母は時々田舎のお山の面白い夢をみる。
数年前のこと、今のお山の道ができたところから車に乗って白い服を着た人が手を振りながら上がっていく夢をみたという。あんなところに道なんて無いのにと思いながら、誰が運転手かと亡くなっている母の兄に聞くと琴さんのご親戚の名前だったという。後で繋がってびっくりした。
昨年二人で道を作る前のこと。夢では亡くなった母のお姉さんを含む多くの人がせっせと道を作ってたという。確かに、最初の手作り道を作ったのは母と私の二人だったけど、その後に多くの人が道づくりを手伝ってくれて立派な道がつきました。
あと、お山の頂上に大きな頭の蛇がいて、上から下をみていたとか。あら、太い蛇ねぇと話しながら、凄いねぇと下から母は眺めていたという。普通は怖いはずなのに全然怖くなくて、目が覚めてから何故か忘れないように律儀に自分の日記に絵まで描いて残しておいたみたい。笑
そしたらその一年後、祠を建ててからのこと。お山の写真にそれらしき感じで蛇のような光が上から下を眺める感じで写っていてあの夢と一緒だと日記を見返してびっくりしたみたい。上が母の絵だけど同じですよね。笑
そんなこんなで、まだまだあって、面白い夢に笑ったり驚いたりしてしまうのだけど、今日は最高の話。
先日、恵比寿様のお山の真下に住む身体の不自由な従兄弟から鈴を奉納したいと頼まれて、お宮につける鈴と紐を購入した。その鈴と紐が我が家に届いたので開けてみるとなかなか立派で、従兄弟が自ら奉納したいと言ってくれて嬉しいねと母と話していた。神様もきっと喜んでるよと話していたからなのか、母がその晩にみた夢はとてもおめでたい。
ここから母の夢の話ふたたび!
新しい道から何十人も多くの人が上がってきていて金刀比羅様のお山の山頂は人がいっぱいいたという。これからあげるはずのお宮が既に建っていて、その立派な金刀比羅様のお宮の前で、赤い服を着た子供が10人くらいと白い服に袈裟をかけた大人が10人くらい神楽とは違う舞を神様に奉納していたという。綺麗やねぇとみていたら、何故か山にそれはそれは大きな太陽と月が両方出ていて明るくて、その間から花火がドンドンとたくさん上がってとても綺麗だったとか。そして、そのお宮には従兄弟が奉納する予定の鈴が確かにあったという。
まぁ、何ておめでたいのか。幸せ者の母の夢の話なので自由です。笑
でも、この話を聞いて、神様の世界かご先祖様の世界ではお祝いをしてるんじゃないかと勝手に想像して良かったなぁと思う私がいる。私もなかなかおめでたい。笑笑
母と、実際お宮が上がったら津野山神楽を舞ってもらいたいねと話した。
そんなこんなで、お宮の復興に関われて本当に幸せです。神様ありがとうございます。
山下清さんの花火の絵画よりお借りしました!