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お山にお宮がたちました

駒になる

道づくりをはじめる前、すでに亡くなったおじいちゃんとおばあちゃん、そして従兄弟にあたるおばさんの夢を母がみたそうだ。正装をして母にお礼を言いに来たという。夢なので何のことだかわからなくて何のお礼?と母が尋ねたそうだが答えはなかったみたいだ。

その後も実際に道を作る前、つまり道づくり計画中のこと、何人かで山に道をつくっている夢を母がみたという。その時にもすでに亡くなった母の姉が白い着物を着て手伝いに来てくれていたらしい。他にも何人かが上の方で道をつくってくれていたという。

山さんにその事を後に話すと、既に亡くなっているご先祖様と村の人皆んなで母にお礼に来たかったけどその亡くなった村の人達の代表としてお礼に来たのだと教えてくれた。

この世とあの世が繋がって、魂は永遠だとしたら神様にお逢いできるのはこの世を終えたのちのことになる。その時に大変失礼な事を神様にしていたことに気づいても肉体がないからなす術がないのかもしれない。だから母の夢で手伝いたいとみせてくれたんだと思う。

肉体がある私と母は駒になって神様の喜んでもらえる事を人生をかけてしていきたいと心から思った。

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