新型インフルエンザ対策

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新型とB型のインフルで初の重感染か―4歳男児、堺市で

2010年01月13日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
新型とB型のインフルで初の重感染か―4歳男児、堺市で
1月12日22時46分配信 医療介護CBニュース
 堺市衛生研究所は1月12日、同市の4歳男児から採取した検体から、新型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの両方が検出されたと発表した。男児には川崎病の既往があったが、インフルエンザは特に重症化することなく回復したという。国立感染症研究所によると、季節性のA型とB型の重感染は報告されているが、新型とB型の重感染が疑われる例の報告は初めてという。
詳細は
医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100112-00000012-cbn-soci


新型インフルエンザと季節性インフルエンザ(B型)の両方に同時に感染することもあるのですね。
11月にB型に感染することも可能性は低いと思われます。その上さらに新型インフルエンザにも感染した(どちらに早く感染したのかはわかにませんが)のですから珍しいケースでしょう。新型の方はウイルスが駆逐されたようです。A型とB型で戦うのでしょうか。
インフルエンザウイルスも地球上で生き残りを賭けて戦っているのですね。
新型が感染拡大すると従来型のA型インフルエンザウイルスは駆逐されると言われています。
今シーズン、新型インフルエンザが流行を簡単にやめなければ、季節性のA型インフルエンザは流行らない可能性があるでしょうね。


サスペンスのつづき・・・

私は父の介護人の沢村民子が勝手に下りている時。一寸部屋まで来てくれと言った。
彼女はうやうやしく頭を下げてから言った。
「坊ちゃま、何でしょうか?」
「特別な用事じゃないが、お前も知っているように近頃兄貴が変死したし、私にも事故があったんだ。そういうことの根が昔に在るという人がいるんだ。
 そこで昔のことについて、おやじのひとりごとでもいいから、何か聞き出してもらいたいんだ。よそからかかる電話も、それがどんな用事でかけて来るか知りたいんだ。何か知らせてくれたら、充分お礼をするよ。」
「へえーそうですか? そういうことなら、今まで多少知っていることがありますよ、お父さんは敏宏坊ちゃまの亡くなられたことで、とても気を落とされて、時々ひとりごとを言っておられました。
 あいつかも知れん、しかし証拠が無い、などと聞こえました。それからまた、あれもおかしい、妹に手を出すなんてー、とも言われていました。」
「そうか、それはありがとう。また何かあったら知らせてくれ。」
 私はそう言いながら、用意していた金封を彼女に渡した。その中には十万円入っている。辞退する彼女に無理に持たせた。

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矢坂が報告があると言ってやって来た。
「わかりましたよ。私は田中敦男とお母さんと美香さんとを結ぶ線の上に、誰がいるか調べたんですよ、そうしたら、あなたの会社の戸川一郎がいるんですよ。
 田中敦男は、今のお母さんの兄、戸川一郎の細君の妹の子です。戸川という男に充分気をつけてください。
 戸川はお父さんの交通事故の後、あなたの会社に入っています。私の推理を申し上げると、彼はお父さんを脅迫して、美香さん、麗香さん、それに自分まで売り込んだんです。
 そこまで考えると、結城家乗っ取りも考えていないとは限りません、田中は彼の手先です。」
「恐ろしい推理だね、そんなこと、全部君の妄想ということはないかね?」
「私はもっと恐ろしいことの証拠を握っているんです。その証拠を今申し上げられないのは残念ですが、そういうところから逆に推理しているんですから、妄想などということは絶対ありえません。
 次はきゃつらを罠にひっかけることを考えねばなりません。用意ができたら、何をやるか報告に来ます。」
 私は矢坂の追っている線にそれ程真剣にはなれなかった。そういう線上に戸川がいるとすれば、彼を警戒せねばならぬことはわかったが、それを押し進めて麗香を苦しめるようになるのが嫌であった。矢坂の推理によると、戸川は彼女の伯父であり、彼女をこの家に押し付けたことになる。そこまでわかったら、麗香も追い詰め、苦しませるだろう。
私は彼女と血がつながっていないことだけ、知らせ、これから起こるだろうショックに備えるとともに、私達が結ばれてよいことを言いたかった。
 私はその夜、六甲での写真を持って、麗香の部屋へ行った。
「この間の写真ができたよ。」
 私はそれを渡しながら、それを見た時の彼女の表情をさぐろうとした。麗香はたしかに嬉しそうであった。
「わあー、よく写ってる。ほんとに夫婦みたいー」
「そうだろう、ところでほんとうの夫婦にならんかね?」
「兄さん、そんなこと本気で言ってるの?
だとしたら・・・頭がおかしんじゃない?」
「そうじゃないんだ。俺達、血がつながってないことがわかったんだ。」
「うそー、」
「いやほんとうなんだ。矢坂が調べてくれたんだ。二人がはじめて会ったのは、おやじが交通事故で、お前のお父さんの滝田栄治さんを事故死させた後のことなんだ。おやじはその責任をとって、身重の未亡人を引き取った。事故から2ヶ月してお前が生まれたんだ。もちろんおやじはお前が気に入り養女・・じゃない庶子として認知した。ほんとうを言えば、一旦、滝田麗香として戸籍に入れてから、養女にすればよかったのに、お母さんが好きだったので、わざわざ自分の子にしてしまった。おやじは今もお前がかわいくてたまらんらしい。」
 麗香の表情が次第にこわばって行くのがわかった。
「わたし、この家の人間じゃないの?」
「何を言う、庶子でも養女でも、ちゃんとこの家の人間だ。俺の言っているのは俺達の血がつながっていないから、結婚しても、血族結婚にならないってことだよ。」
「だって戸籍では妹の身分でしょう?」
「そこが問題だ。俺は本来の姿に戻すことを研究している。それより大切なことは、血縁が無いから、結婚を決心することだよ。法律的な問題は後にして、決心して約束することだよ。」
 麗香はうつむいて考えこんだ。


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