信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

諏訪湖上花火大会

2011年08月17日 22時11分57秒 | Weblog
今年も待ちに待った花火の日がやって来た。
いつも来年も必ず来ようと思いつつ、夜空いっぱいに盛大に上がる花火を見上げている。
戦後始まった諏訪湖の花火大会は今年で63回目となり、3月の東日本大震災の鎮魂と冥福に
黙祷から始まった。
今年は大震災があったので花火大会は中止される懸念もあったが、花火を通じて
エールを送るという前向きの催しとなった。

39,000発の花火と50万人の見物客で普段静かな湖畔は全く違った景色となった。
4時間席を取って7時からの開会まで待つが今回は雲が多く、日傘を指さねばならない暑さも
なく風が抜けていく湖畔で昼寝まで出来た。

観光客より多いのではないかと思うほど屋台も出た。
超ワイドスターマインと大爆音で始まるが諏訪湖は四方が山に囲まれているので
音響効果が良く、体の中を突き抜けて行くほどの音は凄まじい。



水上スターマインとナイヤガラが最高の人気もので周囲は大騒ぎしながら天を見上げている。
花火が終わると信州は秋に近づいて行く。
また来年会いましょうと約束しながら膨らんだ気持ちがゆっくりと萎んでゆくのを感じるのが
毎年のことである。

  
            

来年は遅ればせながらムスコの試験合格祝と、ドイツから帰任する姪夫婦のお祝いと、
ムスメの結婚祝いが重なり花火に託しお祝い花火にして見ることが大きな楽しみになることを願う。