「・w・「きしゃー
なんか久しぶりに更新した気がします。
いきなりですが私は自動空気ブレーキが大好きです。
あの煩雑なハンドル操作、制動性の悪さ、独特の緩解音・・・

ユルメ位置

込メ位置

重ナリ位置
たまりません。
自動空気ブレーキは貨物列車や気動車で今でも数多く使われています。
自分の近くで自動空気ブレーキの車両といえばキハ40ですかね。(近いと言ってもかなり遠いですが
昔は電車にも自動空気ブレーキが多数採用されていましたが電磁直通ブレーキなどセルフラップブレーキにおされてもはや風前の灯です。
路面電車なんかでは今でも使っていたりしますけどね。
カルダン駆動で自動空気ブレーキというと本当に採用例は少ないんでしょうね。自分はそんな採用例は知りませんけど(
今年3月まで名古屋鉄道瀬戸線で走っていた6750系という車両は自動空気ブレーキの電車でした。
6750系は1986年製造です。日本の大手私鉄(1067mm以上の軌間)の中で最後に作られた吊り掛け車でもありました。

「1067mm以上の軌間」となっているのはナローゲージ(762mm)の三岐鉄道北勢線や近鉄内部・八王子線の車両で吊り掛け駆動の車両が6750系より後に作られたからです。
他の鉄道会社で登場した同世代の車両といえば
京浜急行 1500系(1985年~)
西武鉄道 N2000系(1988年~)
小田急 10000形「HiSE」(1987年~)
東急 9000系(1986年~)
があります。
いずれもカルダン駆動、電磁直通空気ブレーキや電気指令式空気ブレーキなど当時の最新技術(笑)を駆使して製造された車両です。
そんな中、自動空気ブレーキ、しかも吊り掛け駆動で製造された6750系。
なんでかというと「車体更新車」だからです。
そのルーツはさかのぼること30年以上・・・
1952年にさかのぼります。
名鉄が本線特急用に製造した「3900系」
名鉄が製造した最後の1500V線区用の吊り掛け新造車でした。
6750系は実はこの3900系の下回りを流用して車体を新造した形式だったのです。
下回りは昔のままなので吊り掛け駆動、自動空気ブレーキとなっているのです。
下回りの古さは台車を見てもわかります。

イカツイ台車でしょう?
6750系については他にも詳しく紹介されているサイト様がありますのでここではこれぐらいにしておいて・・・
6750系を初めて知ったのは中2のころでした。
部活のK山先輩という方が名古屋鉄道クラスタでした。
吊り掛け車について雑談をしてる時に
「名鉄に大手私鉄最後の吊り掛け車がいるよ」
と言われました。
家に帰って調べてみると・・・シバラシイ!
重低音で濃厚な吊り掛け車が定期運用で毎日活躍している!
吊り掛け好きの私にとってこれ以上ない好条件な車両でした。(名古屋なので若干遠いですが
さっそくその年の冬に瀬戸線を初訪問しました。
一応そのころから「自称」音鉄だったので走行音を録ったり録ったり・・・吊り掛けを満喫しました。
吊り掛け駆動といえば独特の香りを思い浮かべる人・・・通ですね~
吊り掛け駆動は潤滑油を大量に使用しています。走行中に線路にも油が垂れていきます。
そのため瀬戸線では尋常ではない量の油が線路にこびりついていました。

で、この潤滑油どんな香りかというと
低層のマンションなどでエレベーターが来るのを待っているときにドアに鼻を近づけて内側のにおいをかいでみてください。
たぶん独特なにおいがすると思います。潤滑油のにおいです。それと同じようなにおいが吊り掛け車ではするのです。
一時期、鉄道博物館に展示されているモハ40で「再現」と表して潤滑油の香りをつけたところ
「悪臭がする」と散々な苦情を言われたため取りやめたなんて言う話がありましたが
苦情を言った人には「あなたの父や祖父は毎日そのにおいの中、通勤・通学したんだよ」と言ってやりたいです。
話がgdgdなのでそろそろ〆たいと思いますw
今年3月に引退した6750系ですがその最後は自分としてはかなり厳かに感じました。
もちろん沿線に撮影者等はいましたがみなさん非常にやさしく見守っていました。
中央線で201系が引退したときの大騒ぎとは話が違うのです。
マナーの悪い人もおらず、本当に静かに看取られて引退しました。
要するに俗にいう「葬式鉄」がいなかったのです。
引退するからと言って普段瀬戸線に乗っていない人が集まるワケではなく元々瀬戸線を撮影していた人がただただ別れを惜しんで撮影をしていました。
名鉄は公式HPに積極的に引退をアピールして記念乗車券やイベント等を企画していましたがそれにしても沿線は静かでしたね。
名鉄も束日本みたいな露骨な営利的イベントはしませんでした。
車輌の引退はかくあるべきだと思いました。
葬式鉄が悪いとは思いません。ただマナーや気配りのできない人がバカみたいに騒いでいるのは同じ鉄道ファンとして恥ずかしいものです。
そんな人たちは鉄道ファンを名乗る資格はありませんね。
来春、寝台特急「日本海」が廃止になりますがどうか静かに引退してくれればいいなと思います。
なんか久しぶりに更新した気がします。
いきなりですが私は自動空気ブレーキが大好きです。
あの煩雑なハンドル操作、制動性の悪さ、独特の緩解音・・・

ユルメ位置

込メ位置

重ナリ位置
たまりません。
自動空気ブレーキは貨物列車や気動車で今でも数多く使われています。
自分の近くで自動空気ブレーキの車両といえばキハ40ですかね。(近いと言ってもかなり遠いですが
昔は電車にも自動空気ブレーキが多数採用されていましたが電磁直通ブレーキなどセルフラップブレーキにおされてもはや風前の灯です。
路面電車なんかでは今でも使っていたりしますけどね。
カルダン駆動で自動空気ブレーキというと本当に採用例は少ないんでしょうね。自分はそんな採用例は知りませんけど(
今年3月まで名古屋鉄道瀬戸線で走っていた6750系という車両は自動空気ブレーキの電車でした。
6750系は1986年製造です。日本の大手私鉄(1067mm以上の軌間)の中で最後に作られた吊り掛け車でもありました。

「1067mm以上の軌間」となっているのはナローゲージ(762mm)の三岐鉄道北勢線や近鉄内部・八王子線の車両で吊り掛け駆動の車両が6750系より後に作られたからです。
他の鉄道会社で登場した同世代の車両といえば
京浜急行 1500系(1985年~)
西武鉄道 N2000系(1988年~)
小田急 10000形「HiSE」(1987年~)
東急 9000系(1986年~)
があります。
いずれもカルダン駆動、電磁直通空気ブレーキや電気指令式空気ブレーキなど当時の最新技術(笑)を駆使して製造された車両です。
そんな中、自動空気ブレーキ、しかも吊り掛け駆動で製造された6750系。
なんでかというと「車体更新車」だからです。
そのルーツはさかのぼること30年以上・・・
1952年にさかのぼります。
名鉄が本線特急用に製造した「3900系」
名鉄が製造した最後の1500V線区用の吊り掛け新造車でした。
6750系は実はこの3900系の下回りを流用して車体を新造した形式だったのです。
下回りは昔のままなので吊り掛け駆動、自動空気ブレーキとなっているのです。
下回りの古さは台車を見てもわかります。

イカツイ台車でしょう?
6750系については他にも詳しく紹介されているサイト様がありますのでここではこれぐらいにしておいて・・・
6750系を初めて知ったのは中2のころでした。
部活のK山先輩という方が名古屋鉄道クラスタでした。
吊り掛け車について雑談をしてる時に
「名鉄に大手私鉄最後の吊り掛け車がいるよ」
と言われました。
家に帰って調べてみると・・・シバラシイ!
重低音で濃厚な吊り掛け車が定期運用で毎日活躍している!
吊り掛け好きの私にとってこれ以上ない好条件な車両でした。(名古屋なので若干遠いですが
さっそくその年の冬に瀬戸線を初訪問しました。
一応そのころから「自称」音鉄だったので走行音を録ったり録ったり・・・吊り掛けを満喫しました。
吊り掛け駆動といえば独特の香りを思い浮かべる人・・・通ですね~
吊り掛け駆動は潤滑油を大量に使用しています。走行中に線路にも油が垂れていきます。
そのため瀬戸線では尋常ではない量の油が線路にこびりついていました。

で、この潤滑油どんな香りかというと
低層のマンションなどでエレベーターが来るのを待っているときにドアに鼻を近づけて内側のにおいをかいでみてください。
たぶん独特なにおいがすると思います。潤滑油のにおいです。それと同じようなにおいが吊り掛け車ではするのです。
一時期、鉄道博物館に展示されているモハ40で「再現」と表して潤滑油の香りをつけたところ
「悪臭がする」と散々な苦情を言われたため取りやめたなんて言う話がありましたが
苦情を言った人には「あなたの父や祖父は毎日そのにおいの中、通勤・通学したんだよ」と言ってやりたいです。
話がgdgdなのでそろそろ〆たいと思いますw
今年3月に引退した6750系ですがその最後は自分としてはかなり厳かに感じました。
もちろん沿線に撮影者等はいましたがみなさん非常にやさしく見守っていました。
中央線で201系が引退したときの大騒ぎとは話が違うのです。
マナーの悪い人もおらず、本当に静かに看取られて引退しました。
要するに俗にいう「葬式鉄」がいなかったのです。
引退するからと言って普段瀬戸線に乗っていない人が集まるワケではなく元々瀬戸線を撮影していた人がただただ別れを惜しんで撮影をしていました。
名鉄は公式HPに積極的に引退をアピールして記念乗車券やイベント等を企画していましたがそれにしても沿線は静かでしたね。
名鉄も束日本みたいな露骨な営利的イベントはしませんでした。
車輌の引退はかくあるべきだと思いました。
葬式鉄が悪いとは思いません。ただマナーや気配りのできない人がバカみたいに騒いでいるのは同じ鉄道ファンとして恥ずかしいものです。
そんな人たちは鉄道ファンを名乗る資格はありませんね。
来春、寝台特急「日本海」が廃止になりますがどうか静かに引退してくれればいいなと思います。
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