側の部屋の一つ・・・のベランダから落ちて死んだ。
その時、妹はトイレに行っていて、兄が入って来たことは知っていたが、兄が落ちた時は帰って居らず、落ちたことも知らなかったと証言した。唯、兄は大分酔っていて、入って来た時、自分を抱こうとしたなどと言った。
警察は結局、飲酒による事故死と判定し、事件を落着させた。
あれから後、父は益々気力を弱らせ、母の美香を遠ざけるようになっていた。私はある夜、父に呼ばれた。彼は私にこう言った。
「俺は今までの自分の生活を反省している。これからの余生は人生というものを考えてみることに集中するつもりだ。神様が俺を廃人にしてそう仕向けたのだと思っている。
会社がどうなろうと、今の俺には重大なことには思われなくなってしまった。しかし、お前は若いんだから、人生勉強のため、勇気を持って思うようにやってみろ!」
「お父さんは未だ若いんだから、世捨人みたいなことを言わんでください。私は社長としてとても通用しません。手伝ってくださいよ。」
私は思ったままを言った。
「良宏、もうお前がこの一家の主だ。俺は敏宏に望みを託していたが、あんなことになってしまって・・・」
父はそこまで言って涙を拭いた。
「何だか俺に責任があるような気がしてならないんだ。お前達のお母さんが自殺したのも俺のせいだったんだ。それ以来この家ではろくなことが起こらない。俺は遺産を生きている間に上手に分けようと思っている。
しかし、麗香は可愛い奴だ。あの子には何の罪もない。大事にしてやってくれ!」
涙もろくなっていり父は涙ぐみながらしゃべった。今の母のことは言わなかったが、言わないことに意味があるんだろうかと、私は思った。母の美香は、父の秘書をしていて、父の愛人になったと聞いている。私と兄のほんとうの母加代はそういうことを苦にして、瀬戸の海で投身自殺したということだ。その時、兄は6歳、私は4歳だったので、母の顔をよく覚えていない。覚えているようにも想うのだが、それは写真でみた母のイメージから来るものらしい。(つづく)
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