三嶋神社

愛媛のお遍路の時、寄らせてもらった神社を紹介します。

私は、凛とした空気が好きで、神社に足を運びたくなります。

以前、この神社前を通った時にとても気になったので、愛媛のお遍路の際にはここに来なければとずっと思っていました。

大きな鳥居に整然と手入れの行き届いた神社がこちらの三嶋神社です。

御祭神は大山祇神、高龗大神、雷大神です。

山に降る雨を司る龍神様が高龗神で、山に降った雨は山に貯えられ、それがしみだして谷川となり里に流れ来る。一般的に、祈雨・止雨など水量のコントロールをしていただく神様が龗神様。

雷神は雷を司る神様。菅原道真は死して天神（雷の神）になったと伝えられてますよね。

日本書紀によれば、火の神を出産した伊邪那美命は、陰部に大やけどを負い、それが原因で死んでしまいます。

伊弉諾尊が剣を抜いて火の神、軻遇突智を三段に斬りました。

一段から「雷神」が成りました。

また一段からは「大山祇神」が成り、

さらに一段から「高龗」が成りました。

とあります。

　

三嶋神社はこの三神を御祭神としているのですね。

手入れの行き届いた階段を上がります。




階段を上がったところにも鳥居があります。

拝殿になります。

お詣りをさせて頂くご縁を頂きましてありがとうございますと頭を下げます。


美しい参道です。


拝殿の裏手にまわりました。

クロアゲハがヒラヒラと2匹飛んできました。

立派なしめ縄です。氏子の崇敬が感じられます。

この凛とした清らかな空気が好きですね。

お詣りさせて頂きありがとうございました。