木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

お盆が来て想い出す出来事は。。。

2012-08-15 | 木漏れ日の日記
 
お盆が来ると思い出します。
東北大震災の前日に亡くなった弟のことを。。。
弟は3年前の8月に突然黄疸が出て
病院に行くと胆管癌と診断されました。
県内の大学病院で手術を受けましたが
癌は胆管や肝臓のまわりの腹膜に浸潤して
癌は取り切れませんでした。
弟はそんな手術結果を知らず
手術は成功したものと思いこんでいました。
完全告知を望んでいた弟に対して
弟家族や兄弟は告知を望まなかったのです。
そして手術から僅か6ヶ月という早さで
逝ってしまったのです。

思い起こせばいろんな思い出が蘇ってきます。
幼い頃、教室の外から弟の泣き声が聞こえると
落ち着かなくなって窓の外ばかり気にしていたら
先生が怒って私を立たせたこと。。。
春には毎年のように弟家族と旅行に出かけたこと、
でもやっぱり再入院してから弟と交わした
言葉の数々は忘れることはありません。。。

弟は逝く4日前に云いました。
愛用のカメラ2台を差し出して「使ってくれ」と。。
私は弟の余命がそう長くないと知りながら
「退院して元気になったらまた使ったらいい」
「だから要らないよ」と断ったのです。
すると弟は「俺の気持ちじゃないか」。。。
と云って泣き出してしまったのです。

弟の辛い心情を理解してやれず、
心の支えになってやれなかったことを
今は後悔しています。

今は弟の形見のカメラを使って
ブログの写真を撮っています。
そして二度と帰ってこない在りし日の弟を
日々忘れることはありません。

弟の癌闘病生活中の記憶を綴ったブログはこちらです。
消えない思い出


昨日の北側庭風景です。
小さかったハナミズキは僅か3年ほどで
大きく成長しました。
その前に昨日投稿した珍しい花、
ケラトテカ・トリロバが咲いています。
アフリカ原産の1年草で水はけと、
陽当たりのよい場所を好みます。


黄色のコスモスと背景はブルーアイスです。
更に後方にはDIY物置小屋が写っています。


ケラトテカ・トリロバはこぼれ種で毎年生えてきます。
場所は所かまわず、
痩せ地でも小さく育って花を付けています。
花期は夏から秋まで長く咲き続けて
花壇の寂しい時期に重宝しています


ジュビリー・セレブレーションという名前です。
春に比べると花弁の数も減って
花色も退色しているようです。
本当はもっと豪華に見える花なんですが。。。


アンバークイーンという名前です。
夏になってかなりバテバテ気味です。


ツル薔薇のアンジェラです。
花付きが良く過酷な夏の環境でも
次々に蕾があがってきます。


エキナセア・グリーンエンジェル。
菊科の宿根草であるため毎年株が大きくなっています。


入り口のパーゴラの下でニチニチソウが咲いています。
次々に花が咲いてパーゴラの足下を華やかにしています。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログ読ませていただきました (みさ)
2012-08-15 21:10:14
とても胸に響くブログでした。
komorebiさんの写真、だから、あたたかいんですね。
これからも弟さんのカメラで撮られた写真、
たくさん見せてください・・・
返信する
みさ さんへ (komorebi)
2012-08-15 22:57:50
みささん こんばんは
コメントありがとうございました。
前を見て明るくしなければいけないのに
暗いブログになって申し訳がありません
カメラを使うために昨年の8月11日からブログを始めました。
カメラを使うと毎日、弟のことが思い浮かびます。
夏野菜うまく出来ていますね。
暑さにご用心ください。
返信する

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