
7/13(火)、新潟でも梅雨明けが宣言されました。

僕はこの日、大根畑を守る7匹の虎を目撃しました…
…という冗談はさておき、この日は2004年の三条の7.13水害から17年目でした。
17年前、高校生だった僕は7.13水害のボランティアに行ったのですが、当時マジで意志も目標もなく流されるだけで生きていた10代の自分にとって、これは唯一と言っていいくらい自分の意志で行動して良かったと思っている体験なんですよね。
当時、学校と部活の繰り返しをただただ心を殺して受け身で生きていた自分は、たまたまボランティア募集のニュースを見て、珍しく自分から行動しようと思い立ち、高校の帰りに一人で新潟県庁まで行ってボランティアの情報を聞き、休日に長靴はいてスコップ持って電車で三条まで行きました。
そのあと、夏休みには高校の友達連れて行ったりもしました。だから2回行っています。
だから、僕はよく自分の10代は何もなかったって言っていますが、ちゃんと頑張ってたじゃんね自分、って思います。
学校も部活も、これ頑張って何の意味があるんだろうと思っていたけど、ちゃんと自分が世の中のために行動できた体験はすごく大きかったです。
それに、あの時に見たものや体験したことは今でも自分の中に残ってるなと思うんですよ。
17年前に見た水害で被災した三条の町を覚えているから、今でも災害のニュースを見る度に他人事とは思えなくなる自分がいます。
時にはショックを受けすぎて、災害が起こる度に友達から心配されたりするくらいなのですが、それでも無関心で生きているよりは今の方がいいと思っています。
世の中にちゃんと目を向ける上で、どんなことでも自分で体験して自分の頭で考えるのは大事だなあと実感した体験ですね。