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サンチョパンサの憂鬱

三ヶ月の魔法

四月……何をおいても命が大事。自粛、自粛の大合唱は……我々アキンドから聞けば『自殺要請』と聞こえた。しかしご尤もな『命の大切さ』だった……。

今、七月となり……頑なに命の大切さを訴えていた西村大臣……『皆さん自粛したいですか?嫌ですよね?』……ときた。
そして県を跨ぐ移動は禁止しないとした。

驚いたことに『GO Toトラベルキャンペーン』を前倒しにして実施するのだという。『一兆七千億円』の予算計上。
『自殺要請』された中小事業者の為の持続化給付金の二十倍以上の予算規模……。

二百人以上の新規感染者は七月になると
自粛する必要は全くない数字に変化してしまった。
『命の危険と重さ』って奴が妙に軽々しく語られ扱われる様になったことの不思議である。

この三ヶ月で人体が強靭化したの?
経済をガタガタにした取り組みをしといて経済が大事でしょ?と人にトラベルに出掛けましょう?なるキャンペーン。

『予算執行命』の姿勢だけが明確に伝わりくる?……何がなんでも!っていうそれに群がるグループの執念だけがハッキリ読み取れるのよね?

命の危険は事ほど作用に……その軽重は何の脈絡も無しにひっくり返ってしまった。
しかし……これは為政者が悪いんじゃない。

この流れ……『黙認と看過』によって無自覚に無チェックで承認を与え続ける『僕達市民の成果』なのである……。

三ヶ月……成る程ね、『人の噂も七十五日』を越える九十日という時間の長さの摩訶不思議な魔法だね?……。

何でもアリ!の世相マニュアル……ここに極まったと僕は思うのです。
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