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nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

丹後半島巡り 1

2019-05-06 10:55:47 | 旅行記

平成31年4月25日(木)曇時々雨

 かねてから見学したいと思っていた『コウノトリ公園』へ、クラブツーリズム社のツアー『丹後半島ぐるり絶景巡り3日間』に含まれて

 いることがわかり、参加することにしました。 

 このところ好天気が続いていましたが、昨日から変わって雨模様になり、今朝も雨が少し残っている中を出発しました。

 初日の今日は新幹線で『岐阜羽島駅』へ行き、そこから名鉄観光バスで三方五胡を経由して宮津へ行くことになっていました。

  

岐阜羽島駅 

 岐阜羽島駅は1964(昭和39)年、東海道新幹線(東京~新大阪)開業時に新横浜、小田原、熱海、静岡、浜松、豊橋、名古屋、米原、

 京都の各駅とともに設けられた途中駅のひとつです。

 岐阜羽島は関ヶ原の雪や異常時のことも想定しつくられた駅で、東海道新幹線の中間駅としては規模が大きく、4列車まで停留が可能で

 大雪や、異常時における列車の留置などに対応できます。                      【JR 東海】

     * 

 ところが岐阜県から滋賀県を経由して福井県に近くなると、雲が次第に厚くなり、雨が降り出してきました。

 予定の『三方五湖レインボーライン』から山頂公園に着くと、雨と共に濃い霧が出て周囲の展望がきかず、ケーブルを利用して山頂へ行

 く筈でしたが、残念ながら運行中止となっていました。止むを得ず山頂公園のショップでトイレ休憩となって山を下りました。

  

 『へしこ』とは、青魚に塩を振って塩漬けにし、さらに糠漬けにした郷土料理、および水産加工品である。

 若狭地方および丹後半島の伝統料理で、越冬の保存食として重宝されている。      【Wikipedia】

三方五湖

 三方湖(みかたこ)、水月湖(すいげつこ)、菅湖(すがこ)、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)の五つの湖。
 
 水質(塩分濃度)と水深がそれぞれ違いから、湖面の色も微妙に違いがあり五色の湖と言われる神秘の湖。
 
 レインボーラインの山頂公園は三方五湖を一度に観ることが出来る絶景ポイントとなっています。

 2005年11月8日 「ラムサール条約湿地」に登録。                                     【レインボーライン】

          

 バスは国道27号線を経由して舞鶴市内へ入り、『道の駅・舞鶴港 とれとれセンター』でトイレ休憩を兼ねてショッピングタイムとなりま

 した。

  

 ここの海鮮市場では、採りたての魚などをその場で調理して食べられるようにテーブルが並べられていました。

 また天橋立土産の『股のぞきという銘菓がここでも売られているのが目立ちました。

  

 次いで京都丹後鉄道の『四所駅』前でバスを降り、ここからローカル電車に乗り、海の上を走ると言われる鉄橋や、若狭湾沿いの景観を

 眺めながら『栗田駅』まで行くことになりました。 

京都丹後鉄道 

 もとはJR西日本の路線で、1990年4月1日から北近畿タンゴ鉄道 (KTR) が運営していた宮津線の一部であるが、2015年4月1日からは

 WILLER  TRINSを第二種鉄道事業者、北近畿タンゴ鉄道を第三種鉄道事業者とする上下分離方式によって運行されている。

 上下分離が行われた際、宮津線については宮津駅を境に東側(西舞鶴側)24.7 km を「宮舞線」、西側(豊岡側)58.9 km を「宮豊線」と

 して路線愛称を分離した丹後半島の付け根を通り、日本三景の天橋立などへの観光の足となっている。

   

四所駅 【愛称:四所しだれ桜公園(ししょしだれざくらこうえん)駅】

 相対式ホーム2面2線を有し、列車行き違いが可能な宮舞線の駅で、駅舎はこの付近に関所があったことから、関所をイメージしたデザ

 インになっています。無人駅で、駅舎は北側(2番のりば側)にあり、南側の1番のりばへは豊岡方の踏切で往来します。

     *

 四所駅は無人駅で線路を跨いで反対側のホームから電車に乗りました。車両は一両編成で乗客は通学の高校生が目立ちました。

 ツアーのパンフに「海の上を走る」とありましたので、小生は車両の先頭でその景色を楽しむことにしました。

 ところが途中から強い雨が降り出し、窓ガラスに水滴が付いて景色が見にくくなり、由良川の河口近くの由良川橋梁(長さ551m、海面

 からの高さ6m)を渡ったので、海の上を渡るという感じではなく、期待が少し大きすぎた結果となりました。

  

 栗田駅からは四所駅から迂回したバスに乗り、次の目的地『天橋立雪舟観展望台』へと向かいました。

栗田駅(くんだ駅)

 栗田湾を優雅に飛び交うカモメを駅舎のメインイメージに、自然豊かな海を駅前広場で演出し、やすらぎとうるおいを感じさせる和風調

 のデザイン。2面2線(相対駅)で列車行き違い可能な地上駅で、駅舎は2番のりば側にあり、互いのホームは跨線橋で連絡しています。

                                                   【京都丹後鉄道】

 相変わらず降り続く雨の中、宮津湾沿いの道に出て間も無く『天橋立雪舟観展望台』の前に到着しました。展望台へは獅子崎稲荷神社

 の階段を上がったところにあります。その急な階段には赤い鳥居が多く並んでおり、小生はその右手にある緩やかな坂道を利用して上が

 りました。ここには『ミツバツツジ』の群落があり、雨の中に少々彩りを添えてくれていました。

  

 展望台からは宮津湾越しに天橋立が見えるとのことでしたが、生憎の靄が濃くはっきりとは分かりませんでした。

  

天橋立雪舟観展望台

 室町時代後期の画僧、雪舟がここからの眺望を水墨画「天橋立図」に描いたことから、その名を持つ展望所。

 階段を5分ほど登った展望所からの景観は完全に横一文字。背後の山々に日が沈む頃の景色は、特に素晴らしい。

 展望所には小さな休憩所があるだけなので、とても閑静で自然の魅力にあふれている。    【京都府】

     *

 これで今日の観光は終わり、宿泊場所の『ホテル&リゾーツ京都宮津』へ到着しました。

  

 部屋は海側でしたが、やはり遠望は効かず、一日の汗を流して2階のレストラン『四季』でバイキングスタイルの夕食を摂りました。

 小生は、日本海の魚類を中心に選んでいました。

  

 ということで、ツアー初日はすっかり雨に祟られてしまいました。

ホテル&リゾーツ京都宮津

 京都の奥座敷、日本三景「天橋立」を臨むホテル。

 海側の部屋で寛ぐ、ゆったりとした間取り、天橋立宮津湾若狭湾を望む客室からの眺望はまさに絶景。ツインルームの洋室は 36㎡、 

 和室は 10畳の広々とした間取り。お部屋の窓に広がる景色は四季折々の美しさ。 贅沢なひとときを楽しめます。  【ホテルHP】

 念のため晴天時のホテルの画像を載せておきました。

   

 8.56.東京駅発 (こだま641号)→ 11.54.岐阜羽島駅(名鉄観光バス)12.10. → 13.50. 三方五湖レインボーライン・ 山頂公園 14.10, →

 15.40. 道の駅・舞鶴港 とれとれセンター 16.25. → 16.44.四所駅(京都丹後鉄道)⇒ 17.00. 栗田駅 17.10.(バス)→ 17.25. 天橋立雪舟観

 展望台 17.40. → 17.50. ホテル&リゾーツ京都宮津 着  409号室 

宮津市 面積 : 172.74㎢、人口 : 17,384人(2018.10.1.)、人口密度 : 101人/㎢               

 京都府の北部に位置する市である。日本海の若狭湾に面しており、日本三景の天橋立で有名。

 間に与謝野町を挟み、市域が南北に飛び地になっている。この南北の飛び地を天橋立がつないでいるが、自動車は天橋立を通行できない

 ため、自動車で南北の飛び地間を移動するときは与謝野町を通過することになる。

 市の中心部は南部にあり、市街地が宮津湾に面している。天橋立の東側、栗田半島の西側の海が宮津湾、天橋立の西側が阿蘇海である。

 栗田半島にはリアス式海岸の入り組んだ地形が見られる。北部には世屋高原がある。日本海側気候であり、豪雪地帯に指定されている。

                                                  【Wikipedia】



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