令和5年5月3日(水)
・ヒメヒオウギ
今年になって庭の隅に気がついた花があり、調べると『ヒメヒオウギ』と分かりました。
野鳥の落とし物に含まれていたのでしょうか、我が家では何もしておらず、嬉しい贈り物になりました。
ヒメヒオウギは「姫檜扇」と書き、小型で可憐な姿が魅力です。ヒメヒオウギは半耐寒性の秋植え球根で、夏は休眠します。
日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されてきました。暖地では、こぼれダネで自然にふえるほど丈夫です。
茎葉は細く、草姿10〜30cmが小さいわりには比較的大きな花が咲きます。花径は2.5cmくらい、1輪の花は3~4日開いています。
成長も早く、秋にタネをまくと翌春には開花するほどです。
最も一般的な基本種はラクサ(Freesia laxa)で、朱赤の花を咲かせます。【植物図鑑】より
・ナミアゲハ
ナミアゲハ(並揚羽、学名:Papilio xuthus)は、チョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。
日本では人家の周辺でよく見られるなじみ深いチョウである。
ナミアゲハをはじめとするアゲハチョウ属Papilio の多くは、ミカン科植物を幼虫の食草としている。
交尾が終わったメスの成虫はミカン、カラタチ、サンショウなどのミカン科植物にやってきて、羽ばたきながら新芽に止まって腹部を曲げ、葉の上に一粒ずつ産卵する。
卵は直径1mmほどの球形をしている。最初は黄白色をしているが、中で発生が進むと黒ずんでくる。
孵化した一齢幼虫は黒褐色で体表に多くの突起があり、毛虫のような形をしている。孵化した幼虫は一休みした後に自分が入っていた卵の殻を食べ、その後に食草を食べ始める。
一齢幼虫が脱皮して二齢幼虫になると、毛が少なくなりイモムシ形となる。 【Wikipedia】より
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我が家では、令和3年に友人から分けてもらった幼虫を育てて、夏至の日に巣立つまで世話をしたこともあってか、その後毎年飛来するようになり、今年も柑橘類の葉に産卵し、
幼虫のいるところを見つけました。昨年と同じように自然に任せて観察したいと思っています。
一齢幼虫が脱皮して二齢幼虫になると、毛が少なくなりイモムシ形となる。
また、黒褐色の地に白色の帯模様が入る独特の体色に変化する。目立つ体色のようだが、これは鳥の糞に似せた保護色で、敵の目をあざむいていると考えられる。
以後四齢幼虫まではこの体色のままで成長する。4回目の脱皮をすると体長5cmほどの五齢幼虫となるが、これが終齢幼虫である。
五齢幼虫は今までの鳥の糞模様から緑色のイモムシへ変わり、胸部に黒と白の目玉模様ができ、小さな緑色の蛇のような風貌となる。
五齢幼虫になると一気に成長し大きくなる。 【Wikipedia】より
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その後6日になって、二、三の五齢幼虫になっているのを見つけました。
まもなく蛹になり、飛び立つことになるようです。
・ニオイバンマツリ
ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia)は、ナス科ブルンフェルシア属の常緑広葉樹の低木で、熱帯アメリカ原産。
日本には明治時代末期に渡来し観賞用に栽培され、「ブルンフェルシア」という名でも流通している。
初夏から夏にかけて(7 - 8月)花が咲く。花は直径4cmの漏斗状の花弁で5弁に開く。花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで最後は白色になり、
1本の木で2色咲いているように見える。強い芳香がある。
葉は互生し、長さ5-10cmの広楕円形で、革質で光沢があり、葉裏には毛がある。 【Wikipedia】より
・シンビジュウム
米寿の祝いに頂いた「シンビジュウム」ですが、今年で5年めになりますが毎年のように咲いて、楽しませてくれています。
今年の3月から撮った写真を載せてみます。左りから3月31日、4月5日、4月8日のものです。
シンビジウムは、東南アジアやオーストラリアに自生する原種をかけあわせて作られたランの仲間です。
カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウムとともに4大洋ランといわれています。
草丈30~80cmに生長し、寒さに強く、凍らなければ枯れません。大型、中型、小型があり、花色のバリエーションも豊富です。
日本にはじめて紹介された洋ランで、1859年にトーマス・グラバーによって持ち込まれました。
その後、盛んに品種改良が行われ、今も胡蝶蘭の次に生産量が多い、人気の花です。
学名は、ギリシア語で舟を意味する「kymbes」と、形を意味する「edios」が語源で、リップ(くちびる状の花びら)の形が船底の形に似ていることに由来します。