信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

面白い話

2016年11月20日 13時44分25秒 | Weblog
いつだって笑ってしまう時間ってあるものだ。
伊那に住んでAMもFM放送も電波障害で聴取できなくなりつまらなかった。

神奈川へ車で行くと途中からAMで懐かしい、懐かしいTBSラジオが聞けてとても嬉しい時間が流れた。
永六輔の声も長らく聴けず、きたやまおさむの声など聴けたときは
太平洋の中からダイヤを見つけたような気分だった。
2年ほど前からradikoで放送が聞けるようになり便利になった。
しかし放送界も時代とともに放送内容の編成が行われ、若い世代の話がつまらなくなった。

ただ、楽しみにしているのが土曜日の午後の久米宏と大沢悠里、日曜日の安住紳一郎のにち10
で結構週末は予定が入り聞き逃すことが多く、残念無念といつも思っていた。

しかし救われる道はさらに続く。
1週間前の放送が遡って聞けることになった。
ただし、安住さんのだけは放送されないが。

この3人の番組の共通点はゲスト出演から知らなかった知識を得ることだ。
知らない世界で仕事をしている人を選んだ話題は全く新鮮で嬉しくなる。

安住紳一郎の番組でもそうだが、面白いのがテーマを決めて投稿を募り
紹介される話が、必ず笑ってしまう。
世の中こんな考え方をする人がいるとか、そうそうと、うなずく。

大体台所での仕事中なので手を濡らしているから、大慌てで書いておかなくちゃぁ
とメモに取るが間に合わないことが多い。

最近気に入った投稿。読むたびに一人で大笑いする。
安住さんが読むから面白みが100倍違うのだが、アナウンサーのキャラは大きいと思う。

家族についての投稿

● 母から娘の自分が出掛ける際、後ろから声をかけられた、
  頭をドレッシングして出かけなさいと。(ブラッシングのことらしい)

● 息子の投稿
  70歳の父親はPCもスマホもやらないが話しには常に参加してくる。
  しかし難しい話になると詳しくはWebでと逃げてしまう(どこまでわかっているのか聞けない)

● 幼児の母親

   最近の心配
   3歳近くなったムスコが言葉を覚え始めた。
   先日から突然、寝る前にさあ、カネ、かんじょうするかなぁと立ち上がるようになった。
   ぎょっとして一体、どこから覚えてきたのかと考える。
   と、同居している姑がいつも寝る前によっこらしょっと立ち上がるときに
   さあ、カネ勘定して寝るかな・・・・といっているの   を思い出した。
   3歳にどう説明して止めさせようかと悩む。

● アルバイトの経験の投稿

   20年前、動物病院でバイトをした。
   男性が診察を希望し、元気がないので相談するところを知らないからやって来たと
   亀を見せた。
   カルテを作るので亀の名前を聞いたら、男性はのっそり君と答えた。

   医師は患蓄を呼び出す時に、名前を呼ぶがのっそり君とドアをあけて呼んだら
   待っている人たちが皆下を見て笑いをかみ殺していた。
   医師は慎重に診察した後、これは病気でなく冬眠ですと言った。
   自分はそばにいて笑いたいのを我慢して自分の足を強くつねっていた。
   そのあとトイレを駆け込んで大笑いした。
   20年経っても今でも思い出す話だそうだ。

  テレビでは拾えない面白さもラジオならではのものである。


  


こんな日もある

2016年11月20日 12時47分41秒 | Weblog
昨日の土曜日は予定が珍しく3つ続いた。
勤務していれば過密スケジュール当たり前でそれに慣れ切った日々を送り、
いざ退職して地域に引っ込めばカレンダーはぽつんぽつんと埋まっていく。

面倒くさい、家でゆっくりしていたいを選べば認知症への道は距離が縮んでいくので
なるべく外出の予定は入れていく。

朝から雨の予報は当たり強く降っている。
月例の高遠のバラ園のボランティアの集会が9時にバラ園に集合する。



折から雨の降り方が強いので、近くにある高遠閣に移動し冬のバラの管理の
講義になり、その後会員の中にそばを打つ男性がいるので、新そばの出来立てを頂く。
花を愛する男性は趣味も豊富で、そば打ち10年との経歴の人もおり、では
人生の楽園のようにそばのお店を開いては?と言われていやいや、本職がありますからとか
まだ修業が足りませんからとか謙遜する。

新そばは9月からPRされるが実は11月ごろからがおいしくなるという。
茹で時間はストップウォッチで計り、きっかり90秒、おいしい秘訣の一つだ。
すぐに冷水で洗う。

雨が降りもみじの葉が色鮮やかで、そばでお腹一杯になったがさらに盛り上がった会員のおしゃべりは
延々続き、3時間が経ったときに遂に追い出された。
お互い碌に名前も覚えられず話が続くというのは素晴らしい。

次は3時からこれも例会のかやぶき倶楽部の音楽のコンサート。
雨は続き、高台にあるお寺の庭園はこれもまたもみじが美しく、
本堂でクラリネットコンサートが開かれた。





クラリネットの演奏会は初めてで、地元の中学生の吹奏楽部2校も参加し賑わった。
アンコール2回も応えての大サービスでその後1時間ほど合唱をする。

かやぶき倶楽部の会員は大半が50代以上の女性で中学生は孫かひ孫くらいの年齢差が
あり
歌う曲目ではリンゴの唄とか唱歌とか出てくるとコドモたちは全く知らないときょとんとしている。
70代の老女は大声を張り上げて歌っているが、狭い日本の中でも時代の差は外国人並みだ。

自分も声を張り上げて上を向いて歩こうや夕焼け小焼けをうたいいったん家に帰る。

夕方6時から地元自治会の常会の婦人部の総会とやらに出席する。
まだ常会に加入して2年目だが、毎月の定例の集金常会には夫が出席するから
その妻とは無縁だった。
近くで顔を合わしても名前も知らない、顔も知らないという大変失礼なことになっている。

役員を決め事業報告し、会食になったが、女性ばかりとなるとこの場も普段知らない
顔ぶれでも同じ地域に住んでいることから賑やかなおしゃべりの場となり、
遂に最終家に帰ったのが夜の10時近く。
個人的に作った栗ご飯やキノコ入りの野菜の煮物、とりどりの自慢の漬物など
食べきれないほど登場し、持ち帰りになるほどだった。

決して無口ではないためおしゃべりに参加し、大笑いを繰り返し、今朝起きたら
声がガサガサ声になり果て、仕事ではなく一日中喋るとこういうことになるのだ。

信州へ移住し9年目だが話し相手ができたことはラッキーだった。