信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

季節の移ろい

2007年10月01日 23時47分48秒 |  日記
ふにゃぁぁ。
気温が一気に13度に落ちた。
すぐに戻るかと安易に考えていたら、もう3日も冷たい雨が降り続き
家の中に引きこもり続けている始末だ。
27日と28日は千葉の実家に帰り、べたべたの湿度の高い中でまた暑い日がやって来たと汗で崩れた顔と髪の毛に閉口していた。
それなのに、原村に戻ってくるなり13℃とは・・・・。
これは冬の始まりだ。

菊作りもお彼岸向けの出荷が一気に過ぎ去った。
10月はこれまでの菊の畑を後始末をして、次の季節の苗を準備して
作業は終了する。
9月の最終日曜日から暫く仕事はお休みになった。
これまでの毎日の規則的な時間の流れがなくなったのだ。
お陰でたまりに溜まった事務作業と家の中の掃除がこれで時間が出来た。
しかし・・・・なんだこの喪失感は。
菊作りの仕事のお手伝いするについて自分なりに随分と悩み、引越しして間もない4月8日から畑へ出た。
暫く慣れない仕事に悩んだ。
そういう日もあったことをすっかり忘れ、今喪失感でさびしい思いをしている。
元の勤務は20年間も働いていたのに、しみじみ職場を去った気分を味わうことも無かった。
それは新しい引越し先の環境に慣れることに気持ちが先行したためと思われる。
しかもあの頃は寒かった!
4月に雪も降ったし。

カナダのナイヤガラのワイナリーで働いていた娘も5ヶ月の勤務を終えた。
周囲の同僚や大家さん、たちから毎日送別会をしてもらい日本で経験したことが無い感情を味わっている。母と娘、同じ頃から5ヶ月間、経験が無い仕事を未知の土地で5ヶ月間働き、終了してみると喪失感で一杯の気持ちを味わっている。
彼女は確実に悩んだ分だけ成長した。
それも遠く日本を離れ、多国籍の外国人の労働者の中で、十分とはいえない英語で働く中から自分なりの考えを手にしたのだ。
娘のブログを読んでそれが伝わり、ほろりと来た。
しかし終わりということは次に何かが始まるのだから、今後ぴたりと何かに納まることを願い暫くの間自由になった時間を親子共に使っていこう。

こうしてこの2日間、終日机に向かい、事務作業を行い、手紙を何通も書き、パソコンに向かい、そしてパスポートの申請のための作業を終了した。
台所も壊れた洗濯機を交換し業者が届けに来たのでついでに大掃除をした。食器戸棚まで整理してしまった。
雨で外へ出られないということは家の中がきれいになるという仕組みだったのか。


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