鳥インフルエンザの新たなヒト確定症例（エジプト）

エジプト保健・人口省は、鳥インフルエンザの新たなヒト確定症例を報告した。新たな症例はAssiut行政地区、Elfath地区の38歳女性である。女性は3月14日に発熱と頭痛で発症した。女性は3月14日にAssuit発熱病院に入院し、同日（3月14日）オセルタミビルを開始され、現在容態は安定している。H5N1鳥インフルエンザウイルス感染は、エジプト中央公衆衛生研究施設において3月18日に確認された。

詳細は
感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/2009who/09who19.html

エジプトでは幼児への感染が続いていました。今回は大人への感染です。鶏に直接触ることの可能性の少ない幼児が感染するということはヒトへ感染しやすいウイルスに変異しているのではないかとの見方もあるようです。但し、このところエジプトでは死亡していませんから病原性が低くなっている可能性もあります。