木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

遥かなる尾瀬への旅

2011-09-17 | 山&旅行



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私が尾瀬へ初めて入ったのは随分昔のこと。
当時はデジタル一眼レフカメラは勿論のこと、
コンパクトタイプのデジカメさえ無かった。
だから写真をパソコンに取込むにはスキャナーか
もしくはラボに頼んでCD(コンパクトディスク)に
写真を収録してもらう方法が一般的だった。
今は携帯電話にもデジカメが搭載され、
時代の変化と進歩には驚くべきものがある。

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東京行きの寝台急行「銀河」が
廃止になって久しい。
これも時代の流れであるが鉄道ファンに
とっては寂しいことだ。
現役の頃の「銀河」を撮っておいて良かった。


私は大阪駅始発、11番ホームから寝台急行きたぐに
乗り新潟県は長岡駅経由で尾瀬への旅に出た。
遠~い昔のこと、松山恵子が哀愁の11番ホーム
という歌をヒットさせたがパソコンを扱う世代では
知っている人はもう少ないだろうと思う。


長岡駅で上越新幹線に乗り換え、
上毛じょうもう高原駅から関越交通バスで
尾瀬の入り口、鳩待峠に到着したのは
正午の少し前だった。
尾瀬は秘境の地、遥かなる山の奥地だった。
その日の泊まりを尾瀬ロッジにして
星降る夜を楽しみにしていたが
尾瀬ヶ原は夜に雨が降ったのだった。

尾瀬の朝は早い、日の出る頃
ハイカーは山小屋を出て
次の目的地を目指し、歩き始める。
写真は山小屋の前に出て出発の準備を
整える中高年のハイカー達


尾瀬ロッジを出て木道にかかる頃
背後に群馬県側の最高峰、
至仏山しぶつさんが見えた。


福島県側を仰ぎ見ると遥か木道の向こうに
東北の最高峰、燧ケ岳燧ケ岳がそびえ立っていた。
一人旅の女性がその遠景を撮っている。
尾瀬ガ原は至仏山しぶつさん燧ケ岳ひうちがたけ
ニ峰に挟まれるようにして湿原が広がり
そこに木道が果てしなくどこまでもつづく。


尾瀬が原の牛首では拠水林に
白樺が生えている。
緑の湿原に白い木肌がひときわ目立つ。
拠水林とは湿原の中を流れる
川の両岸に沿って出来る林である。
湿原には木を育てる栄養分が
不足しているが川は山の栄養分を
運んで来るのでこのような木が育つ。
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尾瀬ヶ原の牛首に出ると
広い湿原の中でニッコウキスゲが
群落を作って美しい風景を見せてくれる。


木道に人影は無く、時折湿原を渡る
爽やかな風が頬をやさしく撫でてくれる。


ヨッピ川を目指す途中で
亘って来た方向を振り返ると
至仏山がどんどん離れて
遠ざかっているのが見えた。


奥只見川の源流の方向を目指して
歩いていると東電小屋が見えた。
今、世間から注目されている
東京電力が経営する山小屋である。


この旅の4年前に泊まった
山小屋は外観は何も変わっていなかった。
山小屋の名は「尾瀬小屋」
あの時の泊まりは女房と二人、
懐かしい思いで尾瀬小屋を写真に撮った。
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今日は疲れたからこの辺で休むことにする。
つづきは明日以降に投稿する予定にしている。



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