新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

インド・アッサムと香港の情報(鳥インフルエンザ)

2008年12月12日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
●インド中央政府はアッサム州行政府に対し早急に鳥インフル対策を講じるように指示をだしています。現地では住民への感染が心配されていて、現在82人がインフルエンザ症状を呈しています。これがH5N1鳥インフルエンザウイルスによるものかどうか不明です。


●最近発生している香港の鳥インフルエンザは、密輸された受精卵が原因かもしれない。何人かの農場経営者たちが、食用と偽って受精卵を本土から不正に持ちこみ、孵化させていた。この様な不正持ち込みは大々的に行われていて、”公然の秘密”となっているらしい。


出所は以下のものなど
The Times of INDIA
http://timesofindia.indiatimes.com/India/Check_bird_flu_soon_Delhi_tells_Assam/articleshow/3824730.cms

SCMP.COM
http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2c913216495213d5df646910cba0a0a0/?vgnextoid=ad643374a562e110VgnVCM100000360a0a0aRCRD&vgnextfmt=teaser&ss=Insight&s=Opinion

インド・アッサムの感染拡大は止められるでしょうか。人への感染の疑いが既に82人もいます。先日、現地撮影の動画を見て、防護服で鶏の処理をしている傍に無防備で現地の人たちがたくさんいる状況ですから感染しない方が不思議なくらいです。発生源ではないかといわれているバングラディッシュは貧困で人が死んでもその原因を突き止めることもなされていないと想像します。衛生状態は良くないし家禽と人とは接近しています。
 
香港は鶏インフルエンザ対策は十分できていると思っていたのですが、「公然とした抜け穴」があったのですか。簡単に信じてはいけませんね。常に「疑い」をもって対処しないと。