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conscience

my diary

夏模様

2024年06月13日 | 日記
 紫陽花の花が見られ、ヤマモモの実が路上に落ちているのを見られる季節となってきた。新聞を見ると、今日の最高気温の予想が30℃と書かれている。今朝も四時起きで、近所の倉庫街の全長200mばかりの通路を三往復ばかりスロージョギングをした。紫外線が強い昼間には、家の中でテレビを見たり、読書したり、昼寝をして過ごしている。
 岸田自民党は連敗続きながら、政治資金規正法の改正案が参議院で審議されているが、抜け穴だらけで実効性が無いのは明らかだ。米国のように多数の個人から少額の献金を集めるような仕組みを作るなど、政治に金がかかるというのならば、根本的な改革が必要なのに、与野党問わず、政治家は、そんな構造改革には目を背けて来た。そんな中で、東京では、緑の狸オバサンと赤い噛みつき亀オバサンが中心となる戦いが始まろうとしている。この戦いに自民党色があるのがマイナスの影響を与えるとして緑のオバサン陣営は極力これを隠そうとしているようだ。緑のオバサンのパフォーマンス力や世論の動きを見る力などの政治力は卓越したものがあるだろうが、所詮、都知事となることが限界だったような気がする。かといって、噛みつき亀女史も一番になるには力不足のような気もする。

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警察キャリア幹部において、隠蔽体質が蔓延しているのだろうか?

2024年06月06日 | 日記
 『警察の内部文書を外部に漏えいしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕された鹿児島県警前生活安全部長・本田尚志容疑者(60)の勾留理由開示の法廷が5日、鹿児島簡裁(山之口忠裁判官)で開かれた。本田容疑者は意見陳述で、「県警職員が行った犯罪行為を、野川明輝本部長が 隠蔽いんぺい しようとしたことが許せなかった」と述べた。』と報道されている。事実関係については、現在、裁判で係争中のことではあるが、仮に、それが本当のことであれば、県警本部長という警察キャリアの職業倫理が問われることになるかもしれない。警察幹部の隠蔽ということでは、過去に、安倍氏に忖度した記事を書いたことのある記者が行ったとされる不同意性交容疑について、逮捕寸前であったのに、突然、警視庁幹部からストップがかかったとの話が流れたこともあるし、木原氏の妻の元夫に関する事案でも、何らかの忖度が働いて事件化されなかったのではないかという話も流れており、いずれも、警察キャリアが関与していたのではないかという噂がある。警察は、階級社会であり、キャリアについては、在職中は上級職幹部となり、退職後は天下りが保障されているが、彼らの中には、自らの失態を恐れたり、権力者に忖度する体質があるのではという疑う向きもある。しかし、かって、敗戦後の治安維持に当たり、警察庁長官を退職してからは、田中角栄内閣の事務方の官房副長官として招かれ、参議院議員、副総理、内閣官房長官などの要職を歴任した後藤田正治氏も、そういう意味では、政治色の強い警察キャリア幹部であったかもしれなかったが、ある時、「日本人は大事なことほどその場の空気で決め、決まると一瀉千里に走り出す。職場でもどこでも『ちょっと待って、異論がある』という勇気が大事だね」と言ったとされる。今回の鹿児島県警の不祥事について考えると、後藤田氏のような気概を持った警察官僚は、最早、希少種になっているのではないかと思われてならない。
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日々新たに、古稀になった私、ある一日

2024年06月01日 | 日記
 退職してから、毎日同じことの繰り返しのようで、いつの間にか8年近く経ってしまったような感がする。特に、妻以外の親族とは離れて暮らしているので、人間関係のストレスは無いが、ボーっとしている間に時が過ぎて行って、いつか自分自身に残された時間が少なくなっている気がする。
 「死神」という落語に、『死神に連れられて地下の部屋に入ると、人の寿命の蝋燭の火が一面に並んでいて、他人の蝋燭の火を自分の蝋燭に移し替えられたら自分の消えかかった寿命を伸ばすことが出来ると言われて他人の蝋燭の火を自分の蝋燭に移し替えていたところ、最後になって、死神によって主人公の蝋燭が吹き消されてしまった』との話があるが、人間という生き物の、生への執着と虚しさを感じたものだった。
 夏至に近づいている、この時期、4時過ぎになると仄かに明るくなってきているので、今朝も、ラジオ英会話のテキストを読んで、少し頭を疲れさせてから、日の出前に運動しようと5時前にサイクリングでマリンピア北公園まで行き、周辺をスローランニングしてきた。新しくできた徳島南部道に沿った下道は、人通りも少なく、時折ジョギングをしている人を見かけることもあり、サイクリングやジョギングをするには快適なコースである。昨日は、久しぶりにユニクロに買い物に行き、Tシャツと薄手のパーカーを買ったので、早速、今朝着用して走ってみたが、値段の割にはドライ機能も感じられて着心地が良かった。ユニクロは、昨日は、平日の昼間であったせいか、結構、年寄りめいた買い物客もおり、古稀の私でも、そう違和感を感じることが無く買い物が出来た。セルフレジも、買い物籠を置くだけで商品の値段が表示され、クレジットカードのタッチ決済もスムーズに行えた。
 今日は、11時からドジャーズの試合の中継を見て、妻がファンの阪神の試合中継も見て、夕方近くになってからスーパーに買い物に行くことになるだろう。11時までの間は、市立図書館で借りている小説でも読んで過ごそうと思っている。 刺激の無い生活を送ってはいるが、面白い小説を読むと、小説の中の登場人物になったようで何かの刺激を覚えることもある。しかし、最近の若い人が書いた小説には、あまり共感も出来ないし、夢中になって読むことも少ない。まだ、昔の作家の小説とか、欧米の作家の小説の方が面白く感じることが多い。漫画全盛時代で、テレビドラマや映画なども漫画原作の作品が多いが、昔の作品のような面白さが無くなっているのは、戦後の教育制度で、良い子、無難な子を育てようとして、かと言って、いじめなども無くすことが出来ず、ネットリテラシー教育にも失敗し、不登校や引きこもりの子を増やしてしまっただけである教育政策の大きな失敗のせいだろうか。
 東京都の知事選では、緑の古狸めいてきたオバサンと、赤いカミツキガメのようなオバサンとの間の戦いになりそうだ。もとより学歴などはどうでも良いことだが、古狸オバサンは、カミツキガメオバサンと比べると、キャスター経験を生かしたメディア戦略では世論操作に長けているかのようにも見えるが、かって、初めて都知事選に立候補した時に批判していた自民党都連の闇に、いつの間にか自分も成り代わっていて、マスコミ操作、都職員に対する人事を利用した威圧、自民党や公明党、国民民主党などとの政治取引などの疑惑もあるようだ。一方、カミツキガメオバサンも、他者への鋭い批判には長けていても、憲法九条問題や原発廃止問題では、原則論者のようで、政治的な妥協というものが出来ず、民進党代表の時も統率力等に問題があったようだ。都民で無いので投票権は無いが、東京都が日本の首都であるだけに無関心ではいられない。東京都も、少子・高齢化や災害対策という、日本の他の地域も抱えている問題を同じくしている。首都移転ということが、昔一部で議論されていたと思うが、どうなってしまったのだろうか。黒船が江戸湾に来て、開国してしまったのも、当時の江戸が、海からの砲撃に弱かったということも大きかったと思う。現在も、首都への一極集中は、防衛的にも大きな弱点であり、国土の均衡ある発展の面からいっても問題が多い。知事選は、単なる二人のオバサン対決よりも、日本という国の将来に関わる大問題のような気がする。
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