人とは仲良くと思ってるので、人間関係は悪くなかったです。
仕事も責任ある事を任されるようになり、楽しいと感じる事もありました。
それでも、毎日が仕事ばかりで埋まっていて、とにかくしんどいのです。
休みも休みらしくなくて、やらないといけない事は山ほどあり、あの頃は頑張り過ぎでしたね。
三年は頑張るぞと自分に言い聞かせていましたが、心はバランスを崩し始めて、疲労から不平、不満、愚痴ばかり言ってました。
本当にダメダメだったと思います。
感謝すべきものも、沢山あるのに気づけず、神様からみたらアウトだったと反省します。
きっと、しんどすぎたのだと思います。
何のために、こんなに働いているのだろう。
毎日クタクタで、家に帰ると何もできない、そんな日々は美しくもなく、楽しくもなく、趣味も見つけられず。
心が楽しくない日々を過ごしました。
時間がぎゅうぎゅう詰めで、自由がとにかくないのです。
自分に負けたくないという、変な執着と闘いながら、心は泣いていましたね。
何をそんなにぎゅっと握っていたのか、今となっては摩訶不思議ですが。
そんな日々が続いていたある日、私は仕事の出張中に事故に遭ってしまいました。
石の上にも3年と思ってたのに、3年もたってなくて、勤めて1年8ヶ月くらいだったかな。。。
赤信号で停まっていたら、ノーブレーキで、60キロ〜70キロの速度の若いお兄ちゃんの車に追突されてしまいました。過失100対0。
おそらく携帯か何かを見ていたのでしょう。
突然の出来事で何が起こったのか、わからなかったのですが、車は後部のドアがずれてがぐちゃぐちゃになっていました。
三列の大きい車だったので助かったのですが、軽四なら私はいなかったかもしれません。
警察が来て、事故処理が終わり、震えが止まらないまま帰社しました。
それが、その時に不思議なのですが、はじめて内なる声を聴いたのです。
「大変なことになったよ。」
確かに私の中からそう聴こえたのです。
事故の瞬間は、その後起こる体の不調は想像すらできなかったので、えっ今の何?と思いました。
全く気づいていない身体に起こった異変を教えてくれたのは私だったのです。
続く