
最近、我が家の松の葉が黄化してきて心配している。
今年は暑い夏が心配で、夏の間ずっと毎日水を与え続けたせいか、青々として元気そのものだった。
ところが、10月下旬ごろから少し葉の色味が変だと気がついた。
しかし、心当たりもないし手立てもないままに様子見を続けていた。
時が経つにつれて青々としていた葉が黄色味を帯びてきた。
先日、庭木の手入れに来た人も、松の葉の色を見て首を傾げていた。
松の小枝の切り口から松ヤニが全く出てこないことが問題であった。
何が原因かは判らないが、松枯れの可能性がある、との見解だった。
今、松の手入れをしても、元気のない人に手術をするようなものだから、止めておいたほうがいい、と。
私はその人を信用しているので、同意して手入れをするのを止めて様子を見ることにした。
それにしても、松枯れの可能性がある、と聞いてショックを受けた。
3年前の秋、門かぶりの松が松枯れで駄目になっているからだ。
その時には、見る見るうちに茶褐色になっていって枯れてしまった。
2本の松は35年前ぐらいに今のところに植え替えたのだが、とても寿命とは言えないだろう。
今はとにかく松枯れでないことを祈るばかりだ。

いつも見ている木が枯れるのはさびしいものでしょう。
美鈴が丘の家に松がありますが、今は愛着がないので、デカルトさんの気持ちが汲みとれません。来年春になったら新芽が出るかもしれません。元気を出しましょう。
愛着と言うよりは、申し訳ない、という気持ちが強いですね。
生き物としての松に対してもそうですが、違った意味で母親に対して申し訳ないと感じています。
と言うのも、元はといえば、この松は2本とも母親が昔買ったものだからです。