広島ジュニアを富山に迎えて始まった交流会。
昨年の模様はこちらです。
今年は8月11日
会場は広島市アステールプラザ。
これまでの広島県日韓親善協会支援のもと韓国(釜山・大邱)に加え,
熊本・島根・富山のジュニアも加わった交流会となりました。
8月10日
富山県ジュニア囲碁チーム
広島県八幡SAにて
ジュニア20名,パパ・ママ9名(廣田支部長,キャプテン下島七段)
計29名です。

中山ママと怜ちゃんの
下島先生の似顔絵。力作です。

朝6時に富山駅北口を出発し17時広島着。
バスに揺られて11時間の長旅でした。
車中では,カラオケ大会・似顔絵大会・ビデオ(ヒカルの碁,名探偵コナン)
で英気を養いました。
初日夜は歓迎レセプション。
各チーム紹介の後,下島先生・山本先生出題の囲碁クイズ大会。
大邱・釜山A・釜山B・広島・熊本・島根・富山A・富山Bの
8チームで名勝負が展開されました。

クイズ第7問は次の一手当て「耳赤の一手」

クイズ大会の結果は最終第8問
山本先生の似顔絵で満点100点をゲットした
釜山Bチームが大逆転で優勝しました。

8月11日
午前中は,日本の対抗戦です。
(韓国チームは広島観光)
島根・広島チーム(道策・秀策軍)VS 富山・熊本チーム(佐々成政軍)
段級位に基づくハンディ戦です。
時間の許す限り,繰り返し・交代で対局しました。

道策:島根県出身,江戸時代前半,元禄時代の名人「前聖」と呼ばれる。
秀策:広島県出身,江戸時代幕末,本因坊家跡目,御城後19連勝「後聖」と呼ばれる佐々成政:織田信長の家臣。富山県・熊本県を治めた。
広島の「元お姉さん」がスコア係です。

富山美少女がホワイトボードへ成績を書き込むお手伝い?です。
結果は,島根・広島103勝,富山・熊本46勝。
島根・広島チームが勝ち。
佐々成政軍も,囲碁では道策・秀策軍に完敗です。

午後から日韓対抗戦です。
総互戦,いざ勝負。

手空きの子供達はその間,指導碁です。
下島先生・山本先生・金先生,御苦労様でした。
写真は田島君,金先生との指導碁です。
金賢貞三段は,進行係・通訳・指導碁,ありがとうございました。

結果は,日本88勝 韓国66勝でした。
最後に成績発表・表彰式・大抽選会にジャンケン大会。
下島先生と山本先生,趣向ありがとうございました。

8月12日
広島→富山への帰途。
因島へ立ち寄り,秀策碑の前で記念撮影です。
秀策生家で対局です。
日本囲碁史上で最強とも言われる秀策の生家を訪ね,
その空気に触れて2目は強くなった?かな。
皆熱心,予定よりオーバーして2時間近く秀策記念館に滞在しました。


12時,秀策記念館出発。
夜10時富山駅到着,全員無事に解散しました。
【あとがき】
富山県支部連合会のこれまでの地道な子供達への活動
(きときとジュニア大会・囲碁林間学校・小学校への囲碁普及活動)が,
特に昨年から下島先生の情熱と,他県子供達との囲碁交流により,
全体の囲碁レベルアップと交流の広がりに繋がっていると思います。
全国少年少女囲碁大会,中学生の部
昨年の優勝が富山県代表「大表拓都君」,
今年の優勝が広島県代表「坂倉健太君」だったのは,
単なる偶然ではなく,両県の地道な活動の成果だと思います。
地道な活動をなぜ継続できるのか,
それは「囲碁の面白さ,奥深さ」
そして「仲間を増やしたいから」
「子供達に伝えていきたいから」
3日間,修学旅行を引率した先生のような気分でしたが,
子供達にとって思い出に残る夏休みになったと思います。
日本棋院広島県本部の皆様,
下島陽平七段,山本賢太郎五段,金賢貞三段,
大事な子供達を気持ちよく送りいただいたパパママ,
ありがとうございました。
記事&写真 百迷山さん
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます